東海道新幹線こだま号のグリーン車に乗ろう! スマートEXでも使える「EXこだまグリーン早特」でおトクにグリーン車に乗車できます!の詳細

東海道新幹線こだま号のグリーン車に乗ろう! スマートEXでも使える「EXこだまグリーン早特」でおトクにグリーン車に乗車できます!
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概要

2017年夏の青春18きっぷ旅の第二弾は、紀伊半島へ行ってきましたが、その往復に東京~名古屋でこだま号のグリーン車に乗車しました。エクスプレス予約の「EXこだまグリーン早特」を利用すれば、3日前までの予約で、普通車指定席よりも安くグリーン車に乗車できるのです。2017年9月からは…… more 、年会費無料の「スマートEX」でも「EXこだまグリーン早特」を利用できるようになりました。 この記事では、「EXこだまグリーン早得」の概要と、乗車したときの様子、乗車時の注意点などをお届けします。 ※2019.03.17更新(2019年ダイヤ改正後の情報に更新) ※2018.03.10更新 「EXこだまグリーン早特」とは? 3日前までの予約でこだま号のグリーン車におトクに乗車できるきっぷ 「ぷらっとこだま」よりもおトクでお手軽? 年会費無料で「EXこだまグリーン早特」を利用できるようになる! こだま号のグリーン車に乗ってみた!(「EXこだまグリーン早得」乗車記) 早朝のこだま631号(東京06:33 → 名古屋09:15) 金曜夜のこだま682号(名古屋19:59 → 東京22:47) こだま号の長距離乗車での注意点 グリーン車の各席にコンセントがあるのはN700系のみ こだまには車内販売・自動販売機がない 「EXこだまグリーン早特」の制限 「EXこだまグリーン早特」とは? 「EXこだまグリーン早特」は、東海道新幹線のネット予約サービス「エクスプレス予約」「スマートEX」専用のきっぷ です。私が利用したときは、「こだま☆楽旅IC早特」という名称でしたが、2017年9月2日より、エクスプレス予約サービスのリニューアルに伴い、「EXこだまグリーン早特」となりました。きっぷの内容はほぼ同じです。 3日前までの予約でこだま号のグリーン車におトクに乗車できるきっぷ 「EXこだまグリーン早特」は、乗車する三日前までにエクスプレス予約かスマートEXで購入することで、こだま号のグリーン車に破格の値段で乗車できるきっぷ です。 東京~新大阪の多くの区間で設定されていますが、私が乗車した東京~名古屋の料金で比べてみると、いかにおトクかがわかります。 きっぷの種類 座席種別 東京~名古屋の値段 東京~新大阪の値段 備考 EX予約サービス のぞみ・ひかり・こだま普通車指定席 10,110円 13,370円 EXこだまグリーン早特 こだまグリーン車 9,000円 11,200円 3日前までの予約席数限定 (参考)ぷらっとこだま こだま普通車指定席 8,300円(通常期) 10,500円(通常期) JR東海ツアーズの旅行商品 (参考)ぷらっとこだま こだまグリーン車 9,300円(通常期) 12,000円(通常期) JR東海ツアーズの旅行商品 「EXこだまグリーン早得」は、こだま号限定、3日前までの予約が必要で、席数も限定ですが、EX予約の普通車指定席よりも安い値段でこだま号のグリーン車に乗車できてしまう のです。 ちなみに、東京~名古屋のグリーン車の通常料金は14,470円なので、5,470円もおトクなのですね。 詳しくは、JR東海のサイトをご覧ください。 expy.jp 「ぷらっとこだま」よりもおトクでお手軽? 格安でこだま号に乗車する方法としては、JR東海系列の旅行会社である「JR東海ツアーズ」が販売する「ぷらっとこだま」 という旅行商品があります。 www.jrtours.co.jp 上の表に記載したように、東京~名古屋を東海道新幹線で移動する最も安い方法が、「ぷらっとこだま」の普通車指定席のプラン(通常期 8,300円)を購入することです。 ただし、これは旅行商品(きっぷではない)ですので、以下の点で注意が必要です。 インターネットで申し込み・購入はできるが、紙のクーポンを事前に受け取る必要がある クーポンを自宅等に宅配してもらうと82円の送料がかかる 予約後の変更ができない(一旦払い戻しして、別途購入が必要) 一方、「EXこだまグリーン早特」は、エクスプレス予約のサービスですから、インターネットで予約・購入したあとは、EX-ICカードで改札機にタッチするだけで乗車できます。 また、3日前まで(空席があれば)何度でも予約変更が可能ですし、3日前を過ぎてしまっても、差額を支払うことで、別のきっぷに変更することが可能です。 さらに、グリーン車利用で比べれば、「EXこだまグリーン早特」のほうが300円安いですね。 