今を去るコト35年、1983（昭和58）年。千葉県浦安市の東京湾埋め立て地に、一大アミューズメントパーク、東京ディズニーランド（以下TDL）がオープンしました！のちに開園する東京ディズニーシーと合わせ、延べ6億人以上が来場する、日本屈指のテーマパークです。これらの施設を保有するの…… more が、京成電鉄や三井不動産がバックにつく「オリエンタルランド」です。「ランド」や「シー」の敷地が広大で、ホテルもパークの周辺にあるコトからオリエンタルランドの敷地内をモノレールがぐるぐる走っています。今回登場の舞浜リゾートライン「ディズニーリゾートライン」、通称リゾラです。今年は開園35周年にあたることから、モノレールも1編成が35周年アニバーサリー仕様になっています。実はディズニーランドの開園時にはこの路線はまだなく、運行開始は2001（平成13）年のコトでした。運営会社の舞浜リゾートラインは、オリエンタルランドの100％子会社で、オリエンタルランドの筆頭株主が京成電鉄であることから、車両の保守は、宗吾車両基地やくぬぎ山車両基地まで陸送して行われています。走っているのは、6両編成、直流1500ボルトの跨座式モノレール、波型のツートンも鮮やかな、ディズニーリゾートライン・10形電車です。愛称は「リゾートライナー」。丸っこい前面形状に、側面窓はあのネズミの形をしています。内装の吊り輪も、あのネズミの形をしています。動力はミッキ･･･夢の力を利用して運行しています。というコトで、ディズニーリゾートラインはJR京葉線・舞浜駅直結でTDLや「シー」のゲート近くまで乗れることから、アトラクションの一つと勘違いされることも多々あるそうなのですが、れっきとした「公共交通機関」でして。ざっくりいうと、中小私鉄です。Suica・PASMOも利用可能という、夢の国らしくないお支払方法もちゃんと用意されています。ただ、Suicaなどを使うより、券面のキャラクターやデザインがシーズンごとに変わるフリー乗車券を購入する方が記念になると思いますよ！　夢の国ですしね！念のため･･･ビッグサンダーマウンテンやスペースマウンテンは、Suica・PASMOは利用不可のコトですからね。ディズニーリゾートラインは、ディズニーリゾートの周りを走る全長5キロの路線です。舞浜駅最寄りのリゾートゲートウェイステーション駅から、TDLのゲートに近い東京ディズニーランドステーション駅、東京ディズニーシーステーション駅を経由してリゾートゲートウェイステーション駅までの環状線です。線路は単線、反時計回りに運転しています。所用時間、約13分！このディズニーリゾートラインを走る10系電車は全部で5編成。1編成6両ですから、先頭車・中間車ひっくるめて30両ですね。日立製作所が製造し、あのネズミにご献上なさっています。5編成ともそれぞれのイメージカラーを持っていて、　第1編成：ブルー　第2編成：イエロー　第3編成：パープル　第4編成：グリーン　第5編成：肌色に見えますがピーチなんですってさ。今回のこのページには、パープルは登場していませんので、あしからずご了承ください！駐車場待ちの車の上を悠然と走る、イエローの第2編成です。2018年11月現在、TDLの新しいアトラクションの工事に伴い、駐車場が狭くなっており、また、近隣では開発の真っ最中。どうせならバックは近隣のホテルとかシンデレラ城にしたいところですが、撮影ポイント選びに失敗すると、夢の国から、工事現場に連れていかれてしまいます。臨海地区だから、まあ、しょうがないかな（妥協）。第1編成のブルーが、「TDL35周年」仕様となっています。先頭車のキャラクターは、当然あのネズミですよね！過去には「モンスターズインク」や「アナと雪の女王」をラッピングしたコトもあるそうです。“まつもと”は･･････人混みに酔う体質なので、舞浜近辺にはあまり近寄らないのですよね。なので、今さらの「ディズニーリゾートライン」のご紹介のコトなんですよ･･･シンデレラ城はプロジェクションマッピングと花火で豪華にお祝い。ワールドバザールの入口だって、この通りの演出ですよ。ところで、2001（平成13）年から走り続ける10形電車も、デザインが、特に全面のデザインの陳腐化は避けられませんし、車両自体も15年選手です。ユーカリが丘線のアレみたいに、非冷房のまま何十年も走る新交通システムもありますが、↑1982～83（昭和57～58）年製のアレ10形「リゾートライナー」は夢の国の乗り物だしなーあと何年使うのかなーというわけで、ちょっと変わったモノレールに乗ってみませんか?無人運転の展望席なんてどうでしょう?え?　パーク内のアトラクションの方がいい?そりゃあ、そ・う・だ・け・ど・さっ！ close

舞浜リゾートライン10形電車、TDL35周年をお祝いです！