今回は、熊本電鉄バスのKC-代大型車を取り上げます。やはり西工架装車がメインで、ノンステにも架装しているのが電鉄バスらしいです。熊本22か3059KC-LV280N1996年式KC-代でも58MCを架装した車が導入されていますが、大型車ではLVのみと少数派です。中扉が前寄りになっ…… more ている影響で、中扉より後ろにあるサッシ窓が5つ並ぶ珍しいスタイルになっており、これは同社のふそうU-MP+58MCと同様です。熊本22か3127KC-HU2MLCA1997年式純正車体の車も時々導入されており、1997年は日野ブルーリボンのワンステが2台導入されました。普段はM尺を導入しているにもかかわらず、この車はなぜかL尺で、他の日野HUよりも尺が短くなっています。この年からワンステを導入するようになり、西工架装車は58MCから96MCに車体が変更されました。熊本22か3131KC-LV280N1997年式西工58MCを架装したKC-LVに引き続き、西工96MCを架装したKC-LVが導入されましたが、なぜかこの年だけビルドインクーラーを採用しています。次回導入分はビルドインクーラーではなくなっているあたり、試験的な採用だったのでしょうか。58MCではツーステで銀サッシの2段窓でしたが、96MCではワンステで逆T字窓になったので、印象が一気に変わりました。熊本22か3213KC-HU2MMCA1998年式ようやく導入された日野HU+西工96MCワンステ。幕がLED改造されていない原型のタイプで、行先と系統番号が分割され、側面幕は大きいサイズのものが採用されていました。熊本22か3214KC-MP717M1998年式ふそうKC-MP+西工96MCワンステも導入されましたが、この年のみの導入にとどまったため、KC-ワンステの中では少数派になっています。熊本22か3292KC-LV280N1999年式引き続き導入が続くいすゞKC-LV+96MCワンステ。熊本電鉄のKC-代ワンステの標準的なスタイルの車もこの車が最後となりました。熊本22か3304KC-MP747M1999年式熊本電鉄バス名物のふそうKC-MPノンステ+西工96MC。中扉が4枚折戸のはというかなり珍しい仕様で、熊本電鉄と西鉄のみに導入されました。西鉄はB-Ⅱだったのに対し、熊電はB-Ⅰということで、さらに希少性を高めています。熊本200か53KC-LV280N2000年式この頃の新車はアイミーくん塗装で導入されていました。アイミー君塗装は地味にバリエーションがあったのですが、PB-RM以降は電鉄バスカラーに戻っています。熊本200か54KC-MP747M2000年式前年に引き続き導入されたふそうKC-MPノンステ+西工96MC。増備車はアイミーくん塗装で中扉が引戸になっています。※2018年5月17日 一部画像を追加・交換しました close

熊本電鉄 その2(大型車②)