年会費無料で「EXこだまグリーン早特」を利用できるようになる! JR東海は、2017年9月30日から、Suicaなどの交通系ICカードだけで東海道新幹線に乗車できるようになるサービス「スマートEX」を開始しました。 smart-ex.jp これまで、「EXこだまグリーン早得」など、EX早得のきっぷを予約するためには、エクスプレスカード(年会費1,080円)を契約してエクスプレスカード会員となるか、手持ちのクレジットカードを利用してプラスEX会員(年会費1,080円)になるかのどちらかが必要でした。それが、「スマートEX」では年会費無料でエクスプレス予約のサービスが利用できるようになりました。 ただし、年会費が必要なエクスプレスカード会員・プラスEX会員と、年会費無料のスマートEXでは、サービスが差別化されています。EX予約とスマートEXの違いを簡単にまとめると以下のようになります。 EX予約 スマートEX 年会費 1,080円 無料 通常予約時の料金 EX予約向けの割引料金 通常料金から200円引き EX早得 利用可能 利用可能EX予約と同額 EX早得設定除外日(2019年度) 4/28~295/5~68/10~1212/28~311/3~5 4/27~5/68/10~8/1912/28~1/6 一番の違いは、普通の新幹線のきっぷを購入したときの割引額です。例えば、東京~名古屋では、EX予約なら980円引きですが、スマートEXでは200円引きにとどまります。 ところが、早期に予約することでおトクに新幹線に乗車できる「EX早得」のサービスは、スマートEX会員でも同額で利用できる のです。繁忙期の設定除外日に違いがあり、スマートEXのほうが設定除外日が多いですが、違いはこれくらいです。 頻繁に東海道新幹線・山陽新幹線に乗車するのであれば、エクスプレスカード会員かプラスEX会員になったほうがよいと思いますが、たまに旅行で乗るくらいであれば年会費無料のスマートEX会員になって、EX早得でおトクに乗車するのがよさそう ですね。 こだま号のグリーン車に乗ってみた!(「EXこだまグリーン早得」乗車記) ということで、この「EXこだまグリーン早特」を予約して、こだま号のグリーン車に乗車してみたときの様子をお伝えします。 なお、実際に乗車したのは2017年8月でしたので、きっぷの名称は「こだま☆楽旅IC早特」でした。新たな「EXこだまグリーン早特」でも、きっぷの内容はほぼ同等のようですが、念のためご承知おきください。 早朝のこだま631号(東京06:33 → 名古屋09:15) 8月の平日早朝のこだま631号に東京から名古屋まで乗車してみました。 乗車したこだま631号は、N700系での運転でした。グリーン車は下の写真の通り、2+2列の座席配置です。普通車は2+3列の座席ですが、この違いはかなり大きいです。座席自体がゆったりとしているだけでなく、隣の席との間隔も広いので、隣の人がほとんど気になりません。それに、座席の前後の幅(シートピッチ)も広いため、足を伸ばすことができます。だいぶ疲れ具合が違いますね。 こだま631号のグリーン車ですが、早朝だったこともあってか、かなり空いていました。さすがにこの時間だと旅行客は少なく、ビジネス客がほとんどでした。 私が見ていた範囲では、名古屋まで乗りとおした人はそれほど多くなかったようで、三島や新富士など、ひかり号の停車が少ない(全くない)駅での乗降が目立ちました。 東京から名古屋までは2時間45分ほど。のぞみ号なら1時間40分くらいなので、1時間ほど余計にかかります。その余分にかかる1時間の大部分は、途中駅での通過待ちの時間です。熱海など、通過待ちができない構造の駅以外では、たいてい1~2本ののぞみやひかりに抜かれますので、3~7分くらいの停車時間があります。 停車駅の少ないのぞみやひかりと比べると、加速や減速を繰り返すので、ずっと乗っていると疲れるのかと思ったのですが、最近の車両は性能がよいのか、加減速の影響はほとんど体感ではわからないほどでした。 ちなみに、このときは、スマホでtwitterしたり、購読しているブログを読んでいたりしました。東海道新幹線にはWiFiがありますし、N700系のグリーン車には各席にコンセントがありますので、スマホで時間をつぶすにはもってこいの環境です。 金曜夜のこだま682号(名古屋19:59 → 東京22:47) 復路は、金曜夜のこだま682号に乗車です。金曜日の夜は、東海道新幹線の東京行きが一番混雑する時間帯です。名古屋駅のホームや待合室の売店には長蛇の列。駅弁やビールを買うのにも一苦労です。 乗車したこだま682号は、新大阪始発の列車でした。名古屋に到着した時点で、グリーン車はかなりの乗車率。窓側の席が取れなかったので、混んでいるのかなと思っていましたが、そのとおりでした。結局、名古屋出発時点でグリーン車はほぼ満席。 往路と大きく違うのはその客層です。