会津鉄道 AIZUマウントエクスプレス号、AIZU尾瀬エクスプレス号の詳細

会津鉄道 AIZUマウントエクスプレス号、AIZU尾瀬エクスプレス号
13番まどぐち
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記事タイトル 会津鉄道 AIZUマウントエクスプレス号、AIZU尾瀬エクスプレス号
概要

 旧国鉄やJRの赤字ローカル線からの転換路線は転換交付金を車両の購入等に使用し、残りを運営基金としてきましたが、どの事業者も基金の減少(最悪の場合は基金が枯渇してしまう)で転換路線も青森の下北交通と弘南黒石線(この2社のみ民間。他は第三セクター)やのと鉄道能登線、三木鉄道など廃線…… more となる路線が出てきました。現存する他社でも存廃問題が取り上げられる事が多くなりましたが、近年では転換路線も民鉄同様、近代化補助を活用するケースが見られ、会津鉄道(旧JR会津線)も同様です。  沿線自治体の1つである会津若松市の『会津線鉄道施設近代化事業補助事業の平成16年度事務事業評価票』(同市ホームページより)では「生活路線としては、プラス成長は見込めない」と厳しいコメントが出ていました。そこで考えられたのが首都圏から会津地方へのアクセス強化ですが、既に平成2年に会津高原~会津田島間を電化し、東武・野岩(やがん)鉄道(こちらは旧日本鉄道建設公団が建設途中の野岩線を引き継ぎ会津鬼怒川線として昭和61年に開業させた栃木・福島両県による第三セクター)と相互乗り入れを行っています。しかし、野岩鉄道も開業時から大幅に利用者が減少しており、会津田島までの電化だけ行っても、その先の非電化区間の受け入れ体制を何とかしなければなりません。会津鉄道では以前から快速列車を運行していますが、普通列車と車両の差別もあまり行われていませんでした。そこで、名古屋鉄道が特急北アルプス号で使用していたキハ8500系ディーゼルカーを譲受し、主に快速列車での使用を開始しました。東武鉄道からの乗り入れ急行南会津号を廃止する代わりに平成17年3月1日からAIZUマウントエクスプレス号の東武鬼怒川線鬼怒川温泉駅乗り入れを開始させましたが、乗り入れ先の東武鉄道では記念のパスネットカードやグッズが販売され、主要駅にはポスターも大きく掲示されていたので、首都圏(特に東武沿線)での知名度は上がったと思います。更に会津鉄道の路盤改良による高速化事業も開始されるので首都圏から会津若松への到達時間短縮での利用者増加が期待できます。平成17年には鬼怒川温泉駅乗り入れの効果か、会津鉄道の利用者が若干増加しています。但し、平成18年には再び減少しているので、高速化が実施されないと減少を食い止めることは難しいと思います。  このAIZUマウントエクスプレス号の乗り入れや高速化事業(会津田島~会津若松を電化せず非電化のまま)が成功すると、会津田島までを電化している必要性も否定してしまう様な気がします。この電化をきっかけに会津鉄道の赤字が大幅に拡大していくのですが、同区間の電化による時間短縮効果はそれほど大きいようには思えませんし、運行系統の分界点が会津高原だったとしても乗換するには会津田島に比べると確実にホームの隣なので不便に思えません。電化区間については運転業務を野岩鉄道に委託。6050系電車の保守は会津鉄道・野岩鉄道ともに東武鉄道に委託と社外への委託が多いです。かわりにAIZUマウントエクスプレス号については乗り入れ先(野岩鉄道・東武鉄道)の運転業務を会津鉄道が担当していますが、この3社の委受託の関係が複雑であることも問題です。まずは同じ第3セクターの野岩鉄道との統合で事務の効率化(複雑な精算業務がなくなる等のメリット)を図る必要があると思います。栃木と福島の2県別々に会社をつくるところがお役所的ですが、首都圏からの客を取り込むという目的が同じであれば、肥薩おれんじ鉄道のよう(熊本・鹿児島両県が出資)に1つの第3セクターに出来ると思います。  