北総鉄道・・・といえば、ぼったくり料金であまりに有名になりました。しかも、自社車両は京成電鉄からのリースで間に合わせちゃうという合理主義、というよりご都合主義！なにせ、莫大な借金王だった北総開発鉄道。千葉ニュータウンの入居が進めば、運賃も下げられたんだ！なんて遠吠えこいていますが…… more ・・・結局開発をやめたのか、2004（平成16）年、社名を北総鉄道に改称しました。なので、当ブログでは、特に必要のあるとき以外は、年次にかかわらず「北総鉄道」「北総線」と記載しますので、よろしくです。さて、今回ご紹介するのは、北総鉄道の自社発注車両、北総7300形です。「北総オリジナル車両！　といいたいところだけどね」7300形は、1991（平成3）年3月31日に運用が開始されました。なぜ年度末・・・?　とは、“まつもと”も思うのですが、新型車恒例の不具合による損失を（決算の発表が終わった）、前年の損失につけるためなんじゃねーの??と邪推してみました。正しいかどうかは･･･わかりません！「8両編成×4編成が走っているが・・・1編成は間違い探し用の車両だ！」北総7300形の運用開始に先立つ3月19日。実はこちらがホントの姿でした、の京成3700形が運用を開始しています。自社発注ではありますが、京成との共同発注という形をとりました。同じ設計の同じ車両を発注するため、コストダウンに必死な北総鉄道の矛盾を解決できた、画期的な車両といえましょう。京成は、先頭車・中間車すべて込みで、11年にわたり132両を発注、（1次車は8両×3編成の24両）北総は、これに乗っかるように、8両×3編成を発注。4編成目は・・・例によって京成のリース車両です。京成からのリース車は、「78××」という車番が割り当てられていることや、「北総鉄道」のロゴが、ぱっと見でかなり違和感があることで見分けられます。・・・が、羽田空港から印旛日本医大までのどこかを走っているため、見つけるためには、せっせとスカイアクセス線や京急線に足を運んでくださいね！「コレは自社発注車のロゴだよ」「えッ・・・（ただの丸ゴシックだと思ってた）」運用の都合によっては、西馬込に姿を現すこともありますが・・・「それと、HOKSOロゴも貼ってもらった」「（BOKSO開発ではない）」北総7300形と京成3700形にどれくらいの違いがあるかといえば・・・「本線経由の成田空港行きだ。北総車は成田空港までは入れてやらん」スカート形状まで同じか・・・帯色と、「Keisei」ロゴの違いくらい?それ以上細かいところは、といえば・・・アラさがしみたいだからやめましょう。ちなみに、千葉ニュータウン鉄道の9100形（C-flyer）は、外見があまりにアレなのですが、中身（主要機器）は、京成3700形、北総7300形と、ほぼ同じというのも、まあアレか、K▼SEIグループの鉄の結束だよね・・・・・・ close

北総鉄道7300形～京成電鉄と新車同時発注でコストダウン！　でも運賃の値下げはなし！