山陽・九州新幹線で関西・中国~九州を格安で移動できる旅行商品「バリ得」。一部の「こだま」「ひかり」「さくら」「つばめ」限定ですが、割引率は30~40%以上と、他の割引きっぷの追随を許しません。この記事では「バリ得」の最新情報に加えて、予約方法、利用上の注意点をわかりやすく紹介しま……
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す。
【まとめ】山陽・九州新幹線を格安で利用できる旅行商品「バリ得」
「バリ得」は、日本旅行が発売する、山陽新幹線・九州新幹線の「こだま」、一部の「ひかり」「つばめ」「さくら」に格安で乗車できる旅行商品です。
簡単にまとめると、以下のようになります。
設定区間
関西・中国エリアの山陽新幹線各駅~九州エリアの新幹線各駅(小倉・博多、九州新幹線各駅)
関西エリア~中国エリアの山陽新幹線
利用できる列車は一部の「こだま」「ひかり」「つばめ」「さくら」限定
割引率は30%~40%以上(関西~九州の場合)
一部の「ひかり」は+1,000円でグリーン車も利用可能
変更は一切不可、払い戻しは10日前から取消料が必要(20~50%と高額)
出発日の前日まで購入可能
インターネットでの購入限定、決済はクレジットカード限定
駅の指定席券売機で受け取り可能
東海道新幹線の「こだま」に安く乗れる旅行商品「ぷらっとこだま」を利用したことがある方であれば、その山陽・九州新幹線版ととらえていただくと、わかりやすいかと思います。
山陽新幹線・九州新幹線「バリ得」とは?
山陽新幹線・九州新幹線に格安で乗車できる「バリ得」は、日本旅行が発売する旅行商品です。旅行商品ですが、新幹線の片道乗車(往復もあり)と、お茶やお菓子と交換できる「ポチッとギフト」がセットになった商品ですので、使い勝手は通常の「きっぷ」に近いものになっています。
設定期間: 2022年4月1日(金)~9月30日(金)
設定区間: 関西・中国の山陽新幹線各駅~九州の新幹線駅(小倉・博多、九州新幹線各駅)
対象列車: 一部の「こだま」「ひかり」「つばめ」「さくら」(主に以下の列車)
新大阪~博多間の「こだま」
早朝の下り「ひかり」、夜間の上り「ひかり」
上記に接続する九州新幹線内の一部の「つばめ」「さくら」
対象設備: 普通車指定席、「ひかり」のグリーン車(+1,000円)
発売箇所: 日本旅行のWebサイト(インターネット限定)
購入期限: 出発日の前日まで
主な区間の料金 ※利用する区間によって異なる
新大阪~博多: 8,600円~9,800円
新大阪~熊本: 11,000円~12,700円
広島~博多: 6,200円~9,200円
広島~熊本: 7,700円~9,500円
日本旅行のWebサイトでは、「バリ得」は、以下の3つの区間に分類されています。各商品の発着駅は以下のとおりとなっています。
関西エリア ⇔ 九州エリア
関西エリア: 姫路、西明石、新神戸、新大阪
九州エリア: 小倉、博多、久留米、新鳥栖、筑後船小屋、新大牟田、新玉名、熊本、新八代、新水俣、出水、川内、鹿児島中央
中国エリア ⇔ 九州エリア
中国エリア: 新下関、厚狭、新山口、徳山、新岩国、広島、東広島、三原、新尾道、福山、新倉敷、岡山
九州エリア: 小倉、博多、久留米、新鳥栖、新大牟田、新玉名、熊本、新八代、新水俣、出水、川内、鹿児島中央
中国エリア ⇔ 関西エリア(山陽新幹線)
中国エリア: 厚狭、新下関、新山口、徳山、新岩国、東広島、広島、三原、新尾道、福山、新倉敷、岡山
関西エリア: 新神戸、新大阪
かなり多くの区間がカバーされていますが、山陽新幹線内の近距離の区間や、九州新幹線の各駅相互間の設定はありません。関西エリア、中国エリア、九州エリアと分けた場合に、それぞれのエリア間で設定されています。
