米沢から山形行きに乗り豪雪の奥羽本線をさらに北上します。車窓から白銀の世界を記録しましたがこれだけ吹雪いている風景を撮ったのは初めてで電柱が見えるだけで外の様子は全く見えません。赤湯駅で2分ほど停車します。福島方面に鉄筋の駅舎が建っており山形新幹線のつばさ号が停車します。緑の塗装…… more された古そうな跨線橋の先に単行のディーゼルカーが停まってますね。ここから米坂線の今泉駅を経て荒砥駅まで結ぶ山形鉄道の乗換駅です。沿線の途中駅に古びた木造駅舎が建ってる駅があり降り立ってみたい駅がたくさんありますがローカル線で列車本数が少ないので難易度は高そうです。ビニールハウスのビニールも剥されこの地方の冬の厳しさが伝わってくる車窓です。かみのやま温泉駅は上山市代表駅で1901年開業時は上ノ山駅を名乗ってましたが1992年新幹線開業に合わせ現在の駅名に改称されました。茂吉記念館前駅の前後の車窓で須川という小さな川が流れてますが寒河江町で最上川に合流し酒田市の日本海河口までつながる川です。気が付くと蔵王駅まで進みました。豪雪のこの時期にもかかわらず鉄路は無事に消化出来ほっとしてます。関根駅出てからずっと続いた単線区間は一時中断し次の山形駅までは複線区間に入ります。駅近くの車両基地には719系が留置中で交流区間で走る車両なのでパンタグラフ周辺の碍子や機器類が多く普段使ってる直流区間はシンプルで少ないですが交流電化は使う電圧も大きくその分機器類も多く直流と交流で走る電車の違いを見ることが出来ます。途中どこも下車せずそのまま山形駅に着きました。乗ってきた列車は回送となり引き上げていきますがあの雪の中走ったので雪が付いてますね。山形線こと奥羽本線の普通列車の運行系統はここで変わります。突然水色と白の車体のディーゼル車が入線してきました。橋上駅の下で撮りましたが左沢線（あてらざわ）の列車が到着しました。キハ110系は変わりありませんが塗装が違うのでいつも見る編成と異なるのもポイントです。構内のある場所からとった1コマ。線路の幅が異なり山形線は近鉄や新幹線と同じ標準軌で仙山線と左沢線は一般的な在来線の狭軌が採用されてます。と場所を変えると山形新幹線のつばさが到着してます。E8系が数年後デビューが決まっておりこの車両も見納めへのカウントダウンに向かいます。切り欠きホームがあったりホームの構造もどことなく複雑で普段使わない人がこの駅から列車乗る時一苦労しそうです。階段上がってコンコースに入ると各のりばごとに色の違うテープが貼られてますね。目の前は奥羽本線ですが別愛称で山形線を名乗ってます。改札口は出口専用があり入口は決して多くありません。右は有人専用のシースルー式の改札口が設置されてます。主要駅ではよく見かけるこのタイプはここでも同様です。自由通路にはお土産屋が営業しており中は待合室も完備されてます。訪問した時山形駅は開業120周年のお祝いとスタンプが設置されてました。これは初めて知りましたが去年この駅は節目の年であったと・・・。さらに先へ行くとJR東日本ホテルズのメトロポリタンホテルのエントランスに合流します。両サイドに背の高い竹が設置され新しい年を迎えようとしてました。県庁所在地で駅ビルホテルを併設した大きな建物がこの駅の駅舎です。1992年山形新幹線が最初に開業した時ここが終着駅で先月7月1日で30年を迎えました。俺は当時小学校4年生で親戚のおじさんに小さな時刻表を買ってもらったのを覚えており山形新幹線や東海道新幹線のページを見ながら羨ましいと嘆いたのを覚えておりのぞみ号もこの年デビューしのぞみ301号が名古屋駅を通過したのを思い出しました。移動中は激しい雪が降ってましたが少し収まったようにも見える山形駅前で時間かけて見たかったですが次の駅に向かう列車の時間が迫ってたので断念しました。運行状況を見ると山形線の上り普通列車に△マークがついており何らかの遅れが出てるのかなと見ながら考えてました。がこの数10分後庭坂～米沢間の普通列車がこの日運休が決まり福島から米沢に向かうまで板谷峠の区間の上り坂の積雪量が半端なく俺が最初に乗った列車は途中モーターが空転するような音を聞きました。もし乗り遅れたらそのまま峠駅は素通りで米沢まで行くしかなかったのですが朝早く福島駅を出てよかったと胸をなでおろしました。撮影日：2021年12月31日カメラ：Nikon D500＋AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VRいつもご訪問ありがとうございます。ブログランキング参加しています。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 close

奥羽本線　米沢駅～山形駅