前々回の記事の続き。隅田川貨物線を跨ぐ歩道橋からは駅がすぐそこに見えます。東京メトロ日比谷線の南千住駅です。南千住駅は東京都荒川区南千住にあるJR東日本、東京メトロ、首都圏新都市鉄道の駅。駅周辺は、西側に古くからの街が広がり、東側にリバーサイドの新興高層団地が並ぶといった印象があ…… more ります。乗り入れ路線はJR東日本の常磐線、東京メトロの日比谷線、そしてつくばエクスプレスの計3路線。駅構造は3社それぞれ別改札の別構造になっています。東京メトロは高架上にある相対式ホーム2面2線で、上画像は一番南の三ノ輪方になります。中目黒行きの車番はおそらく13000系の"13127"。日比谷線の高架は地下駅の三ノ輪駅を出た先から始まり、常磐貨物線を跨いで南千住駅へ、そのまま隅田川を渡って北千住駅に至ります。また、隅田川を渡る手前には｢千住検車区｣という車両基地もあります。改札口や出入口は南北に2か所。南口の撮影は失念。常磐線やつくばエクスプレスとの乗換えは北口が便利です。この歩道橋を渡り、日比谷線と常磐線の高架をくぐって西側にでるとJRの南千住駅があります。JR東日本は日比谷線の北西側に隣接した高架上の島式ホーム1面2線。JRの駅は1896(明治29)年12月に日本鉄道の駅として開業。現駅舎は2004(平成16)年11月に使用開始されたそうです。上画像は西口になります。西口駅前はロータリーがきれいに整備されていますが、その傍らには松尾芭蕉の像が･･･。『奥の細道 矢立初めの地』という表記があります。芭蕉は1689(元禄2)年、46歳の時に江戸深川から｢おくのほそ道｣に旅立ちました。千住は日光街道の一つ目の宿場･･･芭蕉はまず深川から船で遡上して千住に降り立ち、陸奥へと旅立ったそうです。千住大橋の北詰にある公園には｢矢立初めの碑｣が建っているらしいです。実際の地は隅田川の対岸の北千住側だったのかな。千住大橋駅訪問の時にでも立ち寄ってみたいと思います。高架下には北側にJR東日本、南側につくばエクスプレスの出入口が向かい合っています。 JRの改札口は南向きこの一か所のみ。業務委託駅でみどりの窓口はありません。一方のつくばエクスプレスは地下2階にある相対式ホーム2面2線。秋葉原からここまでは地下を走っていますが、北千住方面では隅田川を渡るために常磐線と日比谷線の間から地上に出てきます。改札口は北向きのこの一か所のみだそうです。こちらは心なしか人影まばら。高架下を抜けてJR東口の様子。東側すぐのところに日比谷線の駅があります。東京メトロの北口です。北口、JR南千住駅方面改札の様子。東京メトロの東側にはJR貨物や鉄道共済会関連の建物が隣接しており･･･そのすぐ横を前回紹介した隅田川貨物線が走っています。この辺りはかつて常磐線の旧線が走っていたところらしいです。狭苦しい場所ですが、階段を降りて隅田川貨物線をくぐった先にちょっと離れた東口のロータリーがあります。さて、常磐線の次の駅は北千住駅。その手前には南北千住を隔てる隅田川が流れています。自転車で行ける橋も少なく、ルートはかなり限られますね～。この日はここまでにして帰宅しました。翌週は北千住駅の南東側まで足を延ばしました。その先には荒川も流れていますが、そのすぐ手前に東武伊勢崎線が走っています。このあたりは"下町ローカル区間"ともいえるエリアとなります。つづく行程：隅田川( close

常磐線･東京メトロ日比谷線･つくばエクスプレス 南千住駅 ～奥の細道 矢立初めの地？～