平成18年3月18日ダイヤ改正でAT-600形・AT-650形を使用した鬼怒川温泉駅乗り入れのAIZU尾瀬エクスプレス号の運行を開始。平成22年5月30日にはAIZUマウントエクスプレス号の使用車両をキハ8500系からAT-700形・AT-750形に交代しました。  その後、平成23年3月の東日本大震災で被災し長期運休となっていたJR東北新幹線、東北本線、磐越西線の代替ルートとして、東武鉄道・野岩鉄道・会津鉄道ルートが注目されました。気になるのは震災以降の会津地方の観光産業の状況ですが、平成24年3月17日ダイヤ改正からAIZUマウントエクスプレス号の一部が東武日光に乗入れを開始しました。  平成25年3月16日ダイヤ改正でAIZU尾瀬エクスプレス号の愛称が廃止され(東武鉄道・野岩鉄道直通快速列車の本数も1往復減の3往復となる)、AT-600形・AT-650形により運行される東武鉄道・野岩鉄道直通快速列車の愛称もAIZUマウントエクスプレス号に統合されています。 【乗車券・特急券(記念以外)】 《(けごん号・きぬ号用)特別急行券(休日用)》  鬼怒川温泉行で特急きぬ号に接続するAIZUマウントエクスプレス号の車内で販売。平成18年3月18日からは鬼怒川温泉行で特急きぬ号に接続するAIZU尾瀬エクスプレス号でも販売しています。尚、JR直通特急きぬがわ号に接続する列車内では特急券の販売は無く、希望する乗客には車掌が会津田島駅に連絡し予約・手配するそうです。 〔平成18年10月14日収集分〕  〔平成21年8月29日収集分〕  写真左はAIZUマウントエクスプレス号車掌より購入。東武鉄道と同様式の車内特急券。発行箇所がゴム印で訂正。  写真右は先述の券から約3年後にAIZU尾瀬エクスプレス号車掌より購入。発行箇所には『会津鉄道』と印刷されていますが、お座トロ展望列車会津浪漫号のトロッコ整理券と同様に車掌から購入すると発行箇所が無記入となるようです。 《会津鉄道乗務員発行 片道券(平成22年5月23日収集)》  AIZUマウントエクスプレス号乗務員より購入。機械発券。野岩鉄道会津鬼怒川線の新藤原→龍王峡で発券していただきました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【AIZUマウントエクスプレス図柄の記念券・期間限定の企画乗車券・記念切手等】 《AIZUマウントエクスプレス運行開始記念乗車券(平成14年3月23日)》  AIZUマウントエクスプレス運行開始と名古屋鉄道の特急北アルプス号引退の両方を記念して会津鉄道が発売。  会津鉄道では自社の駅以外に名古屋鉄道に販売を委託していました。  私は当時の赴任先が名古屋だったので、ちょうどタイミング良く新名古屋駅サービスセンターで購入できました。 《キハ8500形さよなら記念乗車券(平成22年3月20日発売)》  同社としては珍しいD型地紋入り硬券乗車券4枚セット。左は台紙で、窓型のくり抜かれた部分からは硬券にデザインされたキハ8500形が見えるようになっています。本社営業課、全有人駅、一部のAIZUマウントエクスプレス車内で販売されました。 《キハ8500系さよならAIZUマウントエクスプレス引退記念乗車証明書(平成22年5月30日)》  キハ8500使用の最終列車・西若松→会津田島間車内で配布されました。 《会津鉄道新型トロッコ&AIZUマウントエクスプレス運行記念切手(平成22年6月18日発売)》  お座トロ展望列車会津浪漫号のトロッコ車両とAIZUマウントエクスプレスの新型車両運行を記念して税込1,500円、200シート限定で発売されました。ともに新型車両の運行は既に開始されていますので事後の記念商品となります。  紙系の記念商品としては珍しく(初めてかも知れません)AIZU尾瀬エクスプレス号が取り上げられています。 