そう言えば、アメブロの方でまともにレビューを書いていなかったので 入手困難に近いものの記事を書いて何の意味があるのかは自分でも分かりませんが、記録として残しておくのも大事だろうという事で書いておくことにします。 ということで、鉄コレの東急7200系…… more のレビュー的なものです。  箱の正面 まだこの頃は蓋無しのパッケージでした。  箱の上下面は、編成での側面イラスト  左右面は、デハ7200形の3ドア目手前までの側面と前面イラスト イラストでのステンレスの色が異様に濃いですが、製品は大丈夫ですのでご安心をｗ  箱の裏面 珍しく実車写真がありません  別売パーツの説明 スペーサーは前面側S、妻面側Mの組み合わせが正解のようですが…今まで両側共にSだと思い込んでいましたよｗ そう言えば何故かパンタグラフパーツの案内が省かれているのが不思議ですね。  付属パーツ 台車枠とアンテナパーツ この頃までは順当に付属していてありがたい限りでした…んで、この後一時的に省略に至りますが、3000系より付属が復活して今に至ります  付属するステッカー こちらに関しては、どうやら封入忘れがあったようで、販売開場だった東横線渋谷地上駅の特設ブースにて購入数を販売員のお姉さんから手渡されるという今までにないスタイルだったのが記憶に残っています このステッカー、鉄コレステッカーの中ではかなり質が良く、尚且つ収録内容が素晴らしいのでかなり利用価値があります。 昨今ではガレージのステッカー&インレタも充実して網羅されているネタも増えましたが、白幕のすずかけ台は未だかつて7200系鉄コレに付属のステッカーにしかありません  車輌の紹介に行く前に、ちょっとブリスターを見てみます。 この鉄コレ、展示レールを入れる隙間は存在するのですが、発売当時から展示レールは付属しておらず、結果として謎のスペースが存在することになっています。 お店によっては展示レールが付属していると勘違いされることもあるようで、普通に箱も揃った美品にも関わらず「展示レール欠品」扱いで発売される悲しい事案も発生しています。  ということで、車両を見ていきましょう 大井町方のデハ7200形  前面 良い感じに印象は捉えられているでしょう 電車市場の中の人的に拘りがあったのか、ただ単に参考にした写真がそうだったのかは不明ですが、方向幕部分のHゴムが黒、前面窓部分のHゴムは白（灰色）という過渡期にしか見れなかった形態になっているのは特徴的な部分でしょうｗ  窓パーツを外してバラしてみる  貫通扉とライト台座は一体化していて取り外し可能 7200系は幌の有無で結構バリエーション豊富な為、金型数を削減しつつ忠実な姿にする為の措置と思われて上手いこと考えたなぁと思います…さらには貫通路とライト台座を一体化させることで、ライト台座の塗装も綺麗に行きますので一石二鳥ですね(笑)  こういう構造だと少し隙間が気になりますが、まぁ許容範囲といえるでしょう  側面 屋根に繋がる上部のコルゲート部分とかも上手く処理されていますが、よくよく見ると急行板を止める金具が無いことに気づく  台車 実車はTS-802を履きますが、模型では8500系で作られたTS-807で代用されています。 とはいえ、古くからGMの世界では“東急TS”の名前で7700系まで共通の台車を履いていましたので何ら違和感はありませんｗ  足回りに関しては… 7000系の使いまわしとかはありますが、それっぽい雰囲気なので個人的には満足  妻面 配管や銘板などで非常に華やか  屋根周り  先行するクロスポイントのキットでは、屋根板とボディーが揃わないという見た目にかなり影響するエラーがありましたが、鉄コレではそのようなことも無く綺麗に決まっています。  ランボードも別パーツ！ 特段浮いているとかそう言う訳ではありませんが、コレは実感的ですし嬉しいポイントです。  パンタ周り 配管なんかは資料を見る限りは結構正確じゃないかと思います。  続いてつくし野方のクハ7500形 前面はHゴム処理などを含めてデハ7200形と同様  側面 クハの機器が少ない雰囲気が足回りから出ていますね。  大注目なのが台車！ 何とクハは、パイオニアⅢ台車のTS-707を新規でやってくれました！ 7200系と8000系の昭和の姿を再現するなら欠かせない台車ですが、プラ量産品での製品化には長らく恵まれませんでしたので、発売当時はかなり喜ばれたと思います。 案外台車だけ欲しいという層も多かったのでは？とｗ  妻面 パンタ配管が無い分大人しいですが、やはり銘板等が多くて華やかな印象です。  屋根周り クハなのでスッキリとしています。 ランボードが別パーツなのはデハと同様です。  ということで、総合車両電車市場オリジナル鉄道コレクション 東京急行電鉄7200系 2両セットのレビュー的なものでした。 譲渡先とはいえライトが光るマイクロエース製品や、トレジャータウンの出来の良い金属キットが出た今となっては、影が薄くなってもおかしくない商品ではありますが、それでも未だに高値で取引されているのは元々の出来の良さや、お手軽に楽しめるという魅力があっての事でしょうね。 今となっては入手は難しいかもしれませんが、譲渡先の仕様なら割と捨て値で鉄コレ製品の7200系を入手できますので、電車市場限定品に拘らずに譲渡先から東急仕様に復元してみるというのもまた乙かもしれませんね。  そんな私ですが… 渋谷駅での発売時に買ったものの残りに＋して安価なものを買い集めたり、ジャンクから引き上げたりしているうちに、東横線の8両編成と目蒲線の3両編成が組めるほど追加で集めてしまいましたｗ 動力とN化パーツはありますので、近いうちにN化してちゃんと走れるようにしてあげたいものです。 close

総合車両電車市場オリジナル鉄道コレクション 東京急行電鉄7200系 2両セットのレビュー的なもの