前回記事の続きです。 (参照https://blogs.yahoo.co.jp/sac_murakumo/58164815.html) 2018年6月27日水曜日 旅3日目。本日が最終日。朝4時に起床。目いっぱい走り回り、原発事故の帰還困難区域を通過する。明日(28日)は仕事な…… more ので今日中に高崎に帰らなくてはならない。けっこう忙しい一日になりそう・・・。 車中泊をした｢道の駅よつくら港｣とその周辺をウロウロしてみる。こちらは｢交流館｣。営業時間外なので外観のみ。1階には直売所と鮮魚店が、2階にはフードコート等が入っているとの事。この道の駅は2009年12月に一次オープンし、2010年7月にグランドオープンした。しかしそれから1年も経たずして東日本大震災により津波の直撃を受けて1階建ての交流館は大破してしまった。津波対策のため2階建てで建て直され、2012年8月にリニューアルオープンした。 (被災翌日の動画https://youtu.be/VIP5a2SQvdw) (HP参照http://www.429-love.jp/) 自分にとってこの道の駅に来るのは2度目である。オープン直後から行きたいと思っており、2010年4月に宮城県で行われた自衛隊イベントの撮影後に立ち寄った。しかし深夜で営業時間外であり、トイレを利用したのみであった。そしてその約1年後に震災。リニューアルオープンの情報を聞いてもなかなか来る機会が無かった。そして今回、1度目から約8年を経てようやく立ち寄る事が出来た。しかし今回もまた営業時間外。開店時間を待っている余裕は無い。残念である・・・。 車中泊をした駐車場。道の駅で車中泊をする事には賛否両論があると思うが、他に方法が無いので諒とされたい。 ポール看板。津波の直撃を受けたが耐えたようだ。 漁師町らしい由来。 震災後に植えられた｢希望の木｣。 津波で破壊された交流館は1階建てだった。現在は2階建てとなっており、1階を津波が突き抜けても耐えられる構造となっている。 寄せ書きが泣かせる。 ｢ふれあい広場｣。嵩上げされているようだ。 ｢ふれあい館｣ ｢フラおじさん｣が描かれた自販機。 観光と防災を組み合わせた復旧事業が行われている。 境川(境川水系・境川本流)。津波対策で護岸改修工事が行われ、津波遡上を阻止するため｢境川水門｣が昨年完成した。 上流方向を見る。国道6号からJR常磐線の辺りまでは暗渠になっている。 海岸堤防と一体となった防災緑地の整備が行われている。 震災後に整備された巨大な防波堤。海が見えない。 立派なアクセス道路で海側に出る事が出来る。 震災前にこんな防波堤が整備されていれば、津波は阻止出来ただろう。阻止出来なかったとしても、減災する事は出来たと思う。｢防波堤は無駄｣と考える輩は｢コンクリートから人へ｣が大好きな連中だ。コンクリートも人も大事なのである。どちらかを選べるものではない。 境川水門を見る。 道の駅よつくら港を見る。 整備中の海岸。境川河口も改修中のようだ。 四倉海岸海水浴場。今年は7月14日から海開きになったようだ。 ｢あの人たちは何をしているのだろう？｣と思って望遠で撮ったら投げ釣りをしていた。楽しそう。 天気悪いけど、いい海岸だなあ。いつか真夏に来てみたい。 復旧された四倉漁港。防波堤の外にある。 多重の防波堤で守られている。 それにしても立派な防波堤。この防波堤そのものが避難場所として使えそう。 お、少し晴れ間が見えるぞ。しかし期待しないでおこう。天気予報は終日曇天だ。 ｢四倉町六丁目｣。国道6号へ。 国道6号へ。｢四倉港入口交差点｣。北上します。 (つづく) close

常磐旅行レポ：その22(道の駅よつくら港と四倉海岸)