《「AIZUマウントエクスプレス」号東武日光線直通運転記念乗車券(平成24年3月17日発売)》  東武日光線直通運転を記念して発売。B型硬券乗車券2枚と台紙のセットで600セット限定発売。  発売数が少ないですが、平成24年4月1日に会津高原尾瀬口駅で購入した際には未だ余裕がありました。 《八重の桜記念入場券(平成25年3月5日発売開始)》  NHK大河ドラマ「八重の桜」放送記念。販売駅は西若松、芦ノ牧温泉、湯野上温泉、会津田島。  台紙と入場券3枚(芦ノ牧温泉駅・湯野上温泉駅・会津田島駅)のセットで600円。  台紙と湯野上温泉駅記念入場券がAIZUマウントエクスプレスの写真を使用。 《八重たん硬券乗車券(平成25年4月1日駅売り開始・平成25年5月13日通販開始)》  芦ノ牧温泉、湯野上温泉、会津田島、会津高原尾瀬口の各駅で限定1,000枚発売。平成25年5月13日からは4駅分のD型硬券乗車券と台紙(写真左)をセットで通信販売開始。台紙には鶴ヶ城AIZUマウントエクスプレスの写真を使用。  平成25年8月3日開催の会津鉄道ジャンク市会場で受け取り。その日付が印字されています。  私の場合、本項に掲載している八重の桜記念入場券やコロプラ☆乗り放題きっぷと同様にAIZUマウントエクスプレス関連商品なので購入する気になりましたが、駅売り当初に交通費を掛けて現地で購入された方には台紙が付かず、後に開始された通販で購入した者には台紙が付くという販売方法は混乱を招くと思います。 《コロプラ☆乗り放題きっぷ(平成25年8月3日購入)》  平成22年9月16日から期間限定で発売。その後、平成26年3月30日まで発売期間が延長されています。会津線が2日間乗り放題の乗車券で大人用3,000円・小児用1,500円で発売。実際に使用するため会津高原尾瀬口駅で購入。左が大人用のみに付属する乗り物コロカ。右が乗車券部分で機械発券です。  乗り物コロカがAIZUマウントエクスプレス号の図柄で以前から気になっていましたが、会津鉄道のイベント開催とあわせて懸案事項(硬券入場券・弁当の収集)を一気に片付けるのに丁度よい乗車券でした。 《『AIZUマウントエクスプレス号』鬼怒川温泉駅乗り入れ10周年記念乗車券  (平成27年4月1日発売)》  台紙とD型硬券乗車券3枚のセットです。写真は台紙外側の表と裏。裏面のデザインの一部はキハ8500形さよなら記念乗車券のものと同じようです。  台紙内側と硬券です。 《会津田島駅 木製記念入場券(平成28年10月収集)》  日比谷の会津鉄道ブースで収集。AIZUマウントエクスプレス図柄で、売価300円。 《鉄カード AIZUマウントエクスプレス号(平成29年3月18日配布開始)》  車内販売実施のAIZUマウントエクスプレス号、お座トロ展望列車会津浪漫号車内で、700円以上の購入者に配布されるカードです。 《会津田島駅 木製記念入場券・第二弾(平成29年4月収集)》  新たなAIZUマウントエクスプレスデザインの木製記念入場券が登場しました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【記念弁当・車内販売弁当】 《マウントオリジナル弁当(第1回目)(平成22年5月21日~23日)》  AIZUマウントエクスプレスの引退記念商品の車内販売品。通常の乗務員以外にグッズ販売の会津鉄道職員が乗車し、車内のパンフレット用ラック前で販売。  マウントオリジナル弁当については平成22年5月21~29日のAIZUマウントエクスプレス号午前便の一部区間内のみの取り扱いでした。公式ホームページに詳細の記載がありませんでしたが、上記車内販売期間中に3日毎に図柄を変えて計3種類の発売。よって、同日に一度で3種類は収集不可。  写真左は第1回目の掛紙。  