2008（平成20）年。国鉄三木線を継承した第三セクター「三木鉄道」が廃線となりました。当時の三木鉄道で使用していた車両は、ミキ300型ディーゼルカーが3両（ミキ300-103,104,105）でした。1両は岐阜県の樽見鉄道へ、1両は北条鉄道へ譲渡され、残る1両は保存目的とする予…… more 定でした。ミキ300-103が、ひたちなか海浜鉄道へやって来ました。時に2009（平成21）年のことでした。樽見鉄道、北条鉄道に譲渡されたミキ300型はオリジナル塗装に変更されていますが、ひたちなか海浜鉄道ではあえて原型の塗装を残しているんだそうです。（塗装大好きひたちなか、いつまで現状の塗色でいけるかな?）もともとバス向けのエンジン、日産ディーゼル（当時）製のバス・鉄道向けP型エンジン・PF6HT03型エンジンを搭載、最高出力230PSの走りは軽やか、ディーゼルの音が多少煩わしいのですが、それくらいは大目に見てあげましょう！ところで、たまたま撮影した日は、阿字ヶ浦方にだけヘッドマークがついていました。「潮風」号ですが、ほかにどんなHMがあるのかは寡聞にして存じませんのコトです。サボと型式表示。阿字ヶ浦の「阿」の字の真ん中に「M」と入っていますね。「MIKI」鉄道のこと?　駅名標に見られる「ひたちなか文字」?定刻となり、勝田行き上り列車が発車していきました。この日は、前回ご紹介のキハ3710型とミキ300型で回していました。それにしても、運転席上の幕式表示が「湊線」固定なのは、ちょっと惜しいですね！ close

ひたちなか海浜鉄道・ミキ300型～三木鉄道から第2の舞台へ！