阪神・明石市内１ｄａｙチケットの旅の最終回です。霞ヶ丘駅の近くを通って、徒歩で舞子公園に向かいました。 舞子公園に移築されている旧武藤山治邸です。鐘紡の中興の祖と言われた武藤山治（1867年～1934年）が1907年（明治40年）に舞子海岸に建てた住宅を移築保存している…… more ものです。 明石海峡大橋と移情閣（孫文記念館）です。移情閣は1915年建築の八角形の中国式楼閣です。 この「移情閣・呉錦堂」には昨年の夏にも訪問しています。 2017年の夏に撮った画像です。 ここから山陽電車の舞子公園駅まで歩きました。 これは何でしょう。歌碑のようですね。舞子は明治天皇が好んだ行幸地だったようで、御製の和歌が刻まれていました。 暑い中を歩き、舞子公園駅に着きました。 舞子公園駅から新開地まで阪神電車の編成に乗車しました。 「新開地２丁目商店街本通り」です。 この商店街に面したところに、2018年7月11日に「神戸新開地・喜楽館」がオープンしました。この喜楽館は、上方落語や伝統芸能などの公演が毎日行われる施設です。 文枝師匠のイラストです。昔の映画のポスター風です。この「俺は待ってまっせ」は石原裕次郎の「俺は待ってるぜ」がモデルだと思います。 そういえば、民営化前の大阪市営交通の広告も石原裕次郎の「俺は待ってるぜ」の流用でした。 1976年に閉館した神戸新開地「演芸の松竹座（神戸松竹座）」のさよなら公演ポスターが喜楽館の入口に展示してありました。さよなら公演のポスターを見る限りは錚々たるメンバーです。当時の私は松竹芸能系も吉本興業と同じぐらい熱心に見ていましたので、音楽系の芸人さん以外は、「サムライ・トリオ（←ライバルだったチャンバラトリオではありません）」や「トリオ・ザ・ミミック」のような少しマイナーな芸人を含めてほとんど覚えています。なぜかＡＢＣ朝日放送の「道頓堀アワー（角座の演芸と中座の藤山寛美の松竹新喜劇）」を毎週のように見ていましたし、道頓堀にあった昔の角座（かどざ）にも何度か見に行ったことがあります。この公演ポスターでは宮川大助さんは、まだ夫婦漫才ではなく宮川小助さんとコンビを組んでいた時代だったようです。また、ちょっと不思議なのは、メンバーの産休だっだのか、この時代の松竹芸能系の舞台では一番人気があった「フラワーショウ」の名前がないことです。たしか「フラワーショウの結成・旗揚げ（*）」の地は、この神戸新開地松竹座だったと思います。（* 結成時は「華ぼたん・華ばら・華あやめ」の３人で1966年から「華ぼたん・華ばら・華ゆり」の３人でした。・・・産休時を除く） 阪神尼崎方面への帰りは神戸三宮駅から近鉄車のL/Cカーに乗車しました。（おわり） close

阪神・明石市内１ｄａｙチケットの旅（３）