4日目(8月22日 火曜日)は、摩周(弟子屈)からスタート。まずは駅に向かいます。この日は雨が降っており、途中にあったホテルの廃墟と、東芝推しの電器店が余計暗く見えました…前日が撮りメインの行動だったので、この日は乗りメイン(というか、乗ってばっかり)になります。第14ランナー摩…… more 周駅8:50→摩周湖第1展望台9:15阿寒バス 釧路22あ644 U-RU2FTAB雨が降りしきる4日目の最初に乗車するのは、阿寒バス生え抜きのセレガ。所属は摩周ではなく阿寒湖で、阿寒湖温泉(阿寒湖バスセンター)と摩周駅を結ぶ「阿寒摩周号」として摩周駅にやってきて、そのまま「摩周湖バス」として、摩周湖第1展望台行になりました。なお、観光シーズンは「摩周湖バス」として、普段の路線バス(冬季運休時期あり)とは違った扱いでの運行となります。観光シーズンにのみ「弟子屈えこパスポート」という乗車券が発売され、摩周・川湯周辺のバスが乗り放題になります。この日は8月下旬の平日ということもあり、乗車したのは6人程度しかおらず、日本人と外国人の割合は半々だったように記憶しています。雨のなか、道の駅を経由して摩周湖へ向かって坂を上っていきますが、雨に加え、霧でまわりがよくみえません。25分ほどで、摩周湖第1展望台に到着。布施明の曲で一躍有名になった摩周湖ですが、この日はまさに「霧の摩周湖」でした。正直これだったら来なくてもよかったと思いましたが、観光もするというのが今回の旅の目的の1つなので、仕方ありません。乗車してきたバスより一足先に、川湯温泉発摩周湖第1展望台行が到着していました。このバスは、「屈斜路バス」として、川湯温泉・屈斜路湖経由美幌峠行となります。摩周駅から来たバスから乗り継ぐ人も見られました。逆に、川湯温泉から摩周駅行に乗り継ぐ人もいました。乗せ忘れを防ぐためか、降りる際にお客さんに声をかけ、どちらに乗っていくかを確認していました。第15ランナー摩周湖第1展望台9:40→摩周駅10:05阿寒バス 釧路22あ644 U-RU2FTAB(写真省略)摩周駅から乗ってきたセレガで摩周駅に戻ります。途中バス停での乗降はありませんでした。第16ランナー摩周駅10:30→阿寒湖バスセンター11：20阿寒バス 釧路22あ644 U-RU2FTAB阿寒湖から来たセレガが摩周湖第1展望台行になった時点でなんとなくそんな予感はあったのですが、やはり阿寒湖行はこのセレガでした。旅行の計画を立てるときに一番苦労したのが、この阿寒摩周号でした。観光シーズンのみの運行なのはいいとしても、1日2往復しかありません。もう少し多いと利用しやすいのですが…。摩周湖への往復では数人しかいなかった車内ですが、阿寒湖行は20人ほどが乗車。ほとんどが外国人で、英語以外の言語も飛び交っていました。車内には、日本語、英語、フランス語、中国語、韓国語の5言語による観光案内ビデオが流されており、外国の方々は熱心に見入っていました。阿寒湖バスセンターに到着。バスは各ホテルなどを回り、またバスセンターに戻ってきますが、一足早く降りました。歩いて阿寒湖へ向かいましたが、雨と雲で微妙な感じでした。そういえば、阿寒湖バスセンターって宿泊できるんでしたね。わざわざ阿寒湖バスセンターまで来たのは、この1台を撮るため。京急から移籍したエアロスターM(P-MP)のトップドア。2017年で29年目の大ベテランです。「阿寒湖の主」だそうで、滅多に動かないとのことでした。第17ランナー阿寒湖バスセンター12:20→釧路駅14:25頃阿寒バス 釧路200か395 KC-HU3KPCA阿寒バスの生え抜きブルーリボンで、2時間かけて釧路へ向かいます。阿寒湖バスセンターと釧路駅を結ぶ路線は「阿寒線」という名称と30番という系統番号が付与されています。昼間の1往復は夏季のみの運行で、釧路から来たバスが運転手を交代したうえですぐに折り返します。5人ほどが乗車し、一路釧路へ向かいます。30分ほど走ってようやく最初の信号があったり、10個くらいしかバス停を通過していないのに運賃が千円を超えていたりと、内地の人間には考えられない状況が続くなか、1時間かけて阿寒町に到着しましたが、乗降はなく、市街を抜けます。夏季に運行される便は、途中の鶴公園で15分停車し、鶴を見ることができます。しかし、5分遅れで到着したため、10分以内での見学となってしまい、かなり慌ただしかったです。鶴公園を出ると5分ほどで釧路空港に到着。釧路市街へは空港連絡バスがあるので、わざわざ阿寒線に乗ってくる人はいませんが、阿寒湖バスセンターから乗車していた1人が釧路空港で降りて行きました。15分ほどで大楽毛の市街に入ると、あとはもう釧路の街中といった様相になり、それまで全くなかった乗降がしばしばありました。バスはほぼ定刻通りに釧路駅に到着。路線距離は78.6km、運賃は2700円でした。第18ランナー釧路駅15:20→市立病院15:30頃くしろバス 釧路200か291 U-LV324L(前日撮影)この後は、阿寒バスの釧路羅臼線で羅臼を目指しますが、始発の市立病院から乗車するため、釧路駅から移動します。立川バスから移籍した7Eで市立病院へ。今回の旅で初めて富士重工ボディに乗車しました。(4日目前半 終わり) close

道東の鉄道・バスを乗り回す旅(4日目前半)