もっとも割引率が高くて、利用価値が高そうなのが、関西エリア⇔九州エリアの「バリ得」です。新大阪~博多が8,600円(44%引き)、新大阪~熊本が11,000円(42%引き)、新大阪~鹿児島中央が12,900円(42%引き)と、いずれも割引率は40%を超えています。
「こだま」利用のため時間はかかりますが、安く移動したい場合には有力な選択肢になります。詳しくは、日本旅行のWebサイトの「バリ得」のページもご確認ください。
上記のリンクをクリックすると、「関西エリア ⇔ 九州エリア」のバリ得のページに移動します。
ページ上部の「▼中国発」をクリックして「九州着」を選択すると「中国エリア ⇔ 九州エリア」が、「関西着」を選択すると「中国エリア ⇔ 関西エリア」のバリ得のページに移動できます。
「バリ得」山陽新幹線の主な対象列車(2022年4月~9月)
「バリ得」の対象列車は「こだま」「ひかり」「さくら」「つばめ」ですが、全ての列車が対象となっているわけではありません。
ここでは、山陽新幹線「こだま」「ひかり」の主な対象列車を紹介します。「こだま」は区間運転の列車が多いので、「バリ得」を利用する区間によっては、ここにあげた以外の列車を利用することもできます。
一方、九州新幹線に乗り継ぐ場合には、当日中に到着できる範囲での列車が対象となるため、以下のあげた列車が全て利用できるわけではありません。
ひかり・こだま(下り)
こだま833号: 岡山 06:30発 → 博多 09:10着
こだま835号: 岡山 07:22発 → 博多 10:02着
ひかり591号: 新大阪 06:06発 → 博多 09:19着
こだま839号: 新大阪 06:59発 → 博多 11:14着
ひかり531号: 新大阪 07:35発 → 博多 10:11着
こだま841号: 新大阪 07:39発 → 博多 12:23着
こだま843号: 岡山 10:19発 → 博多 13:23着
こだま845号: 新大阪 09:32発 → 博多 14:11着
こだま847号: 新大阪 10:32発 → 博多 15:11着
こだま849号: 新大阪 11:32発 → 博多 16:11着
こだま851号: 岡山 13:19発 → 博多 16:36着
こだま853号: 岡山 14:19発 → 博多 17:35着
こだま855号: 岡山 15:19発 → 博多 18:44着
こだま857号: 岡山 16:19発 → 博多 19:44着
こだま859号: 岡山 17:19発 → 博多 20:27着
こだま863号: 新大阪 17:32発 → 博多 22:35着
こだま865号: 新大阪 18:32発 → 博多 23:19着
こだま867号: 岡山 20:55発 → 博多 23:29着
ひかり・こだま(上り)
ひかり592号: 博多 06:16発 → 新大阪 10:12着
こだま838号: 博多 06:32発 → 新大阪 11:12着
こだま840号: 博多 07:07発 → 岡山 10:26着
こだま842号: 博多 08:02発 → 岡山 11:26着
こだま844号: 博多 09:00発 → 岡山 12:26着
こだま846号: 博多 10:03発 → 岡山 13:26着
こだま848号: 博多 11:10発 → 岡山 14:26着
こだま850号: 博多 12:02発 → 新大阪 17:12着
こだま852号: 博多 13:07発 → 新大阪 18:12着
こだま854号: 博多 14:07発 → 新大阪 19:12着
こだま856号: 博多 15:07発 → 新大阪 20:12着
こだま858号: 博多 16:07発 → 岡山 19:26着
こだま860号: 博多 16:34発 → 新大阪 21:10着
こだま862号: 博多 17:02発 → 岡山 20:22着
こだま866号: 博多 17:59発 → 新大阪 22:38着
こだま868号: 博多 19:19発 → 新大阪 23:18着
