この日も最高気温は35℃の真夏日で猛烈な日差しもあったので予定より1時間遅らせ電車旅を再開します。2時半頃駅に戻り和歌山線ホームにやって来ました。入る際中間改札なるものがあり18きっぷを持ってる俺は自動改札に入れないのでインターフォンで係員の人を呼んで開けてもらいました。これから…… more 乗るのは14:41発和歌山市行き。105系ですがこちらは運転台をつけ改造された車両です。227系つながりで言えば広島の可部線で走ってましたね。和歌山市中心部を通過するので街の様子を直で見ることが出来ます。この辺りは高架化されたこともあり見晴らしがいいです。7分後和歌山市駅に着きました。駅名標は南海仕様で文字通り南海電鉄が管理している駅であります。南海電鉄和歌山側のターミナル駅でたくさんのホームがあります。屋根を支える支柱を見ると古き良き時代の鉄道の風景があり古レールの支柱も改装等でなくなっていく運命にありますがここには残ってました。あちらこちらに車止めがされておりここはレールが途中で分断されてます。この場所から見ると反対側のホームが行き止まりで今いる場所は先へ続いてます。振り向くと列車が止まってましたが初めて見る車両ですが8300系で南海本線系統で一番新しい車両であります。車内にお邪魔すると近畿車輛の銘盤が付けられてました。南海電鉄は長らく東急車輛で製造され総合車両製作所で8000系を造られたのが最後です。かつて堺市にあった旧帝国車輛で製造されたオールステンレス車がライセンスの関係で東急車輛以外で製造出来なかったのも理由に上がります。こうしてみると在阪大手私鉄で唯一関東の車輛製作所と取引のあった会社と言っていいでしょう。構内裏手には車両基地が備えられてます。住ノ江にある検車区の出張所的な役割ですが車庫がある時点で立派です。側線もいくつもあり車両がお休み中でその中に水色のめでたいでんしゃがいて南海電車の旅で必ず会いたいと思ってた車両にここで初対面が叶いました。和歌山港行きホームに行くとピンク色の車両のめでたいでんしゃがいました。加太さかな線の運用には入ってませんが間合いで登場してるようで両編成見ることが出来暑い中苦労した甲斐がありました。1か月交代で偶数月と奇数付きで運行されててます。9年ぶりに訪問しましたが別の場所に改札がありました。JRと共用だったのが分離され和歌山駅から来た場合一度出てここに来なければなりません。現在和歌山市駅は新駅ビル建設中で仮入口が設けられてます。フェンスの向こうは解体され更地となった場所があります。現在和歌山市駅は再開発工事の真っ只中で「和歌山市駅活性化計画」のパネルが紹介されてます。先代の駅ビルは1973年竣工で2階部分のアーチ形の入口が特徴で高島屋が入ったターミナルビルでありました。9年前訪問した時はまたいつか見れると思ったんですが再会を果たせないまま解体されてしまいあの時写真に収めるべきだったと悔やむしかありませんでした。駅の歩みとして歴代の駅舎と歴史が紹介されてました。2015年に和歌山市と南海電鉄がビル建て替えを発表しました。大きな工事で2017年にオフィス棟が完成し今年は図書館を中心とした公益施設棟が出来来年春カンデオホテルがオープンします。生まれ変わる新しい和歌山市駅の駅ビルがどのようになるか楽しみです。パネルには加太さかな線の紹介がありました。和歌山市西部に位置し港町としても有名な加太は風光明媚な景色に温泉と旅の楽しみが詰まったエリアです。めでたいでんしゃのことを知ってからこの路線旅してみたいと思い和歌山にルート変更になった時真っ先に行こうと考えてました。商店街入口のタウンアーチがいい味出していますが人通りはまばらで和歌山駅の多さがウソのようにのんびりとした空気が流れています。利用者も半分程度と減少してるだけに新駅で活気を取り戻せたらいんでしょうが難しく対照的な両駅を見て切ない気持ちになったのも当然だったでしょう。カメラ：Nikon D7200＋AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-5.6G ED VRブログランキング参加しています。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 close

南海本線、紀勢本線　和歌山市駅