下津井電鉄は車両の入れ替えが早い宇野自動車のMPや、1989年に解散した倉敷市交通局の車が移籍していたこともありましたが、2000年代に入ると移籍車の導入が本格化しました。最初に移籍したのは西武バスの車でした。岡山200か493車番:N333U-UA440LSN1993年式元:西…… more 武バス最初は西武バスの7Eの中ではオーソドックスなL尺ツーステが移籍してきました。日デ+富士重工という下電にもお馴染みの組み合わせが移籍を後押ししたのでしょうか。複数台移籍しましたが、現在は大多数が児島競艇の送迎バスに使われており、競艇開催日は児島駅と競艇場を行ったり来たりしています。倉敷200か20車番:N335U-UA440LSN1993年式元:西武バス標準的なL尺7Eの多くが児島競艇専用車になるなか、孤軍奮闘しているのがN335。下電らしいジーンズラッピングで児島と倉敷を結ぶ路線で走っています。倉敷200か67車番:N527U-UA440HSN1995年式元:西武バス1台のみ移籍したH尺7E。こちらも児島競艇送迎バスに転用されています。岡山200か510車番:N431U-UA440LSN1994年式元:西武バス下電の西武中古で有名なのが、三扉車の後扉を閉鎖し、あたかも元から前中引戸の二扉車だったかのようになっている改造車です。この手の改造は熊本市交通局(当時)も行っています。西武中古の多くが児島配置のなか、この車のみ興除配置になっており、倉敷や岡山市街で見かける機会が多いです。岡山200か511車番:N432U-UA440LSN1994年式元:西武バスこちらも改造を受けた元三扉車ですが、ラッピングのせいで肝心の元後扉部がよく見えず…。倉敷200か22車番:N132U-UA440HSN1991年式元:西武総合企画前中折戸でメトロ窓といういかにも送迎バスのような見た目の7B。西武バスグループの西武総合企画からの移籍車で、西武総合企画時代も送迎バスとして使われていました。こちらも児島競艇の送迎バス専属になっています。 close

下津井電鉄 その5(大型移籍車①)