昨日は日曜日ということもあって、いそいそと神戸県立美術館の「プラド美術館展」に出かけました。阪神の岩屋駅です。 今は非常階段になっている大阪（梅田）方の階段です。この階段を撮っていたときに、たまたまデボ１形塗装の近鉄5800系がやってきました。 少し前に、姫路…… more の「兵庫県立歴史博物館」の企画展で得た情報を基に阪神岩屋駅の古レール支柱を観察しました。 阪神電気鉄道の開業時代のレールを支柱に使っている岩屋駅のホーム屋根と阪神8000系です。 1905年（明治38年）に開業した阪神電気鉄道の開業前年である1904年に製造された古レールの支柱です。 「CARNEGIE 1904」の刻印が入っています。鉄鋼王と言われたアンドリュー・カーネギーが経営していた米国のカーネギー鉄鋼会社が製造したレールです。アンドリュー・カーネギーはニューヨークのカーネギーホールやピッツバーグのカーネギーメロン大学にも、その名を残しています。 古レールを確認した後、神戸県立美術館に向かいました。なぜか？、怖いぐらいの行列ができています。 行列はプラド美術館展と同時開催中（開催期間は異なります）の「ジブリの大博覧会」の入場待ちの行列でした。 プラド美術館展の混雑は、それなりのものでしたが大混雑ではありませんでした。プラド美術館展の副題は「ベラスケスと絵画の栄光」ですので注目はベラスケス(1599年～1660年)の作品でした。私は美術の専門家ではありませんので、ごく簡単に書いておきますが、今回の美術展は「見に行ってよかった」というのが感想です。 展覧会グッズコーナーで意外なものを売っていました。スペインのプラド美術館展に因んだ「ブラド美術館展限定ラベル」のスペイン産赤ワインを購入しました。もちろん価格が安いから買っています。このワインは「エルカヴィオ ロブレ 2015 750ml」というコストパフォーマンスが高いことで有名な赤ワインです。美術展とは何の関係もないことですけれども『ドン・キホーテ』ゆかりの「ラ・マンチャ」産のワインです。 昼になったので神戸県立美術館前から神戸市バスで三宮に出て昼食にしました。（つづく） close

岩屋駅の古レールとプラド美術館展