東急・田園都市線の話を持ちだしたついでに、今回は、元東急の車両が頑張る路線のご紹介です。また豊鉄かよ！　といわずにお付き合いのほど、よろしくです。豊橋鉄道は市内電車の東田本線と、鉄道線の渥美線の2路線を有する鉄道会社です。豊橋鉄道の会社自体は名古屋鉄道（名鉄）の子会社ですが、そも…… more そも渥美線そのものが、もともと名鉄の路線でした。あれやこれやあって、豊橋鉄道の路線となりましたとさ。で、今回は新豊橋駅から田原市の三河田原駅まで、18.0キロ。全線単線ながら全線電化のローカル電車・渥美線からのコトです。「1800系はすべての編成に花の名前がついてるよ」元東急7200系は豊橋鉄道1800系として、絶賛活躍中です。1800系全編成が豊橋鉄道の赤色の部分ラッピングで統一されていましたが、現在は「カラフルトレイン」計画が完了！全編成に色違いかつそれぞれの花の名前が付けられており、上の写真の1801編成は「ばら」編成です。元東急7200系がいまだ現役の豊橋鉄道・渥美線。十和田観光鉄道は廃線になっちゃいましたし、通常運行につく元東急7200系は、豊橋鉄道だけ・・・?上田電鉄のなんちゃって「丸窓」電車はどうしてる??元東急の1000系ばかりがもてはやされてたりして･･･1000系に「まるまどりーむMIMAKI」もいますしね。上田電鉄HPでは、7255編成は当面の間運行しない旨載っています。まさか、廃車秒読み・・・・・・??（マニアどもの妙な情熱よりカネの力の方が強いのは知ってる）「上田交通」のこっちの方が原型に近いかな??　解体されちゃったけど。こうやって見比べると、豊橋鉄道のデザイン力ってすごい！「1810編成（菊）に、元上田電鉄7000系（元東急7200系）がいるぞ」あ、1802編成の「はまぼう」サン、それはいいことを聞いた！豊橋鉄道さん、上田電鉄の7255編成をどうにかしてやれませんかねぇ・・・?（マニアのたわごとが現実離れしてることは知ってる）ところで、1800系はすべて3両固定編成で運用につきますが、1801編成の中間車がなんかすごいことになってる・・・あ、1801編成だけではないのですが。どう見ても先頭車が挟まっています。高崎・宇都宮線の211系にグリーン車を挟み込んだ時のような違和感ありまくりのつなぎ方ですよ。特に、角度がついて立体的な1800系の顔だとね！あ、貫通幌が出されて本当に中間車として固定されてる！運転台は使用できないように・・・いや、使用するつもりもないので部品類ががっつりと取り置き用に(?)に抜かれていました。18メートル車体だから1800系。こじつけのようですが、豊橋鉄道の型式番号付番のルールです。3扉ロングシートの通勤型電車の見本のような車内ですが、扇風機まで残っているとは！（非冷房ではありませんよ）渥美線は地方私鉄がワンマン化を進めるなか、車掌乗務のツーマン運転です。指さし確認と点呼をきっちりやる車掌が乗務している電車は、安心感が違いますね。もう1編成、1800系から1803編成「つつじ」のご紹介です。あ、外観は色違い・花違いのほかは塗り分けも基本装備も全10編成ともほぼ変わりませんので。中間車が本当に中間車の編成もあるのですが・・・。ステンレス車体に、花のイメージ色の側面帯（コルゲート1本分の幅！）。側面帯が控えめな幅なので「扉は大胆に塗ってやりました！」　かな?戸袋部分は、花とイメージイラストが入っていますよ。1803編成は「つつじ」と路面電車の組み合わせ。先頭車挟み込みの編成は、新豊橋←＜＞＞→三河田原　という顔の並びになり、先頭車が2両続けて連結されているように見えます。（新豊橋←＜□＞→三河田原　というのが中間車が中間車の編成ね）「ばら」で撮り忘れた吊皮です。広告の欄に「つつじ」。やっぱりロングシートですが、モケットが色違い。袖仕切りがパイプだったり、扇風機とクーラーのカタチが年代を感じさせるな・・・新豊橋駅で発車を待つ1803編成。新豊橋駅では1・2番線を交互に発着させ、待てばどちらかに座れるようになっています。三河田原駅は、1つ手前の「神戸駅」で上下行き違いをしますので、1本ずつ入線して発車していきます。昼間は15分間隔のパターンダイヤで、わかりやすく便利です。人口の多い地域のローカル線ではありますが、鉄道利用者を増やそうとしたら、何らかの利便性を高めないとクルマの便利さ、お手軽さには勝てないんですよね・・・ close

豊橋鉄道・1800系（前編）～東急7200系が･･･豊鉄オリジナル車両に見える件！