夜の天浜線駅めぐり3駅目は気賀駅にやってきました。幅の広い片面ホームのある駅ですが屋根には朱色の幕の装飾がされてます。構内の広さからかつて列車交換可能だったことがわかり空がきれいで雲の形もこの時間になってもはっきりわかります。冬場は寒いけれど空気が澄んでるので日照時間は短れどほか…… more の楽しみを探すと幅が広がりますね。上屋や支柱は木製で土台から屋根まで立派な造りをしてます。駅の入口から見た気賀駅の全景は交換駅時代の名残をのこしつつ天浜線の前身国鉄二俣線時代から主要駅であったことが伺えます。ホームの様子はここまでにしまして駅舎の中を見ていきます。窓口は現在観光案内所に変わっており無人駅であります。が窓にきっぷうりばと薄く書かれてる所に有人駅時代の風景が残り木製のラッチがいい味出してます。1938年国鉄二俣西線の駅として開業。モルタル式の木造駅舎が建ってます。灯りが一部分しかついてなく全体を写すことができませんでしたが全体は立派で駅舎の左側に中華料理店が入ってます。ホームに戻ると新所原行きが停車中です。シャッタースピードと露出の関係でライトが光って見え夜の木製の上屋と相まって幻想的な雰囲気を出し日中にはない夜のローカル鉄道の様子をしっかり記録してました。遠方に見えるのは浜松市北区役所で平成の大合併前は細江町役場でした。文字通り現北区の代表駅で官公庁が集まってます。駅構内にある地図を見ると気賀宿と書いてあります。江戸時代東海道の新居関所の裏関所として姫街道の往来を監視してました。そして気賀といいますと女城主・井伊直虎ゆかりの地で寺院や城跡といった史跡が紹介されてます。この駅のホーム前には国の登録有形文化財に指定されてることが紹介されてます。2011年に指定されましたが駅舎もさることながらホームの上屋の立派さに驚き夜の駅入口からの様子がこの駅で撮った写真の中で一番気に入りました。天浜線はいくつもの駅が指定されており開業時からの施設や遺構が残る路線で今度は日中の時間帯に再訪できる日を楽しみにしたいです。撮影日：2018年12月5日カメラ：Nikon D500＋AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-5.6G EDいつもご訪問ありがとうございます。ブログランキング参加しています。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 close

夜の天浜線駅めぐり-3　気賀駅