東海道新幹線Ｎ700Ｓのグリーン車に乗りました（第748回）2021年8月の3連休、鉄系息子は友人と北海道旅行に行くと申すので、残った我々3人で九州に非鉄の旅にでも出かけましょうか…。8月7日　朝から酷いこむら返りを起こし、（足の耐用年数はおよそ50年だそうで、オバ鉄も55歳くら…… more いから激烈な足の痙攣に困っています。足の老化を日々実感しています。）憂うつな気分でＪＲ東京駅18番線にやって来ると、のぞみ15号はなっなんと2020年7月にデビューしたばかりのＮ７００Ｓ（スプリーム）！！ＪＲ東海所属のＪ編成0番台。ＪＲ東海のホームページで事前に発表しているＮ７００Ｓ運行予定は、東京ー新大阪間の上下18本だけなんですが、のぞみ15号は新大阪行きではなく博多行き。たまたま急遽運用が変わったんでしょうかね。渋沢栄一氏ではありませぬが、人にはふいに僥倖が来るものです。突然の幸運に足が痛いのも忘れ喜々として写真やビデオを撮りまくるオバ鉄って単純！！写真は9号車グリーン車のデッキ。デッキには2023年度から運用開始となる特大荷物コーナーがすでに設置されていました。さて、トイレを見てみましょう。Ｎ７００ＡとＮ７００Ｓのトイレの差は歴然としていました。Ｎ７００Ａのトイレはいかにもどこにでもある列車のトイレという感じでしたが、Ｎ７００Ｓのトイレは洗練されたシティホテルのトイレのように上品な空間でした。特に手洗い場が曲線を使ったオシャレなデザインで、ＪＲ東海を褒めてあげたいです。洗面台は以前より明るくなったように感じられました。動画もあります↓グリーン車に入ってみると、Ｎ７００Ａとの差は一目瞭然です。天井が間接照明になり、窓側の座席ごとに荷棚と一体化した大型の側面パネルを採用。スタイリッシュかつ近未来的な空間になりました。荷棚の既成概念を打破したＪＲ東海は凄いです。シートモケットの色は濃いブラウンになりました。今回水濡れセンサーシートを採用していて、水に濡れると柄のラインが濃く浮かびあがってくるそうです。オバ鉄も過去に座ったらシートが濡れていた経験があります。現在、コロナ禍で車内で飲酒している乗客は見掛けなくなりましたが、以前は酔ってビール等をこぼしてシートを濡らしてしらんぷりしている人がいました。よくぞＪＲ東海水濡れセンサーシートを開発してくれました。シートピッチは従来と同じ1,160ｍｍですが、広く感じましたね。なんでも足元とスペースを１５％拡大したそうです。背面テーブルとインアームテーブルも従来比より２０％拡大され使いやすくなりました。センターアームレストにモバイル用コンセントが設置されています。普通車のシートモケットの色はＮ７００Ａより濃いブルーになりました。そして普通車全席のひじ掛けにコンセントが設置されました。写真やビデオを撮っているうちにいつの間にか富士山を通過。動き回ってお腹がすいたので駅弁をいただきます。東京駅で購入した正宗公御膳という弁当で伊達政宗公生誕四百五十年記念事業の一環として政宗ワールドをお弁当の中に出現させたそうです。伊達家の九曜紋に因み九品の味覚があって贅沢ですね。お弁当の品目にチョコレート菓子があったのは初めてです。なんでも「チョコレート」は慶長遣欧使節の支倉常長が日本人として初めて食したと言われているんだとか…。そのエピソードつながりでチョコレート菓子が献立に入ったんですね。支倉常長に思いを馳せながらいただきました。週間予報では７日は九州に台風９号が接近して曇りのち雨でしたが、嘘みたいな晴天です。オバ鉄夫婦はスケジュールを変更し、捲土重来を期すため、ＪＲ小倉駅で降りることにしました。車内テロップの写真を見て下さい。とても鮮明で画質が綺麗でしょう。従来のＬＥＤタイプから液晶ディスプレイとなり、画面サイズも５０％アップしたそうです。視認性が大幅に向上してまさにＮ７００Ｓは最高の新幹線でした。記念ショットＪＲ小倉駅で降りたオバ鉄と鉄系息子はＮ７００Ｓと娘を見送りました。（えっ！！鉄系息子は北海道に出掛けたんじゃなかったの？実は息子の友人が直前でキャンセルして急に中止になり、オバ鉄達に付いて来ることになりました。）オバ鉄のインタビュー＆列車の写真が掲載されました！↓楽天 close

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