今年は台鉄発足130周年！台鉄では日本人の苗字と同じ駅（板橋駅、松山駅、田中駅、大村駅など）25駅で在台湾の日本人が一日駅長を務めたり、京急や東武と塗装を交換したり、コラボしたりと、宣伝に余念がありません。中でも、スーパーサイタマ人の“まつもと”には、「普悠瑪（プユマ）」号もどき…… more の「りょうもう」が印象的でした。というわけで、2012年に登場した新型の振り子式電車特急、TEMU2000型で走る「普悠瑪」のコトです！赤と白の塗装も鮮やかな、台鉄最速の特急「普悠瑪」号です。運転席横には「TRA」の文字が大胆に描かれています。（Taiwan Railway Administration＝TRA　です）急行列車に相当する「莒光（きょこう）号」は機関車牽引の客車列車、特急列車に相当する「自強号」は機関車プッシュプル式、と「動力集中方式」が長くとられていた台鉄ですが、「新自強号」として登場した「太魯閣（タロコ）」、「普悠瑪」は動力分散方式を採用した、電車特急です。こちらは200系「りょうもう・プユマ塗装」です。1編成しか走っていませんが、東武鉄道の公式HPで運行予定が確認できますよ！全面はカクカクしたラインの「プユマ顔」で、運転席横には「Ryomo」の文字が大胆に描かれています。「いっそのこと、全部プユマ塗装でもよかったんじゃねーか!?」「普悠瑪」号は、停車駅の多い「自強号」に比べ本数が少なく、ハイシーズンには指定券が完売することも珍しくないそうです。瑞芳駅で「区間車（普通列車）」を追い越すTEMU2000「普悠瑪」です。左側のEMU800型ともども日本車両（と台湾車両）での製造です。韓国の車両は「自強号」で初期不良多発、アフターサービス無しだったうえ、路線工事でも手抜き工事が発覚したこともあり、韓国資本は台鉄の入札には参加できない措置が取られています。台中駅に入線する「普悠瑪」です。台湾では「赤サル」の綽名があるとか。上部中央のLED表示は「普悠瑪」「行先」「英語」が交互に表示されます。余談ですが、「普悠瑪」号は「自強号」より停車駅が少なく、途中駅で先発の「自強号」を追い越すこともあります。例によって地下の台北駅に到着したTEMU2000型「普悠瑪」号です。台北駅は首都・台北の中心駅でターミナル駅なのですが、当駅を始終発とする列車は、列車種別にかかわらずごく少数です。途中駅として、西部幹線⇔東部幹線または基隆方面へまたがって運行する列車が流れていきます。上の写真の「普悠瑪」号は台北駅のすこし東方、七堵行きです。ちょっと長めの停車ののち、終点七堵駅に向かい発車していきました。 close

【台湾編】東武鉄道が台鉄に乗っかってGO！