今回は十和田観光電鉄の大型車のうち、国際興業以外から移籍したKL-,PJ-の車両を取り上げます。近年は国際興業カラーに塗られた国際興業以外からの移籍車も増えつつあります。八戸200か697KL-LV834L12001年式元:西武バス西武から移籍したいすゞエルガノンステ。国際興業か…… more らもLV834が移籍していますが、こちらの方が一足早く移籍してきました。同じLV834でもこちらは十和田観光電鉄カラーになっています。画像の車は三沢に配置されています。八戸200か806KL-MP33JM2000年式元:神奈川中央交通神奈中から移籍したふそうエアロスター。KL-のツーステで、とりあえず1台移籍しました。十和田観光電鉄カラーの大型車は鉄道代替バスに使われており、それ以外の路線で使われることはそれほどありません。八戸200か953KL-LV280L12003年式元:相鉄バス相鉄から移籍したいすゞKL-LV+富士重工新7E。十鉄初の新7Eは岩手県交通にも移籍している相鉄中古となりました。最初に移籍した1台だけは、野辺地に配置されて青森ナンバーになったうえ、クーラー形状が異なります。国際興業カラーということで、鉄道廃止代替路線以外でも使われる模様。八戸200か994KL-MP37JK2004年式元:神奈川中央交通しばらく時間が空いてから、神奈中のエアロスターがまた移籍してきました。今回はKL-のノンステで、2台移籍しました。神奈中のKL-MPノンステは近場だと南部バスや同じ国際東北グループの岩手県交通にも移籍しています。同じ国際東北グループということで、岩手県交通の移籍車の整備を十鉄の整備工場でも行っています。そのせいもあってか、岩手県交通と同時に移籍車を仕入れ、岩手県交通より遅れて登録されるというパターンもしばしばあります。八戸200か1053KL-LV280N12002年式元:西武バス西武からエルガワンステも移籍してきました。西武のKL-LVワンステは4枚折戸と中引戸の2つに分けられますが、そのうち4枚折戸の車の大半は西武グループの伊豆箱根バスと近江鉄道に移籍しており、系列外へは弘南バス、十鉄、宮崎交通、鹿児島交通に移籍したのみとなっています。しかも、鹿児島交通以外は1台ずつ移籍しただけで終わっています。八戸に配置されており、八戸-十和田市線で使われています。八戸200か1090PJ-MP35JM2005年式元:神奈川中央交通※下の画像は同型の八戸200か1114神奈中からPJ-のエアロスターワンステも移籍してきました。まとまった数が移籍しており、あっという間に国際興業から移籍したエルガワンステに次ぐ勢力になっています。画像の車のように国際興業カラーになった車と、十鉄カラーになった車が存在します。 close

十和田観光電鉄 大型車⑥