【猪苗代】日本硫黄沼尻鉄道(磐梯急行電鉄)DC12-1+ボサハ12+13 緑の村の詳細

【猪苗代】日本硫黄沼尻鉄道(磐梯急行電鉄)DC12-1+ボサハ12+13 緑の村
保存車とB級鉄道
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記事タイトル 【猪苗代】日本硫黄沼尻鉄道(磐梯急行電鉄)DC12-1+ボサハ12+13 緑の村
概要

場所:福島県猪苗代町長田字東中丸344-4交通:猪苗代駅からタクシーで15分見学:9時~17時。水曜定休。冬季はシートがかけられ見学不可となります。磐越西線の川桁から沼尻までを結んでいた沼尻鉄道の保存車です。沼尻鉄道は沼尻鉱山から産出される硫黄の輸送を目的に1913年に開業。戦後…… more 国内で原油の精製が開始されると副産物として硫黄も生産されたことや、海外でより安価な硫黄が産出されることになったことで業績が悪化。1960年代に入ると日本硫黄の新経営陣により裏磐梯への観光路線への転換が計画され、改軌や交流電化を含む改造案が示され、社名も「磐梯急行電鉄」と変更しました。しかし、元が資金力の乏しい赤字経営の鉄道が自力で実行できるわけもなく、末期には資産の切り売りによって無理に資金をねん出、加えて異常な高配当や利益が計上されるなど不自然な経営状態となり、1963年に会社更生法の適用を申請してまもなく会社が倒産。路線も廃止となりました。DC12-1。1953年に地元福島県の協三工業で製造されたロッド付きL型DLです。ボサハ12と13。1923年に栗原鉄道が導入した客車で、1956年、同鉄道の改軌にともない沼尻鉄道が譲受しました。車両の前には翁島駅の旧駅舎が移築保存されています。翁島には皇族の別邸の天鏡閣があり、翁島駅にも昭和天皇をはじめ多くの皇族が訪れたということです。駅舎内では食堂が営業しています。沼尻鉄道の磐梯急行電鉄への社名変更から倒産までの動きは、当時の経営陣が投資家から資金を集めたり資産を食いつぶすために、すべて計画的に実行したとされているようです。ちなみに、会社自体は倒産したため組織としてはまったく別ものながら、「磐梯急行電鉄」という法人はその後も存在し、所在地や経営者はコロコロ変わっているようですが、このあたりの話はここですべきではないと思いますので、気になる方はググってみてください。 close

【猪苗代】日本硫黄沼尻鉄道(磐梯急行電鉄)DC12-1+ボサハ12+13 緑の村
サイト名 保存車とB級鉄道
タグ 福島県 鉄道
投稿日時 2018-01-22 15:00:06

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