前回の近江鉄道訪問時に「次回は船岡山にある蒲生野レリーフを見に行きたいです。」と書いたのですが、やっぱり『蒲生野レリーフ』が気になりましたので、天気のよい日に近江鉄道を再訪しました。大阪駅から新快速で近江八幡駅へ。 このときに乗った新快速が上海広告編成でした。&nbsp…… more ;１編成独占の、いわゆる『フルジャック』のようでした。 上海には2006年に行っただけです。知人の話では、その後の変化が激しいそうです。♪船を見つめていた　ハマのキャバレーにいた　（←津村謙さんの「上海帰りのリル」ではなく、そのカバー曲を歌っていた根津甚八さんのイメージです） 近江八幡駅から近江鉄道に乗り市辺駅に向かいました。この日も800系でした。 対向列車も800系です。 コスモスの花が揺れていました。市辺（いちのべ）駅の場内信号機が見えています。 市辺駅前の米穀店です。「多木肥料（多木化学）」の看板を見て、同じグループ会社だった別府（べふ）鉄道の社章を思い出しました。 市辺駅の近くにある阿賀神社の参道の入口に、やや新しい「蒲生野　万葉歌碑」の石碑がありました。 阿賀神社の境内です。 阿賀神社を通り抜けて船岡山に登っていきました。あの「相聞歌」が万葉仮名（漢字の音を借用した日本語の文字）で書かれていました。 万葉歌碑の説明です。この「八日市市」は旧市名でして、現在は東近江市(2005年以降)です。 船岡山の麓に「万葉の森」という名の公園が作られています。 万葉の花の一つである「秋萩」が咲いていました。 1991年に建立された「蒲生野遊猟」のレリーフです。額田王と大海人皇子の相聞歌の舞台だった蒲生野です。これを見て思い出したのが、大画面のシネラマ映画です。そういえば小学生のときに梅田のOSシネラマで「初期のホンダF1」や三船敏郎さんも出演していたシネラマ映画の「グラン・プリ」を観ました。↑HondaＦ１の原点である「RA271」の玩具です。シネラマ映画は３台の映写機で大きなスクリーンに映画を上映するものでした。かつては東京銀座のテアトル東京(1981年閉館）、大阪梅田のOSシネラマ劇場（1991年閉館）、名古屋栄の中日シネラマ劇場(1999年閉館)および「名駅」にあったシネラマ名古屋(シネラマ劇場は1997年に改装のために消滅・改装後のピカデリーも2010年に閉館）などのシネラマ映画館がありました。 「蒲生野遊猟」レリーフの説明です。（この八日市市も現在の東近江市のことです） 船岡山の山裾と「蒲生野遊猟」のレリーフです。 市辺駅から八日市駅に向かうための駅で電車を待っていました。画像は先発の800系の対向列車です。市辺駅の八日市駅寄りにある踏切です。同じ踏切なのに、上り側（八日市方面）と下り側（近江八幡方面）とで「踏切警戒標識（踏切あり）」のデザインが異なっていました。上り側（八日市方面）が「汽車の絵」の207-A標識で、下り側（近江八幡方面）が「電車の絵」の207-B標識だったのです。（つづく） close

近江鉄道で蒲生野遊猟