記録として残すために過去の東急鉄コレを改めてレビューするシリーズの第三弾…かな、ということで、今回は3600形でございます。 東急車両60周年記念の黒Hゴム7000系、東横線開業80周年記念の灰色Hゴム7000系に次いで、東急鉄コレでは第三弾として発売されま…… more した。 ということでレビュー的なものです。  箱 まだ蓋無しの物となっています。 車体をイメージした緑一色の箱ではありますが、最近の鉄コレで見られる線画などのデザインが無いのでちょっと味気ないデザイン  上下面 セットに含まれるデハ3601号車とクハ3671号車のイラスト  左右面はセット構成での側面イラスト 2両で完結しているように見える優しいセット構成ではありますが、実際にこの編成構成で走ったことがあるかと聞かれるとかなり疑問  裏面  実車解説やシール位置の案内など こちらの鉄コレ“東急3600系”と詳しい人からすると正直？？？な商品名になっていますが、どうやら全金属車体に載せ替えられたグループの車両を“東急3600系”というグループで呼称しているようです。  諸元表 3450形や3550形の全金属車体車も載っていますが、この鉄コレから再現するには台車の問題があります。  別売パーツの案内 無印のTM-07とTT-03が今となっては懐かしい  問い合わせ先他 当然ながらまだまだ東急車両製造株式会社の時代…懐かしい  まだ付属品に台車枠が無かったので付属品はステッカーのみ 東急マークの上から貼れと指示のT.K.K.ロゴに関しては…ですが、それ以外のステッカーは意外と使用価値があります。  ということで、車両見ていきます。 電動車のデハ3601号車  ノーシルノーヘッダーの東京急行吊り掛けの3000系列の中では一番スッキリとしたデザインの車体は良い感じに表現出来ているかとは思います。 ライト類がクリアパーツで無いのは時期的に仕方ないですな  側面 強いて残念な所をあげるとすれば、車番と東急ロゴが印刷済みである点でしょうか？ 出来る事なら印刷無しでシール選択が良かったです。。。  妻面 こちらだけ何故か窓サッシが車体側の表現  屋根周り グレー一色の塗り分けで、ベンチレーター等も別パーツ化されていませんが、色調も悪くないので良い雰囲気です。  付随車クハ3671号車 一見するとトップナンバー同士の2両編成なので、あり得そうですが…実際にデハ3601号車と編成を組んだことがあるかどうかはかなり怪しいようで  側面  クハの方ではプレスドアが再現されています。 上手いこと屋根などを入れ替えればバリエーションを増やせるかもしれません（考証的にちゃんと調べて無くてごめんなさい）  屋根周り 当然クハなのでスッキリとしているのと、ライトがデハ3601号車はシールドビームに対して、クハ3671号車は白熱灯で再現されています。 この辺りも結構煮詰めると正確にやるのはかなり大変そうですな…  ということで、東急車両電車市場オリジナル鉄道コレクション 東京急行電鉄3600系 2両セットのレビュー的なものでした。 ノーシルノーヘッダーの全金属車体という東急3000系列の中でも異端な車両が緑の電車鉄コレの第一弾に選ばれたのも少し不思議な話ではありますが、譲渡車が豊富な点や形態が揃っていて製品としてやりやすいというところがあったのでしょうね。 そんな少数派な車両ではありますが、中古での取引価格を見ていると2両1箱5000円を超えるレベルで取引されており、東京急行の緑の電車の人気っぷりを実感させられます。 鉄コレの題材としてはバッチリだと思いますので、緑の電車の鉄コレも色々とシリーズ化は期待したいところであります。 close

東急車両電車市場オリジナル鉄道コレクション 東京急行電鉄3600系 2両セットのレビュー的なもの