中身については普段より会津田島駅で発売されている『松茸二段弁当(調整元:緑屋)』とほぼ同じようで、原材料名ラベル表示も『松茸二段弁当』となっています。 《マウントオリジナル弁当(第2回目)(平成22年5月24日~26日)》  第2回目の掛紙。これだけ入手に至らず、車内に掲示されていたサンプルを撮影したもの(平成25年5月23日撮影)。 《マウントオリジナル弁当(第3回目)(平成22年5月27日~29日)》  第3回目の掛紙。 《牛乳屋食堂 ソースカツ丼弁当(平成23年6月4日購入)》  税込1,050円。事前予約制でAIZUマウントエクスプレス車内(東武日光直通列車内)で受け取り可能な弁当です。私は事前予約し車内で受け取りました。掛紙は前年に牛乳屋食堂で購入した煮込みカツ丼弁当(当ブログ会津鉄道 お座トロ展望列車会津浪漫号を御参照下さい)と同じです。 《緑屋 松茸二段弁当南山のたび(平成25年8月3日購入)》  税込1,000円。事前予約制でAIZUマウントエクスプレス車内(東武日光直通列車内)で受け取り可能な弁当で、会津田島駅弁でもあります。私は事前予約し車内で受け取りました。  写真左は掛紙。掛紙以外は基本的に先述のマウントオリジナル弁当と同じです。  二段のプラ容器は写真左の紙箱に入っています。右は中身。 《緑屋 松茸一段弁当(南山のたび田舎弁当)(平成27年7月18日購入)》  税込1,000円。AIZUマウントエクスプレス車内(東武日光直通列車内)で受け取り可能な弁当に後に追加された商品。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【菓子】 《新型AIZUマウントエクスプレス一番列車乗車記念  手作り菓子(紅白饅頭)(平成22年5月30日)》  平成22年5月30日の新型AIZUマウントエクスプレス号一番列車(3117D)の車内では乗車記念品として『紅白饅頭』と後述の『缶バッジ』が配布されました。紅白饅頭にはオリジナルの掛紙(写真左)が巻かれています。製造者は南会津郡下郷町の笹屋皆川製菓。  左は全体の写真。右は製造者ラベル。 《チョコクランチ・マウントエクスプレス(平成25年7月19日発売開始)》  平成25年8月3日に会津高原尾瀬口駅で購入。同日に芦ノ牧温泉駅でも販売されていました。駅のポスターには『700形だけど650円で新発売!!』と記載。  左はAT-700形AIZUマウントエクスプレス号のパッケージ。前面方向幕が『快速東武日光』『快速会津若松』の表記になっています。右は中に入っているお菓子全体。  販売者は会津鉄道ですが、製造者は会津若松市の㈱オノギ食品。同社の『武者チョコクランチ』が6個入っています。  堅めの武者煎餅ですがチョコが全体にしみ込んでいてクセになる美味しさです。メーカーが販売している武者チョコクランチ6個入りが税込315円なので、会津鉄道オリジナルのパッケージがプラスされて倍以上の価格設定になっていますが、パッケージのつくりがしっかりしていて、ショーティー風にディフォルメされながらもクーラー、床下機器がそれらしく描かれています。さらに側面の片方の窓は先述のキハ8500形さよなら記念乗車券台紙の様に開いており中のお菓子が見える様になっているこだわり仕様。  駅ポスターのキャッチフレーズから会津鉄道の本音としては『700形なので700円』にしたいところなのかも知れませんが、他社の車両型パッケージ菓子(小田急電鉄ロマンスカー車内やJR東日本の新幹線各線車内で販売されている紙製車両型パッケージ入りクッキーが各500円)より若干高めの価格ということで600円台にしているようです。例に挙げた鉄道事業者が高頻度で運行している特急列車内で販売しているのに対して、中小鉄道事業者で(おそらく)初めて本格的に販売する土産物の価格設定としては努力している方なのかも知れません。 