2月6日の21時ごろ、下りの特急「サロベツ」で運行を終えた車両を南稚内駅構内で車両点検を実施したところ、車輪に基準値を超す傷が見つかったため、車輪の修繕を行うため、翌7日の上りの特急「サロベツ」が運休となりました。傷の発生原因は、6日の16時30分ごろ、宗谷本線の筬島～佐久間を走…… more 行中に鹿を発見し、急ブレーキをかけた際にできたものと推測されます。昨年11月ごろも同様の事象が相次ぎ、上りの62D特急「サロベツ」で運休が頻繁に発生していました。昨年は61D特急「サロベツ」走行中に線路内に鹿などの野生動物が侵入することが多く、接触を避けるため、列車は急ブレーキをかけます。この急ブレーキをかけた際に車輪に傷ができ、折り返しとなる翌日の62D特急「サロベツ」が運休せざるを得ない状況となっていました。キハ183系の非常ブレーキはとても強力のようです。今回も同様の流れです。気になるその編成ですが、既に札幌に戻ってきていることを確認しました。写真は2月8日に撮影しました。苗穂運転所（札ナホ）構内で待機していたキハ183系3両編成です。一部車両が組み替えられたあとの様子だと思います。元からお座敷車両は連結されていません。ちなみに、車輪不具合を起こした当時の編成は・・・＜稚内⇔札幌＞キハ183-1502キハ182-502キハ183-218上記の所定スラ貫の3両編成でした。写真はiPhoneで撮影しているため、見にくいと思いますが、中間のHET色車が「キハ182-502」、左側のスラントノーズ車が「キハ183-218」でした。稚内方に連結されていた「キハ183-1502」を除き、2両とも車輪不具合を起こした際に編成に連結されていた車両です。Twitterの方で確認しましたが、車輪不具合を起こした編成は、20時20分ごろ回送列車として旭川駅で目撃されているようで、昨夜22時ぐらいに札幌駅に到着し、苗穂運転所へそのまま回送されたのではないでしょうか。そして、一部の車両を入れ替えて、臨試9194レとして本日の深夜、札幌運転所へ回送されるのではないでしょうか。冬期は車輪と制輪子間の凍結などにより、車輪踏面に傷が発生しやすいことから、札幌運転所に設置されている在姿車輪旋盤を有効活用し、車輪踏面管理の徹底や車輪削正体制の強化などを行い、車両運用の安定化を図っています。今冬の取り組み項目の1つとなっています。どの車両が当該車両なのかは不明ですが、札幌運転所に回送されるであろう「キハ182-502」または「キハ183-218」のどちらかと思われます。ちなみに、8日の下りの特急「サロベツ」はノースレインボーエクスプレスでの代走運転でした。代走の様子は後日お知らせします。↓ブログランキングにご協力お願いします↓にほんブログ村 close

特急「サロベツ」の車輪不具合編成は既に苗穂に到着