こだま872号: 博多 20:36発 → 岡山 23:20着
ひかり594号: 博多 20:52発 → 新大阪 23:32着
「ひかり」は、早朝と夜間の便のみが対象ですが、新大阪~博多で4時間半前後かかる「こだま」に比べると、所要時間がかなり短いです。3時間を切るものもありますので、時間帯があえば、「ひかり」の利用がおすすめです。
一方、山陽新幹線の「こだま」は、新大阪~博多間の全線を走破するタイプと、岡山~博多間の区間運転のタイプがあります。そのため、運転本数は岡山~博多間のほうが多く、選択の幅が広くなります。岡山~博多間は、日中時間帯でも1時間に1本は運転されているため、予定にあわせて利用しやすくなっています。
山陽新幹線・九州新幹線「バリ得」の主な区間の料金
「バリ得」のうち、もっとも割引率が高い関西エリア⇔九州エリアの料金を紹介します。一部の繁忙期は料金が異なります。
通常期: 下記の繁忙期以外
繁忙期: 4/28~5/8, 8/10~16
「バリ得」関西エリア⇔九州エリアの料金(通常期)
新大阪
新神戸
西明石
姫路
小倉
¥8,100
¥7,900
¥7,700
¥7,500
博多
¥8,600
¥8,400
¥8,200
¥8,000
新鳥栖
¥9,800
¥9,600
¥9,400
¥9,200
久留米
¥10,000
¥9,800
¥9,600
¥9,400
筑後船小屋
¥10,000
¥9,800
¥9,600
¥9,400
新大牟田
¥10,600
¥10,400
¥10,200
¥10,000
新玉名
¥10,600
¥10,400
¥10,200
¥10,000
熊本
¥11,000
¥10,800
¥10,600
¥10,400
新八代
¥11,200
¥11,000
¥10,800
¥10,600
新水俣
¥11,800
¥11,600
¥11,400
¥11,200
出水
¥12,100
¥11,900
¥11,700
¥11,500
川内
¥12,400
¥12,200
¥12,000
¥11,800
鹿児島中央
¥12,900
¥12,700
¥12,500
¥12,300
「バリ得」関西エリア⇔九州エリアの料金(繁忙期)
新大阪
新神戸
西明石
姫路
小倉
¥9,400
¥9,200
¥9,000
¥8,800
博多
¥9,800
¥9,600
¥9,400
¥9,200
新鳥栖
¥11,200
¥11,000
¥10,800
¥10,600
久留米
¥11,400
¥11,200
¥11,000
¥10,800
筑後船小屋
¥11,400
¥11,200
¥11,000
¥10,800
新大牟田
¥12,000
¥11,800
¥11,600
¥11,400
新玉名
¥12,000
¥11,800
¥11,600
¥11,400
熊本
¥12,700
¥12,500
¥12,300
¥12,100
新八代
¥12,900
¥12,700
¥12,500
¥12,300
新水俣
¥13,700
¥13,500
¥13,300
¥13,100
出水
¥14,200
¥14,000
¥13,800
¥13,600
川内
¥14,400
¥14,200
¥14,000
¥13,800
鹿児島中央
¥15,100
¥14,900
¥14,700
¥14,500
「バリ得」は本当にお得? 他の割引きっぷとの比較
「バリ得」は旅行商品として販売されており、通常のきっぷとは、変更や払い戻し、乗り遅れ時などのルールが異なります。あとで詳しく紹介しますが、変更不可、払い戻し時は高額な取消料が必要など、一般的なきっぷに比べると、かなり制限が厳しくなっています。
それでは、そこまでの制限を受け入れても、「バリ得」は本当にお得なのでしょうか? 通常料金と比べてお得だったとしても、JR西日本が発売する割引きっぷと比べてもお得なのでしょうか?