《金子牧場 オレンジチェリーアイスクリーム(平成28年7月1日発売開始)》  一部のAIZUマウントエクスプレス、お座トロ展望列車会津浪漫号の車内で限定発売の会津鉄道オリジナル商品。税込350円。写真左はアイスクリームの紙蓋で、AIZUマウントエクスプレスの写真入り。  フルーツほおずきと自家製ジャージー乳を使用。名前の通りオレンジにもチェリーにも感じられますが、フルーツのさわやかさを残しつつも、酸味がジャージー乳で抑えられています。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【グッズ】  ここに掲載しているもの以外で、平成25年8月3日訪問時に会津田島駅売店と会津高原尾瀬口駅窓口で『会津線の四季』というタイトルのポストカードが何種類か発売されていました(1枚100円)。駅によっては在庫の有無が異なりますが、2駅廻って3種類のAIZUマウントエクスプレス号図柄のものが収集できました。  先述のチョコクランチでは銘菓と車両。本項に掲載している箸は伝統工芸品と車両をうまく組み合わせています。いままでグッズ販売に積極的ではなかった会津鉄道がもの凄く気合いを入れて面白い商品を開発しています。 《AIZUマウントエクスプレス キハ8500 Zストラップ(平成22年3月6日発売)》  さよならキハ8500AIZUマウントエクスプレス記念商品。実車は日本車輛製であるにも関わらず、何故か製作は東急車輛製造の電車市場です(発売元は会津鉄道。企画は赤い電車)。税込840円。本社営業課、西若松駅、会津田島駅、一部のAIZUマウントエクスプレス車内で販売されました。  台紙部分はキハ8500の塗装と同じ色を使い、背景に浅草~喜多方間の路線図が描かれています。 《新型AIZUマウントエクスプレス一番列車乗車記念缶バッジ(平成22年5月30日)》  新型AIZUマウントエクスプレス一番列車内で配布。缶バッジは種類がたくさんありました。写真左は私が貰ったもので試運転走行中のデザイン。写真右は妻が貰ったもので湯野上温泉駅入線時のデザイン。 《会津鉄道開業25周年記念トレインヘッドマークステッカー  AIZUマウントエクスプレス号 会津若松⇔東武日光(平成25年8月3日購入)》  会津田島駅売店内に誕生した鉄道グッズコーナー『マウントショップ』で発見。AIZUマウントエクスプレスのステッカー5枚+台紙で500円。 ※商品の特性上、SAMPLE表記をデカく入れています。   《会津蒔絵箸AIZUマウントエクスプレス(平成25年8月3日購入)》  会津田島駅売店内に誕生した鉄道グッズコーナー『マウントショップ』で発見。700円。写真左は表面。写真右は裏面。箸の端面には車両前面の窓、箸の側面は車両のラインを再現しています。 《会津鉄道メモ帳(平成28年10月収集)》  税込380円。表紙は会津鉄道各車両のデザイン。更に100枚綴りのメモ自体にはカラーで上下に4両ずつ同じ車両が印刷されています。メモ帳を発売している鉄道事業者は多くありますが、表紙だけが立派なケースが多く見られる中では珍しく中身まで良くできています。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【さよならキハ8500AIZUマウントエクスプレス記念商品(切符以外の印刷物)】  AIZUマウントエクスプレスの引退記念商品の車内販売品。通常の乗務員以外にグッズ販売の会津鉄道職員が乗車し、車内のパンフレット用ラック前で販売。  運転士札については平成22年5月21~29日のAIZUマウントエクスプレス号午前便の一部区間内のみの取り扱いでした。 《運転士札(平成22年5月21~29日)》  左は『運転士札一式(55枚)』の表紙で1日限定10冊の販売。3,000円。平成17年3月1日ダイヤ改正時(鬼怒川温泉駅乗り入れ開始時)のもの。  