新京成電鉄。関東唯一の準大手私鉄です（相鉄が大手私鉄にランクアップしたので）。車両はといえば、京成グループとはいえ京成電鉄本体が「赤字路線になりそうだから、別会社でね」と言ったせいでしょうか。あるいは「周辺の開発には【新】京成のネーミングがイメージアップになるし」と言ったせいでし…… more ょうか。ともかくも、京成電鉄とは、趣の異なる個性的な車両が走っています。現在の主力は、8000形に代わり、8800形です。実用ありきで、8000系の「タヌキ」のような個性的な顔立ちはなくなりましたが、現在のところ、96両が投入されており、新京成の主役ですので、どうぞよろしく。4本に分かれた帯は、京成千葉線乗り入れOK車両だ！4本線は、沿線の松戸市・鎌ヶ谷市・習志野市・船橋市を表しているらしいのですが・・・言われなきゃわかんないですよ。4本帯は、「新京成マルーン」。8000形も京成千葉線に乗り入れするよ！8000形の登場は1978（昭和53）年。合計6両編成×9編成の54両が投入されましたが、新型車が入ると廃車、新型車が入ると廃車、以下繰り返し・・・・・・というわけで、6両編成×3編成の18両が現役です。8800形の登場は1986（昭和61）年。8両編成からの6両編成への組み換えが進み、6両編成×16編成の96両が、いずれも現役です。長編成でVVVFインバータを本格採用した車両としては、先駆者。他社からの視察も受け入れていたそうです。さて、8800形をよく見てみると、帯色が2種類ありますね。「新京成マルーンの4本帯は、京成千葉線乗り入れOKの意味だ！」「行先幕だけは京成千葉線対応だよ。線路には入れてくれないけど」というわけで、茶帯の8800形は、京成非対応とすぐにわかったものでした。もともとの帯色なんですけどね！「新京成の社紋が、ピンクになってる・・・。なんかすごいことになりそう」と思ったら、親会社のロゴもちゃっかり。「バスのほうは、小湊・九十九里連合、日東交通と京成グループの三国志状態！」ところで、8800形の行先表示幕。なんーとなく、国鉄書体の雰囲気が漂ってはいませんか!?「ローマ字が違うからいいんだよ」「常磐線はもうLEDでしょ?　かぶらないからOK」親会社の京成電鉄では丸ゴシックを採用したり、青地に白文字の幕を使っていたり。京成と新京成では、だいぶカラーが違いますね！「京成は丸ゴシック+ローマ字が王道だ！　種別も忘れるな！」LED化が進んできてはいますが、8800形は幕式なもので。茶色地に白文字。現在進行形の「塗装変更」後は、やっぱり付け替えるんでしょうか??「津田沼とつく駅がたくさんあるから、乗り換えの際は気を付けたまえ」そんな、クリームと茶帯orマルーン帯の新京成8800形に、新京成名物、「気分転換に全社塗り替え」の時期がやってまいりました。「前照灯の上に、新しい〈shin-kei-sei〉のロゴ・・・色もなんか違う・・・」そういえば、以前は〈Shin-Keisei〉というロゴだったような。Sを横に倒してカーブの多い路線を表して、なんというか、ソフトなイメージ?と思ったら、関東唯一の準大手私鉄、新京成電鉄。新塗装はこんなでした。「ピンクがどぎつい??　大丈夫だ、数年すれば褪せてくる！」恐ろしいことに、この新塗装。タヌキの8000形にも、ぶっ飛び塗装の8900形にも施工済み！新京成、「ピンク電車」って呼ばれる可能性、というか危険性は考えなかったのかな?? close

新京成電鉄8800形～旧塗装とまさかのコーポレートカラー！