JR西日本では、嵯峨野線の京都～丹波口間に新駅を開設する予定としていますが、この度その新駅名が発表されました。 JR嵯峨野線　京都・丹波口間新駅　駅名の決定：JR西日本 上記発表資料によると、新駅の駅名等は以下の通りとなっています。 ●新駅の駅名： 「梅小路京都西（うめこう…… more じきょうとにし）」駅 （Umekoji-Kyotonishi） ●決定理由： 新駅が所在する「梅小路公園」は，周辺地域を象徴する存在として地域に親しまれており、「梅小路」は、京都市の駅名公募結果においてもキーワードとして最多数でありました。 また、京都駅の西側約1．7キロメートルに位置し、京都観光の新たなサブゲートとなることから「京都」「西」を付与した名称としました。 ●開業予定： 2019年春 ▲梅小路京都西駅　イメージ （上記発表資料（http://www.westjr.co.jp/press/article/2018/07/page_12734.html）より引用） その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。 この新駅の計画をご紹介したのが2015年2月にアップしたこのエントリーでした。 【JR西日本】嵯峨野線 京都～丹波口間に新駅開設を発表。平成31年春開業予定。 : 阪和線の沿線から その際にも、気になる点として新駅の名所を挙げていて、「梅小路」の名称が入ったりするのか、今後の楽しみ、と記していました。 そして、本日の新駅名発表となりましたが、その駅名は「梅小路京都西」駅となりました。 予想通りといいますか、「梅小路」の名称が入った駅名となりましたが、それに加え、「京都西」という少々広い範囲を示す言葉も入った、そんな新駅名となりました。 最近のJR西日本の駅名は、地名に「JR」を冠したものに加え、周辺の地名を合わせた五文字程度以上の少々長い駅名が多いような気もしますが、今回の新駅もそれにある意味ならったものになったような感じを受けました。 また、「京都西」という、示す場所があながち抽象的な駅名とも感じられますが、これも「京都駅」の「西側」という一応の理由はあり、今後京都観光の西側の拠点として機能させていく、という意図も込めた駅名といえるでしょうか。 この新駅名、シンプルに「梅小路」なや、「京都鉄道博物館前」といった駅名でもよかったのでは、という意見もありそうですが、「梅小路駅」に関しては過去にJR貨物の梅小路駅が存在しており、それとの重複を避けることから、また「京都鉄道博物館前」は、隣接して「京都水族館」や「梅小路公園」といった観光施設もあり、これらへの案内の不都合をさけることから、採用されなかったのかな、とも思われます。 そういういきさつをみると、不評な意見も見聞きするこの「梅小路京都西」駅ですが、これらの条件をクリアしつつ、少しでも位置関係を理解しやすい駅名とするよう、苦心した跡がみられるのかな、とも感じました。 もっとも、開業して数年も経てばこの長い駅名もそれなりに定着していくのかな、とも思いますので、私個人はあまり目くじらを立てずに見守っていこうかな、とも感じたニュースでした。 京都～丹波口間の新駅名称「梅小路京都西」に決定　「京都観光の新たなサブゲート」に | 乗りものニュース 京都～丹波口間の新駅の駅名を決定、JR西 - 鉄道コム ↓↓鉄道系ブログ・ニュースポータルサイト「鉄道コム」はこちらをクリック↓↓ close

【JR西日本】嵯峨野線・京都～丹波口間の新駅名を「梅小路京都西」と発表（2019年春開業）