つい先ごろの2017（平成29）年に、箱根登山鉄道最古参の車両、モハ1が引退しました。が、箱根登山鉄道には、見た目はほぼ同じのモハ2形がまだまだ在籍して活躍中です！モハ1形が1P、モハ2形が2Pですね。2Pらしく、108号は金太郎塗装ですよ。ロマンスカーに合わせてのこのカラーリン…… more グなんですが、LSE、惜しくも引退ですね･･･。では、箱根登山のロマンスカーをどうぞ！車両番号に108・109と付番されているのがモハ2形です。モハ1形が1919（大正8）年から在籍していましたが、モハ2形は見た目は同じでも後から登場、出自もちょっと違います。1927（昭和2）年に登場した、木造車両チキ2形に鋼製車体をのっけているのがモハ2形です。モハ1形と同じ、箱根湯本行きの行先札こっちは強羅行きの行先札箱根湯本駅で運転士さんが乗り込みます。モハ2形は両運転台ですが、モハ1形との組み合わせで多客期には3両編成を組むこともあります。そういえば1000形は3両固定運用ですね。片開き扉の向こうには、セミクロスシートの車内。景色が見やすくアコモデーション改造されていますよ！モハ1形はオールロングシートでしたね。車体側面の「108」とサボ受け。どんなサボが使われていたのかな??運転台です。縦軸マスコンのツーハンドル式です。足元が写っていませんが、急カーブの摩擦低減のための水撒き機のペダルもあります。ドアと運転台の間はロングシート、2扉のドア間はクロスシートです。外観とは似つかない、新しめのシートですね。窓を見ると・・・はい、つまみを挟んで上下させるタイプの窓でした。下降窓はロングシートにはいいですが、クロスシートの時はつまみを挟むタイプがいいな。もっとも、冷暖房ほぼ完全装備の現在の鉄道車両では無用な設備になりつつあるような気もしますが・・・ close

箱根登山鉄道・モハ2形～引退したモハ1形とおんなじボディ!?