前回のつづき。伊豆急行の小さな資料館訪問後ホームに戻ってきました。朝出発しここを出る直前まで次に乗る列車どうしようかずっと考えてました。その直後に伊豆クレイルがやってきました。次はこの列車に乗ります。今回の旅で乗れたないいなと考えてまして熱海駅で相談しじっくり考えダメ元で聞きた所…… more 席は残ってると教えてもらい速攻で決めました。再び伊豆高原を出て序盤伊東から城ヶ崎海岸に向かうまでに見た高台からの風景を眺めながら進んでいきます。午前中と異なるのは日が徐々に西に向かい順光になりつつあったので空や緑がきれいに撮れるようになりました。車内を巡っていきましょう。みどりの窓口で販売されてる席はこの4号車だけです。伊豆急線内なら510円で乗れるので短い区間、時間でもいいから乗りたいと思ったのです。3号車はコンパートメント席でJR東日本の旅行会社びゅうで取り扱ってます。1組ごとにつけられてる黄緑の暖簾がいい味を出しカーペット付きの床が高級感を2号車ではミニライブが催されギャラリーで埋まってました。こうしたイベントも楽しむのも観光列車ならではの楽しみですね。ブラックボードには伊豆クレイルを楽しむ絵や商品が紹介されてました。これを見て電車旅を満喫しないわけにはいきませんね。バーカウンターでは飲み物やおつまみ、伊豆クレイルクリアファイルなど様々なものが販売しています。2、3時間前いた片瀬白田駅をようやく通過しこの先へ向かいます。通過した直後列車は停車しましたが車窓を楽しんでもらえるようにビューポイントで一旦停車したのです。東伊豆の海岸線は伊豆急の車窓としてポイントの一つに上がります。皆この風景を短い停車時間でスマートフォンに撮影するものもいればじっくり眺める者もいました。俺もこの素晴らしい風景を必死のパッチでシャッターを押し続けいい写真が撮れました。海岸線が終わり集落が見えてきました。高台や急峻な場所海岸線と変化の多い伊豆急の車窓で久しぶりに集落のある場所へ来ました。東伊豆町役場の最寄り駅である伊豆稲取駅に13:50到着しました。終点伊豆急下田までは約20分。後半戦に入ります。海岸線の後は再び長短のトンネルが続き河津発車後河津川が見えました。河津を出ると伊豆急線も終盤に入ります。山沿いを走る区間を見て海岸線や海を眺めれる区間は僅かであることが確認できます。ショーウインドー内にはかわいらしいつるし端牛やバガテルが飾られてます。バガテルはフランス、パリにある「フランス・バガテル公園」の姉妹公園として2001年オープンしました。3ヘクタールの広さに1100品種、6000株のバラが植 栽されてます。河津といいますと2月から桜が見れることでも有名で河津桜のシーズンになるとたくさんの人が訪れるというのを聞きます。DVDも上映され沿線や伊豆半島内にあるスポットが紹介されてます。のものマップには伊豆半島に各都市、町名に有名スポットが描かれてます。小田原市から南伊豆町までかなり広い範囲の地域が描かれ伊豆半島の大きさというのを電車旅をもって知るにはいい機会ですね。河津、稲梓、蓮台寺を経て終着駅は目の前に迫ってきました。14:08終点伊豆急下田駅に到着しました。40分間の短めの乗車でしたが写真撮りながら楽しい時間が過ごせたと振り返ってます。到着直後ホームで三度黒船列車を見れました。隣に列車が停まってなかったので全域をようやく見ることが出来ました。黒の塗装を纏った列車はかっこよくて好きです。終着駅で頭端式のホームなのでターミナルの風格も十分持ってます。巡ってる間に特急踊り子が到着しました。185系は185系ですがなんとエクスプレス色の編成が来ました。初めてお会いすることが出来ましたがまさかこの地で会えるとは思ってなく俺はこの色だけは縁がないと思った時期もありましたが元々高崎線、吾妻線を走ってたので行く機会に恵まれず巡り合わせも悪かったのかもしれません。伊豆クレイルが回送の為撤収した後のホームの向こうには側線がありそこではお昼寝中のスーパービュー踊り子がいました。1990年バブル期デビューの車窓を楽しめる名列車もあと数年で30年を迎えます。ゴールしましたがもう少しだけめぐりましょう。改札は入口、出口が分かれており出口は5台有人ラッチが設置されてます。大きな駅ですが自動改札ではなく昔の大きな鉄道駅で見られた光景がここで見れます。⚓と黒のデザインは黒船来航をイメージしたラッチがお出迎えしてるようでした。改札出た後の一角にある水槽には可愛いアカウミガメが元気よく泳いでました。人懐っこく水槽の中を見て癒され、元気をもらいました。逆光で空が白飛びしてますが・・・（汗）下田市の代表駅で南伊豆、西伊豆への拠点に相応しい駅舎が建ち静岡県内の鉄道駅では一番南に位置してる駅であります。駅前には下田ロープウエイの入口があり高低差156mを3分半で結んでます。目の前にある山と青空の色合いといい良い画が撮れたと言いたくなります。片瀬白田まで行き一旦伊豆高原に戻り伊豆クレイルで一気にここまできましたが駅巡りをそっちのけにしてしまったのは初日一番の反省点でした。事前に調べてた駅もどれも訪問しがいがあり楽しみにしてましたが次来た時満席で取れなかったことを考えると乗ってよかったと思ってます。カメラ：Nikon D7200＋AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VRブログランキング参加しています。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 close

伊豆急行　伊豆クレイル　伊豆高原駅～伊豆急下田駅