右は『運転士札7枚セット』の表紙で1日限定30セットの販売。500円。平成14年3月23日ダイヤ改正時(AIZUマウントエクスプレス運行開始時)のもの。 《会津線列車運行図表(平成22年5月21~29日発売)》  左は『会津線列車運行図表』で1日限定50枚の販売。200円。平成21年3月14日ダイヤ改正時のもの。なお、写真は全体の約1/7のみスキャン(だいたいA4サイズくらい)しており、実際には更に横方向に7倍程度の長さがあります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【記念パンフレット】 《AIZUマウントエクスプレス号鬼怒川温泉駅~会津若松駅間  直通運転開始パンフレット(平成17年、会津・野岩鉄道利用促進協議会発行)》  会津鉄道、野岩鉄道と沿線自治体等で構成される会津・野岩鉄道利用促進協議会では、福島県の地域づくりサポート事業(現・地域づくり総合支援事業)の平成16年度採択事業として『会津マウントエクスプレス号東武鉄道鬼怒川温泉乗り入れ記念事業』を実施しました。採択時の事業名は『会津~浅草 鉄道沿線交流促進事業』で、事業概要を要約すると 野岩鉄道、会津鉄道が厳しい経営状況にあることから、首都圏からの観光誘客や沿線間の交流人口の拡大を図るため、首都圏での観光PR事業や、鉄道を利用したイベント事業の実施 とありますが、年度の途中でAIZUマウントエクスプレス号の東武鬼怒川線乗り入れが具体化したためか、同列車を活用したPRが中心だったようです。  この事業に関する事業成果調書によると、平成17年3月1日~5日のAIZUマウントエクスプレス号車内で、野岩鉄道の携帯電話用ストラップ(計1,500個)と同協議会発行の直通運転開始パンフレット(写真左は外側。右は内側。配布時はA4三つ折り)を配布していたそうです。当初はストラップを3月10日まで配布予定でしたが、予想よりも利用者数が多く、予定日より早く配布完了したそうです。パンフレットについては、その後もAIZUマウントエクスプレス号車内のラックで配布されており、私はそこで入手しました。この事業成果について同協議会では達成度をB評価(上からA~Eの5段階)としていますが、乗り入れ先の東武鉄道による記念商品販売やパンフレット作成による相乗効果もあり、充分PR出来たと思います。  しかし、その後のAIZU尾瀬エクスプレス号登場時には同協議会による同様のパンフレット作成や首都圏におけるPRは積極的に行われていません。同列車は会津鉄道が新車として導入した記念すべき車両なのに、AIZUマウントエクスプレス号とは知名度に差がありすぎるのではないでしょうか。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【会津線時刻表(平成24年3月17日改正)】 《平成23年11月1日~会津線時刻表》 《平成24年3月17日改正会津線時刻表》  表紙でAIZUマウントエクスプレス号の日光・会津直通運転をPRしています。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【『八重の桜』放映記念 八重たんクイズ(指定のAIZUマウントエクスプレス号車内)】 《平成25年4月分》  車内に設置されているA5サイズのクイズ用紙です。 《平成25年8月分》 ====================================== 【写真】 《AIZUマウントエクスプレス号(会津鉄道会津線内で撮影)》  中間車8555は廃車後に会津田島駅の側線に留置されていました。写真は2点とも平成21年8月29日に撮影。  キハ8500系の引退記念ヘッドマーク付き。芦ノ牧温泉駅にて平成22年5月29日に撮影。  写真左はかつてデッキ部分に設置されていた喫煙所(平成18年10月14日撮影)。  