場所：兵庫県播磨町大中1-1-2交通：土山駅から徒歩15分。播磨町駅から徒歩20分。見学：9:30～18時(10月～3月は17:30まで)、月曜と年末年始休館。無料。播磨町の郷土資料館で展示されている車両です。かつて地元を走っていた別府鉄道土山線で使用されていました。土山線は山陽…… more 線の土山駅から加古川市の別府港駅を結んでいた貨物輸送主体の路線で、昭和59年に廃止となっています。DC302です。当初は倉敷市交通局(現水島臨海鉄道)の車両で昭和28年に製造され、昭和41年に別府鉄道に入線しました。本線用ではなく別府港駅構内の入換に使用されたそうです。ハフ5。元は神中鉄道(現相模鉄道)のガソリンカーで、昭和5年の製造。三岐鉄道を経て昭和34年に別府鉄道に入線し、廃線まで使用されました。このような古典的な車両が昭和の末期まで現役だったというのは驚きです。別府鉄道の路線は土山線と野口線のふたつ。山陽線へ直結していたため貨物主体だった土山線に対して、高砂線の野口駅へ通じていた野口線は沿線人口が多く旅客輸送が主体でした。資料館から1kmほど別府港方面に進んだ廃線跡沿いにあった有蓋貨車。台車の無いダルマ状態ですが、きれいな状態です。 close

【播磨】別府鉄道DC302＋ハフ5 播磨町郷土資料館