新大阪から主要駅の区間で、「バリ得」と主な割引きっぷの料金を比べてみましょう。
新大阪~広島
新大阪~博多
新大阪~熊本
新大阪~鹿児島中央
購入期限
バリ得
¥6,800
¥8,600
¥11,000
¥12,900
前日まで
35%
44%
42%
42%
スーパー早特21
-
-
¥12,470
¥14,700
21日前まで
34%
34%
スーパー早特14
-
¥11,690
¥14,390
¥16,970
14日前まで
23%
24%
24%
EX早特(平日)
-
¥13,140
¥16,820
¥20,000
3日前まで
14%
11%
10%
EX早特(土休日)
-
¥12,770
¥16,820
¥20,000
3日前まで
16%
11%
10%
こだま指定席きっぷ
(2名以上~)
¥7,810
-
-
-
前日まで
25%
おとなびWeb早特
(のぞみ・みずほ)
¥8,490
¥12,470
-
-
7日前まで
19%
18%
おとなびWeb早特
(こだま)
¥6,250
¥9,160
-
-
7日前まで
40%
40%
通常料金
¥10,420
¥15,280
¥18,880
¥22,310
-
※通常料金は「ひかり」「こだま」利用の料金
※上段は乗車券+特急券の合計額、下段は通常料金からの割引率
山陽新幹線~九州新幹線でもっとも割引率が高いきっぷとしては「スーパー早特」がありますが、「バリ得」は、21日前までに購入が必要な「スーパー早特21」、14日前までに購入が必要な「スーパー早特14」いずれよりも安くなっています。「スーパー早特」は「のぞみ」や「みずほ」にも乗車できるので、単純な比較はできませんが、2~3週間前までに購入が必要なのに対して、「バリ得」は前日まで購入できます。急ぐ旅でなければ、「バリ得」は十分にお得でしょう。
また、3日前までに購入できる「EX早特」(割引率10~16%程度)と比べても、「バリ得」のお得感が目立ちます。
唯一対抗できそうなのが、50歳以上で加入できるJR西日本の「おとなび」会員向けの割引きっぷ「おとなびWeb早特」です。九州新幹線にまたがる設定はありませんが、「こだま」利用の場合は割引率が約40%と、「バリ得」とほぼ同レベルの安さです。ただし、50歳以上という年齢制限に加えて、7日前までに購入する必要がある点には注意が必要です。
「おとなびWeb早特」については、以下の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
【おとなびWEB早特】 JR西日本の山陽新幹線や特急列車が2割引き、こだまは4割引き! おとなび会員限定の早期割引きっぷを活用しよう!JR西日本のミドル・シニア向け会員サービス「おとなび」は、50歳以上で入会できます。割引きっぷやフリーきっぷなど、いろいろな特典がありますが、通年を通して山陽新幹線や在来線特急列車が3割~6割引きになる「おとなびWEB早特」は使い勝手の良い割引きっぷです。この記事では、「おとなびWEB早特」の概要、購入方法の紹介に加えて、JR西日本の他の割引きっぷとも比較してみます。www.kzlifelog.com2022.04.04
以上をまとめると、「バリ得」は、乗車できる列車が「こだま」などに限定されるため、所要時間はかかりますが、価格面では他の割引きっぷと比べてもかなりお得 である、ということが言えます。
「バリ得」の予約・購入方法、利用方法
「バリ得」は旅行商品ではありますが、予約・購入方法や、きっぷの受け取りなどの利用方法は、通常のきっぷとそれほど変わりません。
具体的な流れは、以下のようになります。
日本旅行のWebサイトで申し込み、クレジットカードで決済
駅の指定席券売機できっぷを受け取る(申込時のQRコードまたはJR認証番号・JR引取番号が必要)
新幹線の自動改札機を通って入場し、指定された列車に乗車
これだけです。
乗車日の前日までに日本旅行のWebサイトで申し込みを完了させ、乗車日に駅の指定席券売機で受け取るのが良いでしょう。
指定席券売機での受け取り時に、申し込み時に表示されるQRコードか、JR認証番号・JR引取番号が必要になります。これらが記載されたメールを忘れずに表示できるようにしておきましょう。
指定席券売機での受け取り方法については、以下の日本旅行のWebサイトをご確認ください。
【パッと乗レール】駅の指定席券売機のチケット受取サービス | 日本旅行JRセットプランのネット予約で駅の指定席券売機でチケットを受け取れるサービス!ますます便利に旅の予約が可能になります!JR・新幹線の宿泊パックの予約は日本旅行!www.nta.co.jp
「バリ得」利用時は変更・払い戻し・乗り遅れに要注意!
「バリ得」は価格面ではかなりお得であることがわかりましたが、旅行商品という性格上、通常のきっぷと比べて、変更や払い戻し、乗り遅れ時の対応などにかなり制限があります。
ここでは、「バリ得」を利用するうえで注意しておきたい点をまとめておきます。
変更は一切不可、払い戻しは10日前から高額な取消料が必要!
