市内線電車における駅での集札業務が7月から大幅に縮小されることとなりました。市内線電車のサービス向上計画の一環として、2018年5月から写真の1000形車両を対象としてICカード利用時における全扉乗降サービスを実施しており、2022年に入り5200形をはじめ1号線・2号線・5号線…… more で活躍する30mクラス車両への拡大が進んでいることを受けて、7月2日の広電宮島口電停の移設開業を契機として駅集札業務を縮小することを発表、新しい広電宮島口電停をはじめ、広電五日市電停など5ヶ所の電停及び駅を対象に、7月2日から段階的に縮小または廃止を開始し、23日には平日の紙屋町西電停を除いて廃止されることとなっています。今後も駅集札業務を終日にわたって行うのは広島駅と横川駅の2ヶ所のみとなりますが、中でも広島駅での集札風景は電停の位置・構造・配線の問題もあり、多数の利用客をスピーディーにさばくメリットもあって広電名物にもなっており、JR新駅ビル完成時に合わせて駅ビル内への移設も決定しているだけに、ICカードの普及など時代の流れとともに完全に姿を消していくのかもしれません。 close

市内電車の駅集札業務が7月から大幅に縮小