写真右はドアへの挟まれを注意喚起する掲示物(平成22年5月23日撮影)。  引退直前にはデッキに記念グッズ等の案内も掲示されていました(ともに平成22年5月23日撮影)。  平成25年8月3日に湯野上温泉駅で撮影したAIZUマウントエクスプレス号鬼怒川温泉行き。  写真左は新型AIZUマウントエクスプレスデビュー前日の平成22年5月29日に会津下郷駅にて撮影。これは西若松~会津田島間で開催された試乗会の列車です。  写真右はデビュー当日(平成22年5月30日)に撮影したAT-750形車内。座席は特急形車両だったキハ8500系の後継に相応しいリクライニングシートで料金不要の列車としてはハイグレードです。その日のAIZUマウントエクスプレス号(3117D)は、会津田島駅で車両交換(キハ8500系引退、AT-700形・AT-750形デビュー)となり、発着番線が通常の2番線から、到着は3番線、出発は4番線となりました。同時に新旧車両交代セレモニーが実施され、会津田島以遠からの乗客はホーム上に設置された赤いカーペットを通って新型車両に乗り換えとなりました。鬼怒川温泉行きは大混雑で大幅に遅延していました。  平成25年4月30日に撮影。車内にはNHK大河ドラマ『八重の桜』のポスターが掲示されていました。  写真左右とも平成25年8月3日に撮影。  写真左は会津高原尾瀬口駅窓口に掲示されたチョコクランチ・マウントエクスプレスのポスター(商品の詳細は先述)。  写真右は会津田島駅車庫内で撮影。会津鉄道ジャンク市開催のため入場できました。  写真は2点とも平成29年7月9日に会津高原尾瀬口駅で撮影。会津鉄道開業30周年記念ヘッドマークを装着。 《AIZUマウントエクスプレス号(東武鉄道鬼怒川線乗り入れ)》  平成17年3月19日に鬼怒川温泉駅で撮影。  鬼怒川温泉駅の案内表示。  平成22年5月30日の新型AIZUマウントエクスプレスデビュー当日に鬼怒川温泉駅にて撮影。通常は2両編成の同列車も鬼怒川温泉側からAT-750形2両+AT-600形1両の3両編成となりました。  平成25年4月30日に大谷向駅で撮影した東武日光行き。 《AIZU尾瀬エクスプレス号(東武鉄道鬼怒川線乗り入れ)》  写真左と右上は平成21年8月29日に鬼怒川温泉駅で撮影。  写真右下は平成21年8月17日に鬼怒川温泉駅で撮影。鬼怒川温泉駅17:12着のAIZU尾瀬エクスプレス号は折り返しまで約2時間あるため、一旦、鬼怒川温泉駅の新藤原寄り留置線に入ります。 《AIZUマウントエクスプレス号(東武鉄道日光線乗り入れ)》  写真は上側の6点が平成25年4月30日撮影。左は下今市駅4番ホームの案内表示。  東武日光駅で折返し待ちのAIZUマウントエクスプレス。  訪問日の東武日光行きはAT-701、751、752の3両編成。各車両の側面に『八重の桜』PRステッカーが付けられていました。  平成29年4月27日、東武日光駅にて撮影。野岩鉄道所属車+東武鉄道所属車による普通・新栃木行きとAIZUマウントエクスプレス5号・会津若松行き。 《AIZUマウントエクスプレス号(野岩鉄道会津鬼怒川線乗り入れ)》  写真左は平成18年10月14日に撮影。会津高原尾瀬口駅から野岩鉄道会津鬼怒川線に入る鬼怒川温泉行。  写真右は平成21年12月31日に会津鬼怒川線方面から会津高原尾瀬口駅に入線するAIZUマウントエクスプレス号。  写真は平成22年5月23日に龍王峡駅で撮影。引退記念ヘッドマーク付き。  写真は平成24年4月1日に撮影。左は龍王峡駅で撮影したAT-600形によるAIZUマウントエクスプレス号。東武日光への乗入れ開始に伴い、鬼怒川温泉折り返しのAIZUマウントエクスプレス号の一部がAT-600形使用・アテンダント非乗車の列車となりました。  右は会津高原尾瀬口駅到着直後の東武日光発・会津若松行AIZUマウントエクスプレス号。