昨年、マンガ「ちびまる子ちゃん」でおなじみの漫画家・エッセイストのさくらももこ氏が死去されました。“まつもと”は「ちびまる子」単行本第1巻からの（一方的な）お付き合いでしたので、残念でなりません。まる子の住んでいた清水市（現在の静岡市清水区）を走る静岡鉄道も、1000形・第11編…… more 成「ちびまる子編成」に9月15日（土）から10月14日（日）までの1ヵ月間、このようなHMを掲出しておりました。「まる子」は清水市を全国区にした功労者ですよね。清水市の名産は「次郎長です」という初期のギャグはなかなかでしたぜ。そのちびまる子編成に使用されている1000形、実は世代交代を、迎えている真っ最中なのです。多くの企業がスポンサーとなったラッピング車両の元ネタが静鉄・1000形。広告のない編成もいるわけでして。この日はレインボーカラーの第6編成と、塗装もラッピング装飾もなしの第5編成に出会えました。オレンジ色の横線はいわゆる警戒色で、ラッピングのない車両には必ず配されることとなりました。おっと、広告入りの子も走っていましたよ！第12編成は、「キリン午後の紅茶」仕様のラッピングでした。静鉄・1000形は、東急7200系をベースに、前面の貫通扉を省略したうえ、くの字型に傾斜した前面形状が特徴の車両です。1973（昭和48）年に第1編成が落成したのち、1985（昭和60）年にかけて全12編成×2両編成24両が投入され、長年にわたり静鉄のカオとして親しまれてきました。1000形の車内です。新静岡-新清水の都市間輸送（LRTともされる）という意味合いが強く、網棚が最小限しか設置されていません。車両間のつなぎ目も、広い通路が確保されています。そして、ピンクが基調の「ちびまる子」編成がやって来ました。この子も近々の廃車が予定されていますが、さくらももこ氏の死去と、声優の「TARAKO」氏による車内放送が入るちょっと特別な編成で、当面の間はラッピングを変更せずに走ることが予定されているそうです。さくらももこ氏死去に伴い、特製HMが付けられています。マンガ「ちびまる子ちゃん」に出てくる「電車」って、おそらく静鉄電車のコトですよね。静岡の親戚の家に行ったりするエピソードもありました。草薙駅のアウトカーブに停車中の第11編成「ちびまる子」ラッピング編成。2両編成なので、すべてのキャラクターを網羅することはできませんが、側面やドアにまる子とクラスのみんなとインチキおじさん登場！新静岡寄りの前扉はまる子とたまちゃん。花輪君とみぎわさんをここに登場させるか！さくら氏のエッセイでは、花輪君のモデルはセレブな女子なのだそうですが、マンガでは男子でしたよね。みぎわさんのモデルについては･･･触れられてないようです。はまじとブー太郎、丸尾君と･･･誰だっけ。車内のドアにもいろんなキャラがそろっていますよ。2019年も当面の間「ちびまる子」編成は走るそうですので、A3000形に交代する前に、走れ正直者の皆さん！ close

静岡鉄道・1000形（第11編成、さくらももこ氏に感謝Ver.）～東急の系譜を継ぐ者たち、新型がもう来とるズラ！