中央本線と吾妻線の旅　その４JR東海と東日本が交わる塩尻駅にいます。名古屋や東京方面から、中央線を使い双方に向かうには必ず、この駅で乗換をしなければなりません。今夏は、JR東日本が、臨時列車として、東京方面から木曽までの臨時列車を出しましたが、例外を除き、必ず立ち寄る駅です。私も…… more ご多分に漏れず、この駅で一旦下車しました。僅か２０分程の乗換時間でしたが、外に出てきました。幾度となく、この駅に来ていますが、じっくりと外に出てきたのは、初めてではないでしょうか。駅前の観光協会を見ていますが、この地方の名産ぶとうとワインがあしらわれています。モニュメントからホーム上を見ましたが私の乗車する列車が到着したようです。長野から来た列車ですが、この駅で１５分程度停車します。どうせロングシートに変わりますから、そんなに慌てることはありません。駅のホームに戻ってきました。ホーム上にも、酒樽がモニュメントとして飾られています。ここで、撮影していると、何やらぶどうの甘い匂いがしてきました。匂いに誘われて、その方向に歩いていると丁度、ホームの一番松本寄りに、ぶどうの木棚があるではありませんか。何回か来たホームですが、初めて気づきました。ホームのぶどう園の真下に来ました。甘いぶどうの香りが、鼻に付きます。いい感じですね。多分、地元の人が管理しているのでしょう。今すぐにでも、食べごろのぶどうが、なっています。ぶどう園のすぐ横には、列車が停車している現実があります。まさに、ぶどうを名産にした、塩尻駅ならではです。その横には、申し訳なさそうに、向日葵も咲いています。実に個性的な、街の特徴を活かした駅でした。駅を堪能しましたが、さすがに、そろそろ列車の時間となりました。次は、中央東線に乗車したいと思います。 close

塩尻駅とぶどう園