会津鉄道25周年記念ロゴと日光の文字入りヘッドマークを使用。  平成29年4月27日に上三依塩原温泉口駅にて撮影。AIZUマウントエクスプレス4号・東武日光行き。AT-600形にアテンダント乗務・ヘッドマーク付きの珍しい列車。しかし、この色にヘッドマークが付くとキハ8500系時代の様で、意外と似合っています。 《AIZUマウントエクスプレス号(JR東日本磐越西線乗り入れ)》  年末年始を除く土休日には、磐越西線喜多方駅まで乗り入れます。写真左上・左下は平成18年10月14日に会津若松駅で撮影の喜多方行AIZUマウントエクスプレス号。写真右は喜多方駅行きの行先表示。  写真は左右とも平成17年4月30日に会津若松駅で撮影。  写真左の左側は只見線風っ子会津只見号。  写真右はAIZUマウントエクスプレス号のみを撮影。当時は3両編成で運行されていましたが輸送力過多だったようで、平成19年に唯一の中間車だった8555が廃車(先述)となっています。  写真は平成28年11月6日に喜多方駅で撮影したAT-600形・AT-650形のAIZUマウントエクスプレス号・鬼怒川温泉行き。 ※平成17年 4月30日掲載(本文、H17特別急行券休日用) ※平成21年 9月12日更新(H21特別急行券休日用、写真) ※平成22年 2月10日更新(協議会パンフレット) ※平成22年 5月24日更新(記念商品に関する速報、H22会津鬼怒川線内写真) ※平成22年 5月30日更新(新型車試乗会写真) ※平成22年 5月31日更新(新型車デビュー当日写真) ※平成22年 6月 1日更新(新型車一番列車乗車記念品) ※平成23年11月29日更新(会津線内・H21会津鬼怒川線内・H17JR線内写真) ※平成23年12月 3日更新(新型車一番列車記念紅白饅頭の製造者について加筆・写真追加、                   キハ8500ストラップ・引退記乗・乗証、弁当掛紙・中身、                   運行開始記乗、新型オリジナル切手、                   キハ8500運転士札・会津線列車運行図表) ※平成24年 4月 5日更新(H24会津鬼怒川線内写真) ※平成24年 4月 8日更新(時刻表平成24年3月17日改正) ※平成24年 4月 9日更新(東武日光線直通運転記念乗車券) ※平成25年 5月11日更新(時刻表平成23年11月1日、クイズ4月分、H25東武日光線内等写真) ※平成25年 8月20日更新(本文加筆、八重記入、八重硬乗、コロプラ、ソースカツ丼弁当、                   松茸二段弁当、紅白饅頭掛紙、チョコクランチ、ステッカー、箸) ※平成25年 9月 1日更新(クイズ8月分、H2508撮影写真) ※平成28年12月12日更新(金子牧場オレンジチェリーアイスクリーム) ※平成28年12月15日更新(会津田島駅木製記念入場券) ※平成28年12月22日更新(鬼怒川乗り入れ10周年記乗、メモ帳、松茸一段弁当) ※平成29年 5月 1日更新(会津田島駅木製記念入場券2、鉄カード、H2904撮影写真) ※平成29年 7月15日更新(H2907撮影写真) 【関連記事】  会津鉄道 会津線  会津鉄道 リバティ会津  東武鉄道 AIZUマウントエクスプレス号  野岩鉄道 お座トロ展望列車湯めぐり号、AIZUマウントエクスプレス号  名古屋鉄道 北アルプス号 close

会津鉄道 AIZUマウントエクスプレス号、AIZU尾瀬エクスプレス号
サイト名 13番まどぐち
タグ 鉄道 鉄道(3セク→JR乗入・貸出)
投稿日時 2017-07-16 08:20:06

「会津鉄道 AIZUマウントエクスプレス号、AIZU尾瀬エクスプレス号」関連ページ一覧

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