お盆休み明けの新型コロナ感染者数は予想通り増加中。行動制限ナシで、あれだけの民族大移動をやったのだから、当然の結果だろう。無策のミスター検討氏は優雅に休暇中。休むなとは言わないが、夏休みどころではない医療従事者や救急隊員のことは考えないのだろうか。　ビッグサイト方面も賑わってい…… more るようだが、既往症のこともあっておとなしくステイホーム生活をするために、夏休み前に買ったＤＶＤの１枚がこれ。　ザ・ラストラン・シリーズの「東武鉄道１８００系」で、このＤＶＤを見つけた時、あれ？こんなの出てたっけ？と思ったのだが、今年６月に発売された新譜だった。しかし、このシリーズは当該系列の引退後、たいてい半年以内に発売されている。１８００系（１８１９Ｆ）の引退は２０１８年だ、なぜ、今頃になってのリリースなのだろうか。　内容はいつも通りで、最後までオリジナルで残った１８１９Ｆの走行シーンを中心に、１８００系からの改造車である３００系と３５０系も収録している。こういう走行シーンを観ていると、東武伊勢崎線系統は関東平野を走っていることを実感できる。　模型製作の参考になりそうな細部の画像はほとんどない。前面展望もなしで収録時間は４５分。お値段が安い分、それ相応の内容だ。　東武１８００系が、急行「りょうもう」としてデビューしたのは昭和４４年。当時はまだ小学生だったが、地味なイメージの東武に突然現れた真紅の電車はインパクト大だった。しかし観光列車ではなく、都市間連絡のビジネス列車だったため乗る機会がなく、実際に乗車したのはかなり後だったと思う。　真っ赤な車体に窓枠のシルバーと青ガラスが映えた１８００系は好きな電車だった。ただ、外観の華やかさに対して車内は地味で、座席は回転クロスシートだったし、床の防音もイマイチの印象がある。　晩年は特急用として使われたが、シートなどはそのままだったから、会津高原までの三時間超のロングラン乗車は苦行に近かった。　後継の２００系もそろそろ置き換えの時期だが、日光線のフラッグシップ特急車の方が発表された。伊勢崎線系統は分割運用で使い勝手がいい５００系の増備が続くのだろうか。 close

ＤＶＤ　ザ・ラストラン「東武鉄道１８００系」