2018年4月21日に東武鉄道の特急リバティが運行開始1周年を迎えました。その記念として同日のリバティけごん11号･リバティ会津111号では浅草駅･車内･会津田島駅で記念のイベントが実施されました。なお、東武鉄道のリリースには記載されていませんでしたが同列車の北千住･春日部･栃…… more 木駅発車後に「本日、この特急列車は『リバティ運行開始1周年記念号』として運転させていただいております。」との車内放送があり、副称付きの列車だったという事が分かりました。 【特急券】 《浅草旅行セン駅21発行 リバティ会津111号特急券(2018年4月21日分)》 　リバティ運行開始1周年記念号となるリバティ会津111号の特急券。発売当日の19時頃には既に残り7席となっていました。恐るべし乗車記念品効果。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【乗車記念品】 　リバティ運行開始1周年記念号では北千住発車後に記念乗車証明証&南会津町パンフレット･クリアファイル等、春日部発車後にリバティ30センチ定規、栃木発車後に日光市パンフレット&ウェットティッシュが配布されました。 《特急リバティ運行開始1周年記念乗車証明証》 　D型硬券。裏面の券番は形式にあわせて『0500』。 《リバティ30センチ定規》 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【車内販売】 　2017年12月28日から一部のリバティけごん(2往復)で車内販売がスタートしました。JR直通特急以外の一部のスペーシアと同様、東武商事が販売を行います。リバティ運行開始1周年記念号も浅草→東武日光間で車内販売の取り扱いがありました。小田急電鉄のロマンスカー･メトロえのしま号とは異なり、併結されるリバティ会津側の編成まで廻ってきますので安心です。 《メニュー》 　基本的に日もちしそうな商品を中心に取り扱い。生ビールや弁当、サンドイッチはありません。メインはヤマザキのランチパック(ツナ、いちごジャム、あと一つは未確認)ですが、もの凄く売れていました。写真のメニュー表には記載がありませんが、リバティグッズとしてボールペン、アクリルキーホルダー(ともに東武線駅売店販売分と同じもの)を取り扱っており、車内放送でもその旨をお知らせしていました。 《領収書&軽食･飲み物》 　リバティ会津側の車両まで廻ってきた際に購入しましたが、基本はリバティけごん扱いとなります。写真左は領収書。印字は『リバティ』が省略され『けごん11号』。 　写真右は購入品。缶コーヒーは微糖と無糖の2種類ありました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【リバティ運行開始1周年記念号関連のツアーパンフレット】 《東武トップツアーズパンフレット》 　写真左は往路にリバティ会津111号(リバティ運行開始1周年記念号)利用･1泊2日の『南会津下郷町満喫』ツアーパンフレット。 　写真右はリバティけごん11号(21日の往路はリバティ運行開始1周年記念号)利用･日帰りの『日光桜回遊桜めぐりウォーキング』ツアーパンフレットです。 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 【写真･乗車記】 《浅草駅 記念イベント･会津田島祇園祭の花嫁登場》 　遅くとも発売翌日には空席が無くなっていました。実際には春日部で下車する記念乗車証明証のみを目的とした鉄道マニアが最も多く、次に栃木で下車する記念乗車証明証&リバティ30センチ定規を目的とした鉄道マニア、その次に記念乗車証明証&リバティ30センチ定規&SL大樹｢東武ワールドスクウェア開園25周年記念列車｣を目的とした鉄道マニアが多かったです。それでも降りた分、すぐに他の客が乗車してくるため、リバティ会津については鬼怒川温泉まではほぼ満席状態の様でした。 　浅草駅1階窓口ではリバティ運行開始1周年記念入場券セットを求める鉄道マニアが多数。ホーム上では発車前に会津田島祇園祭の花嫁行列イベントを開催。花嫁さん達はそのままリバティ運行開始1周年記念号に乗車しました。 《車内 記念イベント･南会津町による記念乗車証明証等の配布》 　写真はリバティ運行開始1周年記念号の北千住→春日部間における記念乗車証配布。花嫁さんは南会津町のパンフレット&ノベルティと記念乗車証を乗客一人一人に配布しました。最初、この列車の乗客の大半が鉄道マニアになると思っていましたが、先述の東武トップツアーズのツアー開催もあった影響か、普段と同じ一般の乗客も多く見られました。また、外国人観光客も乗車していましたが、花嫁さんのおもてなしに感激し写真を撮られていました。 　さて、私の隣の席には栃木駅まで鉄道マニアの方が乗車していましたが、同駅から会津若松の親戚の家まで行くというお年寄りの方が乗車してきました。普段は旦那さんが運転する車で行くそうですが、その日は都合が悪く栃木駅まで車で送ってもらい、初めての鉄道利用。娘さんがリバティ会津の特急券と会津若松までの乗車券、接続時刻を書いたメモを用意してくれたそうです。お住まいは関東鉄道常総線沿線との事でしたが、東北新幹線利用ではなく、リバティ会津という選択肢もあるのですね。 《下今市駅》 　改札口横に掲示されていた東武日光駅管区職員一同オリジナルのリバティ1周年記念ポスター。その下に下今市駅職員一同オリジナルの東武ワールドスクウェア開園25周年(同日～23日運行のSL大樹｢東武ワールドスクウェア開園25周年記念列車｣ヘッドマーク入り)のポスターも掲出。同日に下今市～鬼怒川温泉間に2種類もの記念列車が運転されましたが、残念ながらSLについては故障してしまい、DLによる代走となりました。 《鬼怒川温泉駅》 　鬼怒川温泉駅に掲示されていたリバティ1周年記念ポスター。同駅ではリバティ運行開始1周年関連ではなく、本物の出会い栃木DC関連のおもてなしとして、列車到着時に冷たいお茶と団子のおもてなしがありました。 【関連記事】 《関連列車》 　東武鉄道 リバティけごん､リバティきぬ､リバティ会津 　東武鉄道 リバティりょうもう 　野岩鉄道 リバティ会津 　会津鉄道 リバティ会津 close

東武鉄道 リバティ運行開始1周年記念号