「宗谷」・「サロべツ」で使用するキハ261系0番台で増結運転が実施されていました。増結運転は6月24日の下りの特急「宗谷」から始まり、ツイッター情報では本日の上りの特急「宗谷」で終了予定です。何が目的か不明ですが、通過シーンを確認していると、利用は好調なようでした。2両1ユニット…… more 構造を採用しています。キハ261系1000番台のように1両単位で増結できる車両がないため、増結時は6両編成になります。「スーパー宗谷」時代は通常期でも増結運転を頻繁に実施していましたが、予備車両が少ないため、昨今は増結運転が大変貴重になっています。コロナ禍ということもあり、近年は1年農地に実施するか、しないかにまでなっています。前回増結を実施したのは、調べたところ2年前のお盆時期の8月8日から11日にかけての4日間でした。昨年は実施されていなかったようで、2年ぶりの増結となりました。キハ261系0番台は、全14両が在籍していますが、そのうち12両が(株)北海道高速鉄道開発の保有車両です。予備車両確保のため、2001年に札幌方の2両1ユニットを増備しました。この2両だけがJR北海道保有となっています。1日に2運用あり、8両使用することになります。6両が予備となるわけですが、2両1セットで運行されているので、ユニット3本しか予備がありません。そのうち稚内方のグリーン車つきは1ユニットしかなく、苗穂工場に入場していれば、予備車がなくなります。これで長年代走運転に苦しめられてきたわけですが、キハ261系5000番台はまなす編成・ラベンダー編成が宗谷線特急にも充当されるようになったことで、車両繰りに関して多少の余裕が生まれました。昨今もはまなす編成が片方の運用を担当し、昨日まで充当されていました。再び7月1日から充当開始になりますが、片方の運用をはまなす編成が担い、予備車両が多くあったからこそ、増結が実現したこともあるでしょう。昨今は離島観光シーズンでもあり、利尻島や礼文島が観光客で多く賑わう時期です。しかし、以前と比べてハイシーズン期間中のフェリーの本数が減っていたり、移動手段がバスやレンタカーで多様化したこともあって、離島観光シーズンでもJRの利用増には必ずしも結びつかないのが現状です。稚内に行くまでの途中は、停車駅は多いながらも利用は僅少であり、国防の観点からも宗谷本線を重要視する見方もありますが、依然として道北方面は厳しい状況には変わりありません。2年ぶりに見られた増結運転。日頃から稚内までの利用がこれぐらいあるとまた違うんですけどね。↓ブログランキングにご協力お願いします↓ にほんブログ村 close

2年ぶりの増結！！宗谷線特急キハ261系0番台！！