箱根登山電車モハ２形１０９号に乗りました　第546回２０１８年６月９日　小田急ロマンスカー50000形ＶＳＥに乗って箱根湯本駅に到着したオバ鉄ファミリーは、箱根登山鉄道鉄道線で終点の強羅駅に向かいます。小田急ロマンスカー50000形ＶＳＥ　小田原ー箱根湯本間の動画↓この日は気温3…… more 0度。( ﾟДﾟ)蒸し暑く、ホームで次の列車を待っている間、汗が吹き出してきます。「ああっ　早くアレグラ号来ないかな…」と、やって来たのは、昭和30年製のモハ２形１０９号と昭和25年製のモハ１形１０３号の３両連結！！「この車両には冷房設備がありません」という無情なアナウンスがホームに響き渡りますorzアレグラ号を見送ったのが運の尽き！！鉄道ファンとしては嬉しい車両ですけど、冷房がないのは家族に申し訳ないし…と悩んでいたら、ダンナ様が乗ろうと申してくれたので、１０９号に乗車しました。モハ２形１０９号は東急車両製造の昭和30年製。両運転台車です。車内はセミクロスシートになっています。箱根登山鉄道鉄道線は、日本最急の８０‰の勾配が存在し、スイッチバックも3か所ある山岳路線です。箱根湯本駅を出発し、次の塔ノ沢駅を出ると、出山信号場で第1回目のスイッチバックが始まります。出山信号場の標高は２２２ｍ。箱根湯本駅から１２６ｍも上ってきたんですね。信号場は頭端式2線の構造になっていて、電車が一旦停車すると運転士さんは運転台を出て後方の運転台へ移動します。そこへ、強羅方面から下ってきた電車と列車交換。電車は進行方向を変え、再び勾配を上っていきます。頭端式ホーム2面2線を有する大平台駅はスイッチバックの駅。この駅ではスイッチバックの様子を観察できるので鉄系息子は下車して写真撮影に勤しんでいました。また、この駅沿線ではあじさいの花が咲いていてキレイでした( *´艸｀)登山電車といえばあじさい電車で有名ですが、見頃は6月中旬頃から7月中旬ごろでしょうか…標高とともにあじさいの見頃も上っていく感じです。上大平台信号場で3回目のスイッチバックをし、終点強羅駅に到着です。上大平台信号場強羅駅の標高は５４１ｍ。４４５ｍも上ってきました。オバ鉄夫婦と娘は2番線ホームに隣接する箱根登山ケーブルカー乗場へ移動。箱根登山鉄道鋼索線（ケーブルカー）は、強羅駅から早雲山駅の１．２ｋｍを結ぶ路線です。ケーブルカーの車両は1995年にデビューしたスイス製。2両編成でなんと冷房車でした。（有り難かったですよ…）強羅駅から2つ目の公園上駅で下車。今般の旅の目的である強羅公園西門までは駅から歩いて2分の位置にあります。強羅公園正門は強羅駅から徒歩5分の距離です。わざわざケーブルカーに乗らなくてもいいのでは…と思われるでしょう。問題なのは正門から西門までの高低差！！標高差は３７ｍもあり、かなり傾斜がきついんです。今回、箱根フリーパスを利用しているので、ケーブルカーは乗り放題。上り坂より下り坂を歩くよう選択しました。強羅公園は大正３年に開園された箱根登山鉄道が運営する有料公園。（入園料は大人５５０円ですが、箱根フリーパスを提示すると無料で入園出来ます）箱根強羅公園公式ウェブサイトによりますと、日本初のフランス式整型庭園で、国登録記念物に指定されています。西門を入るとあじさいの花が咲いていて、その向こうに音楽堂とバラのアーチが見えます。楽堂とバラのアーチ　　バラの見頃のピークは過ぎたようですが、ローズガーデンではエレガンスなバラの香りと優雅なバラを楽しむことができました。ローズガーデン噴水池ローズガーデンを散策後、噴水池を臨むカフェで美しい庭園を観賞しながらのティータイム。予想以上の格別なひとときを過ごせた強羅公園。また来年もバラの開花時期に訪れようと約束し、公園を後にしました。オバ鉄夫婦と娘は公園正門から徒歩２分の位置にある公園下駅へ行き、再び早雲山行きのケーブルカーに乗車します。 close

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