久下田駅から移動して、お隣の寺内駅にやってきました。下り列車に乗車したのか、歩いたのかは記憶がありません。ちなみに営業キロで4.1kmあります。寺内駅は栃木県真岡市寺内にある真岡線の単独駅。開業は久下田駅と同じく1912(明治45)年4月。真岡軽便線の下館駅～真岡駅間の開業の時に…… more 、折本駅、久下田駅、寺内駅が新設されたとのこと。現在の駅構造は単式ホーム1面1線で、駅舎はホームの西側に面しています。久下田駅もそうですが、寺内駅も季節になると桜がきれいな駅なんだそうです。ネット上には寺内駅に停車する｢SLもおか｣とトンネル状になった桜の画像がたくさん上がっていました。当時の駅舎の様子。この当時はもちろんSLは走っておらず、桜もなかったと思います。築年月日は不明。久下田駅の旧駅舎を少し横に伸ばして入口を左右逆にした感じの建物で、おそらく同じ時期に建てられたものだと予想します。赤提灯や並んだ提灯も見えますね～。この当時は駅舎に焼き鳥屋が入居していました。駅は1970(昭和45)年3月に既に駅員無配置駅となっていましたが、簡易委託化されたそうです。焼き鳥屋さんがきっぷを販売していたのかもしれませんね。ただ、お店柄だと思いますが、昼間の訪問時は閉店状態できっぷ販売は確認できませんでした。この訪問後の1988(昭和63)年3月には委託解除され、駅としては完全無人化となったそうですが、この駅舎は今も健在だそうです。焼き鳥屋は閉店して、現在は中華そば屋が入居しているらしいですね。再訪したい気がしてきました(笑)このような無人化された古い駅舎の｢駅務室を利用して｣開店する駅は、全国に沢山あります。パっと思いついたところでは、法華口駅のパン屋、北浜駅や藻琴駅の喫茶店、亀嵩駅のそば、備後矢野駅のうどん、北濃駅や千綿駅の食堂･･･まだまだあります。特に多いと思ったのは天竜浜名湖鉄道でしょうか。ラーメン、中華、そば、喫茶、など様々な駅がありました。※天浜線といえば･･･旧駅舎や駅務室とは違いますが、新所原駅のうなぎ屋は気になりました^^; 蒲焼きのあの匂いには勝てませんね(笑)1987年春の行程：久下田→寺内→真岡→益子→七井にほんブログ村鉄道旅行ランキング close

1987年春 真岡線 寺内駅 ～焼き鳥屋が入居していた駅舎～