前回の続きで、根室標津駅跡の転車台とC11 224について書いていきます。転車台に関する看板がいくつか設置されていました。見た目から察するに、以前から設置されていたようでした。C11の説明が書かれた看板がありましたが、現在地と転車台保存地が異なっていました。C11が以前保存されて…… more いた場所から看板も移設されたようでした。昭和40年代の標津駅付近の地図が描かれた看板がありました。転車台付近の施設の様子が描かれているのは、昔の様子を想像できるのでありがたいですね。さっきの看板を見た後だと、これらが何の跡なのかもわかりますね。石炭庫はC11の隣に、水タンクは転車台の近くにあったようです。転車台とつながっている線路には、移設されたばかりのC11 224が置かれていました。化粧直しをされたばかりということもあり、きれいな姿でした。さて、訪れた時は、「なぜ別の場所にあるはずのC11 224が転車台脇にあるの？」とずっと思っていました。後でネットで検索したところ、訪れた日の2週間ほど前の8月6日に、標津線転車台保存会という有志の団体によって、以前あった場所から転車台脇に移設されたとのことでした。この移設劇と保存については、ただ訪れただけの自分が書くのも難なので、検索して詳しく書かれた記事を読んでみてください。人力で動かして転車台に乗せるといったイベントも行われているようです。標津は気軽に行けるような場所ではありませんが、お近くにお越しの際は、ぜひC11 224の雄姿を見ていただきたいと思います。 close

根室標津駅跡の転車台とC11 224②