「バリ得」を利用するうえで、まず注意しておきたいのは、変更・払い戻しの扱いです。
変更: 一切不可
払い戻し: 可能だが、乗車10日前から高額な取消料が必要
「変更」は一切できません。いったん購入した「バリ得」の乗車区間や乗車日時を変更したい場合には、いったん払い戻して、再度、購入する必要があります。
「払い戻し」(取消)はできますが、乗車日の10日前から取消料が必要となります。取消料は、以下のとおりです。
取消日
取消料
乗車日の11日前以前
無料
乗車日の10日前~8日前
20%
乗車日の7日前~2日前
30%
乗車日の前日
40%
乗車日の当日
50%
旅行開始後無連絡不参加
100%
乗車日の10日前から、20~50%の取消料がかかります。一般的なきっぷの払い戻し手数料と比べるとかなり高額ですので、基本的には払い戻し(取消)がないように、旅行の日程が確実に決まってから購入 するようにしましょう。
指定列車に乗り遅れたら一切無効! 後続列車にも乗れません!
「バリ得」では列車を指定して購入しますが、その指定列車に乗り遅れた場合、「バリ得」の旅行商品は一切無効 となってしまいます。後続の列車の自由席に乗車することもできませんので、注意しましょう。
一般的な指定席特急券では、指定した列車に乗り遅れてしまった場合、当日中であれば、後続の列車の自由席に乗車することができます。ところが、「バリ得」では、それができません。「バリ得」で購入した商品が丸々無効になってしまいますので、乗り遅れには注意しましょう。
途中駅からの乗車、途中駅での下車(途中下車含む)は一切できない
「バリ得」では、購入時に指定した乗車駅~降車駅以外の駅での乗車・下車は一切できません。
途中駅からの乗車: 不可
途中駅での下車: 不可
一般的なきっぷでは、きっぷの券面にある区間内であれば、途中駅から乗車したり、途中駅で下車したりといったことが可能です。(途中駅で下車した場合、特急券は前途無効となる)
ところが、「バリ得」では、途中駅からの乗車や、途中駅での下車が一切できません。必ず、購入時に指定した乗車駅から乗車し、指定した降車駅で下車する必要があります。異なる駅で下車すると、別途、乗車した区間の乗車券+特急券の料金を支払うことになりますので、注意しましょう。
このように、「バリ得」は、通常のきっぷと比べると制限が多くなっています。その点を理解して利用するようにしましょう。
「バリ得」は山陽新幹線・九州新幹線を格安で移動できるお得な商品!
通常のきっぷに比べると制限はあるものの、前日までにインターネットで購入可能、乗車当日に駅の指定席券売機できっぷを受け取れるという点で、使い勝手はきっぷに近いものがあります。
対象列車は「こだま」と一部の「ひかり」「さくら」「つばめ」に限定されてしまいますが、旅行日程が確実に決まり、多少時間がかかっても安く移動したい! というニーズにぴったりとあう商品です。
東海道新幹線には、「ぷらっとこだま」という、「こだま」に安く乗車できる旅行商品があります。山陽新幹線の「バリ得」は、東海道新幹線の「ぷらっとこだま」と同様、ふだんは空いている「こだま」の利用促進を狙った商品といってよいでしょう。
【ぷらっとこだま】東京~名古屋8,600円! 東海道新幹線「こだま」に安く乗れる旅行商品! 料金、予約購入方法、注意点を紹介!(2022年度版)JR東海ツアーズが発売する「ぷらっとこだま」は、東海道新幹線「こだま」に安く乗れる旅行商品です。【ひさの乗り鉄ブログ】では、「ぷらっとこだま」の概要・料金に加えて、料金、予約購入方法、乗車方法、利用上の注意点についてわかりやすく解説します。www.kzlifelog.com2022.05.25
新幹線に格安で乗車できるきっぷはほとんどありません。「こだま」とごく一部の「ひかり」限定とはいえ、新幹線であることには変わりなく、在来線の普通列車や高速バス等に比べれば、明らかに所要時間は短いです。上手に活用して、お得に旅行を楽しみたいですね。
以上、『【バリ得】関西・中国~九州の山陽・九州新幹線「こだま」、限定「ひかり」「つばめ」に格安で乗車できる旅行商品!(2022年4~9月版)』でした。注意点をしっかり頭に入れて利用すれば、これほどお得なきっぷはありません。「バリ得」を活用して、お得な旅を楽しみましょう!
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【バリ得】山陽新幹線「こだま」「ひかり」、九州新幹線「つばめ」等に格安で乗車できる旅行商品! 新大阪~博多が8,600円!(2022年4~9月版)