ビジネス利用が多いのですが、観光客もかなり多かったのにはびっくりしました。金曜夜の東京行きののぞみは、ほとんどがビジネス利用なので、だいぶ違うものだなと思いました。 夏休みだからかもしれませんが、若者のグループが多く乗車しています。このような人たちは(私もそうですが)、東海道新幹線に乗車する最も安い方法を探して、「こだま☆楽旅IC早特」(EXこだまグリーン早特)にたどり着いたのではないかと思います。 案の定、愛知・静岡県内での下車は少なく、小田原、新横浜、品川での下車が多かったですね。 私はと言えば、名古屋駅で購入した駅弁と缶ビールの夕食をいただいたあとは、音楽を聴きながら半分うとうととしていました。 こだま号の長距離乗車での注意点 このように、急ぐ旅でなければ、「EXこだまグリーン早特」を利用して、こだま号のグリーン車に乗ってみるのもよいでしょう。 一方で、こだま号のグリーン車に長距離乗車する際の注意点もいくつかありますので、まとめておきます。 グリーン車の各席にコンセントがあるのはN700系のみ 前述の通り、N700系のグリーン車には各席にコンセントがありますが、700系のグリーン車にはコンセントがありません ので注意が必要です。今回は、復路で乗車したこだま682号が700系での運転でした。 もっとも、JR東海は、700系車両の引退を進めていて、2019年3月16日のダイヤ改正後には、東京~名古屋・新大阪のこだまのうち、700系で運転される列車は、以下の2往復しかありません。 【(東京~名古屋・新大阪間)700系で運転されるこだま号】 行先・ダイヤ 備考 下り こだま631号 東京 06:33発名古屋 09:09着 N700系で運転する日もあり こだま683号 東京 19:26発大阪 23:26着 N700系で運転する日もあり 上り こまだ636号 名古屋 08:34発東京 11:16着 N700系で運転する日もあり こだま652号 名古屋 12:34発東京 15:16着 N700系で運転する日もあり 備考に記載したとおり、N700系で運転する日もあります。6月末までの運転日は発表されていますので、時刻表などでご確認ください。また、 どうしてもコンセントが必要な方は、上記の700系で運転されるこだまを避けましょう。どの列車がN700系で運転されるかは、時刻表を見ると記載されています。 こだまには車内販売・自動販売機がない 普段、のぞみやひかりしか利用しない方は盲点かもしれませんが、こだまには車内販売がありません。JR東海のWebサイトでも、 ※「こだま」全列車については車内販売を実施しておりません。 となっています。 (出典)車内販売のご案内|JR東海 ですので、乗車前に、駅の売店などで、食べ物、飲み物を調達しておくことが重要です。 飲み物くらいであれば、通過待ちがある駅での停車時間中に、ホームにある自販機まで買いに行くことができます。実際に、こだまのグリーン車に乗車している間に、ホームに下りて自販機で飲み物を購入している方をよく見かけました。 ただ、駅弁やお菓子などの食べ物となると難しいかもしれません。こだましか停車しない駅のホームには売店がないことが多いです。 こだまは、短距離(短時間)での乗車が多いので、車内販売がないのは仕方がないかもしれませんが、自販機くらいは置いてもいいのでは、と思ってしまいました。 「EXこだまグリーン早特」の制限 「EXこだまグリーン早特」は、格安のきっぷであるがゆえに、通常のきっぷにはない制限がいくつかあります。 乗車日の3日前の23:30までにエクスプレス予約での購入が必要 乗車券と特急券が一体になったきっぷのため、新幹線の乗車駅までと、降車駅から目的地までのきっぷが別途必要 席数限定のため、対象列車のグリーン車に空きがあっても購入できない場合がある 予約した列車の指定された座席に限り有効で、他の列車や、予約した列車の指定された座席以外への乗車はできない(別途、特急券等が必要) あらかじめ予定が決まっていて、早めに予約・購入しておくのが安心でしょう。当日は、予約した列車に間に合うように、時間に余裕をもって出かけましょう。乗り遅れるときっぷ自体が無駄になってしまいますよ。 以上、エクスプレス予約でこだま号のグリーン車におトクに乗車する方法と、実際に乗車したレポートをお送りしました。普通車に比べるとかなり快適ですので、時間に余裕がある方や、東海道新幹線にできるだけ安く乗車したい方におすすめですよ。 close

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タグ ノウハウ ノウハウ-おトクなきっぷ 汽車旅 汽車旅-JR東海 鉄道
投稿日時 2019-03-17 22:40:08

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