東京～盛岡間を結ぶ「やまびこ」の停車駅パターンが2022年3月改正を機に多様化しました。2002年12月の八戸延伸を契機にしたパターンダイヤ導入以来、東京～盛岡間の「やまびこ」は途中上野・大宮・宇都宮・郡山・福島と仙台～盛岡間各駅というパターンに半ば固定され、一部列車が白石蔵王な…… more どに追加停車する程度となっていましたが、特に福島以北ではコロナ禍の影響に伴う減便の影響が著しくなった結果、盛岡発着の「やまびこ」がその任を担うようになり、途中白石蔵王のみ通過するタイプが登場したり、東京～盛岡間各駅停車となるタイプが再設定されるようになったものです。東北新幹線のダイヤはゆくゆくはコロナ禍前の運行本数に戻される可能性こそあるものの、その先には北海道新幹線の札幌延伸というプロジェクトが待ち構えており、現行以上に速達型タイプの比率が増すことも考えられるだけに、今後E8系導入やコロナ禍の行方などを見ながら、「やまびこ」のダイヤと停車駅パターンにもさらなる変化が訪れるのかもしれません。 close

盛岡「やまびこ」の停車駅パターンが3月改正で増加