宇治駅から奈良線の京都行きに乗車しました。宇治駅から京都方面は単線区間。車窓から確認するのを忘れてましたが、航空写真を見ると複線化の用地は確保されていて、来年に向けて線路は敷設中のようです。宇治川を渡って、例の京阪の宇治駅を通過するところも、スペースに余裕があって複線化を想定して…… more 作られたんだろうな～と想像できます。さて列車は3駅進んで六地蔵駅に到着しました。乗換えのためここで下車します。1番線の到着。宇治方のホーム端ギリギリに停車しました。 六地蔵駅は京都府宇治市六地蔵奈良町にあるJR西日本と京都市交通局の駅。奈良町？？駅は宇治市の北西の端っこにあり、お隣は京都市になります。前々回の記事で少しお話した京阪宇治線の同名の駅が、山科川を隔てて少し離れたところにあり、そちらが京都市伏見区になります。どちらの地も元々は一つの六地蔵村だったそうですね。ちなみに"六地蔵(京都六地蔵)"は以下の6か所にあるそうです。 奈良街道、伏見　大善寺 大坂街道、鳥羽　浄禅寺 丹波街道、桂　地蔵寺 周山街道、常盤　源光寺 鞍馬街道、賀茂　深泥池畔 →現在は上善寺 東海道、山科　徳林庵このうちの｢大善寺｣が六地蔵にあって、京都側の京阪の駅に近いほうにあります。乗り入れ路線はJR西日本の奈良線と京都市営地下鉄東西線の2路線。東西線は当駅が起点となります。JR西日本の駅構造は高架上のカーブした島式ホーム1面2線で南から1～2番。駅舎や改札口は地上南側にあります。宇治方からの様子。ホームは狭めのインカーブ♪2番に城陽行きが到着して列車交換です。当駅は快速を含めた全列車が停車するそうです。城陽行きと京都行きがほぼ同時に出発していきました。こちらは京都方面。こちら側はホーム幅が結構広く取られていますが、右半分や柵の向こうは拡張したものだと思われます。ホーム拡幅工事中のようですね。JRの駅は1992(平成4)年10月に新設された駅。この辺りは人口増加が著しいようです。複線化と合わせて手狭になった駅の改良中といったところだと思います。ネットの情報によると、来年の春頃にホーム延伸と駅舎を京都方に移転する予定とのこと。階段を降りて改札口へ。改札口は南向きのこの1か所。右横にセブンキヨスクがあったかと思います。駅舎外観。開業当時からのコンパクトな駅舎です。いわゆる"私鉄型"に近いです。背後の高層マンションが目立ってますね～。駅前は狭めの道路が目の前を横切っていますが、その道を京都方面に進むと駅前ロータリーのような場所があります。まだ真新しい様子です。ちなみに駅は右奥。この左側には立ち入り禁止のスペースがあって工事用の機材などが置かれていました。もしかするとそこに新駅舎が置かれるのではと予想。そしてそのすぐ横に地下鉄の入口がありました。ここは4か所あるうちの一番南の出入口で、"JRとの乗換口"に相当するようです。JRの駅が移転すると乗換えはもっと便利になりそうですね。それでは地下鉄に乗車しましょう。京都市営地下鉄東西線の六地蔵駅は2004(平成16)年11月の延伸で開業したという更に新しい駅。京都市営地下鉄としては唯一の京都市外の駅だそうです。都営地下鉄でいうと、ついこの間訪問した新宿線の本八幡駅みたいな感じですね。 地下1階が改札コンコースになっており、改札口はこの1か所。地下鉄一日券で入場～。東西線は駅ごとにステーションカラーがあって、当駅は勿忘草(わすれなぐさ)色だそうです。つまり青？駅構造は地下2階にある島式ホーム1面2線で東から1～2番。東西線は新しい路線だけあってホームドアはフルスクリーンタイプです。確認できませんでしたが、線路はすぐ南側に終端があり、北側の京都方にシザースや留置線があるそうです。おそらく列車は交互に発着する運用だと思われます。それでは乗車します。乗車するのは1番線から終点の太秦天神川行き。乗車車両は6連最後尾の"5602"でした。 時刻は17:42。終点ではもう日が暮れている頃か･･･。行程：宇治(1648M城陽発京都行)六地蔵(269六地蔵発太秦天神川行)太秦天神川にほんブログ村鉄道旅行ランキング close

山陰駅巡り22夏-京都兵庫鳥取編(16) 奈良線･京都市営地下鉄東西線 六地蔵駅 ～複線化も含めた移転･拡張工事中～