【第272話】三重県 近鉄富田駅~桑名市 オートレストラン長島の詳細

【第272話】三重県 近鉄富田駅~桑名市 オートレストラン長島
路地裏見聞録出張所
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記事タイトル 【第272話】三重県 近鉄富田駅~桑名市 オートレストラン長島
概要

【第272話】この素晴らしいレトロに祝福を!前回の続き。愈々この日のメインイベント。富田でレトロ機関車を撮影してからオートレストラン長島へと向かう。近鉄富田は近鉄四日市から急行で1駅。それはええんじゃが……なんじゃこれは……四日市よりも明らかに雪が強くなっている。こんな中で撮影す…… more んの?マジで?反対側には三岐鉄道三岐線の101系103F。こいつは1964年製の元西武鉄道401系で1991年に三岐鉄道に入籍した。車齢は50年を超えているが死ぬ気配はない。撮影しているうちに四日市で撮るだけにした2800系準急が追い付いてきた。こいつは1972年製2804Fであり車齢は2017年当時で45歳。十分古いのだが、三岐の101を見た後だとなんだか若く見える(爆)。近鉄富田のカーブは撮影に丁度良いというので暫く特急車両を撮影した後歩いて富田へ。迷わなければ5~6分程度で着く。駅には早速DD51-890。こちらは1972年11月製で近鉄2800系と同い年であった。富田はDD51が必ず待機しているそうなので、DD51が見たくなったら富田に来るのも手か。駆け抜ける快速亀山。名古屋で過すには丁度良い服装で来てしまっただけに、この雪降る天候の中目の前を猛スピードで通過されるとこの「軽装」では辛い。手の震えでカメラを落とさないようにとストラップの安全確認はしつこすぎるぐらいにやった。そして真打登場、三岐鉄道ED5081形。元東武鉄道ED5080形であり、1970年に成田空港建設用砕石輸送機関車として製造された。成田空港完成後は東武鉄道に編入され貨物・甲種に利用されていたが、2003年に三岐鉄道に譲渡された。車齢47歳でこれもまた中々の高齢ではあるが、ED45よりは若い。元々三岐鉄道の富田駅というのはこちらのことだった。ただ、三重県は国鉄より近鉄のほうが強い。三岐の乗客は乗り換えに本数が少なく遅い国鉄富田ではなく本数も多く速い近鉄富田まで徒歩で移動していた。要は今回我々がやった逆パターンである。近鉄連絡線が完成後も一部は富田に乗り入れていたそうだが、数字が芳しくなかったのか1985年に発着を近鉄富田に統一。そして現在の貨物線があるのである。如何にも年季の入った音を軋ませながらタキ1900と連結。ちょっとずれてみると奥に青ワムこと国鉄ワム80000形保守向上車がおった。ワムより輸送効率の優れたコンテナを導入することで2012年に廃止された青ワム。こんなところで見られると思っていなかったのか、キュービックが若干興奮していた(爆)。タキ1900を1つ繋げて吊り掛けを唸らせ発車。また吹雪いてきた(苦)。「ヌオオオオオオオオ~~~~~~~~」吹雪いてくる方向に背を向けるのはまだいい。大変なのはその逆だ。それはもう変なうめき声を出しながら撮影するしかない。最早吹雪は達観。珍しい光景じゃ!と割り切って撮ることに切り替えた。しかし折角切り替えた気持ちも快速みえの通過で心折れる(苦)。顔面が黒い気動車だからちょっとは温かく見えるだろう!とかそんなこと考える余裕もない。「これは風邪引くわ、キリの良いところで引き上げよう」流石にこうなるとお互い次の日の仕事への支障も考えるしこちらとしては「2017年初っ端の見聞録で雪まみれになって風邪引いた」という汚点を残したくなかった(それはそれでいいネタではあるのだが)ので、時刻も考え次の機関車で打ち止めということになった。それにしても一歩間違うと重大事故につながりかねない仕事だというのにこの雪の中でも自らの役割をきっちりとこなす姿は敬服の外はない。最後はそんな作業員の姿を一枚撮ることで敬意を示すことにした。撮影後は桑名から長島温泉行きバスに乗る。ジャズドリーム長島に行くだけあって本数は多く、また時間帯が時間帯だったので学校帰りのJKが利用していた。(私が学生の頃は下校途中に街のパン屋に行くことが日課だった。時代なのかこれが男女差なのかは知らんが昨今のJKは何ともオシャレな授業後を過しておるようだ)長島スポーツランドにて下車。名古屋からも桑名からも来られるので到達難易度は低め。歩いて5分でこのいでたち。本日の最終目的地「オートレストラン長島」。オートと言っても自販機が並んでいるタイプの店ではなく食券を買って食べるタイプである。深夜営業しているレストラン・温泉なので国道沿いのトラックマンに大層親しまれた。閉店のお知らせ看板が立てかけられていた。ただ、その二か月後、何事もなかったかのように名前を変えてリニューアルオープンした(爆)。惜しまれて3月に閉店したオートレストラン。実は営業再開していた。 |三重県に暮らす・旅するWEBマガジン-OTONAMIE(オトナミエ)全くそそられない景品ばかり並ぶゲーセンも終わるとなると幾らか落としてみたくなるものである。キュービックは太鼓の達人を見つけて叩き始める。行く先々でやってません?(爆)お目当ての長島温泉ながしまの湯。ここは深夜営業するにも関わらず深夜料金は一切なしの550円で入湯できるのが利点。泉質はアルカリ性単純温泉。海に近いがR-8号源泉には塩化物は入っていないらしい。リニューアル後もこちらの2つは営業していないそうだ。但し、同じ泉質の温泉が隣のクアハウス長島で湧いているので問題はない。やはり深夜営業があるかないかでトラックマンにとってはだいぶ違うようだ。(尚、この辺りは湯あみの島、なばなの里里の湯、元気村、木曽岬温泉とイロモノが揃っている。遊んだ帰りに風呂に入るのも悪くない。)入湯後は最後(と思っていた)ということで記念の食事。長島なのに何故か亀山名物の味噌焼饂飩がメニューにあった。記念になる物を食べよう!……のはずだったのだが、ここ数年は極端な小食且つみやの家のうどんの腹もちが恐ろしく良く全く腹が減っていなかったのでミニうどんで済ませた。食べているときに定期的に起こる腹痛も襲ってきたので兎に角食べるのが辛かった。腹を十分に休めてから長島スポーツランドバス停へと戻る。一日苦しめられた雪も漸く止んだようだ。長島温泉-長島スポーツランド-なばなの里-名鉄BCと主要地しか止まらないバスで名古屋まで戻ってきた。客層は大半が東アジア系外国人で8割席が埋まっていたように思う。それにしても……近場にしてはなんだかんだ濃い一日だったね?No.272この素晴らしいレトロに祝福を!場 所三重県 近鉄富田駅~桑名市 オートレストラン長島日 時2017/01/24雪→曇備 考-引 用 close

【第272話】三重県 近鉄富田駅~桑名市 オートレストラン長島
サイト名 路地裏見聞録出張所
タグ 最新ネタ 近鉄 鉄道
投稿日時 2018-02-11 14:55:03

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