待つことしばし、間藤行きが到着。わ89－310形の314で、「あかがねⅢ」の愛称を持ちます。　こちらもわ鐵30周年のヘッドマークを掲げていました。　明くる日も休みだし、まして車なので時間的には余裕がありますが、その先まで行くには身が持たなそうなので、ここから戻っていくことにしま…… more したが、　さすがにそのまま戻るにも気が引けたので、もうひと駅。こちらの水沼（みずぬま）へ。　その昔は赤城山東麓の登山口の最寄りとして、昭和30年代の登山ブームには臨時列車も設定されていたようですが、　今は平成元（1989）年12月にオープンした、こちらの「水沼駅温泉センター」で知られ、駅自体もそれが理由で同9（1997）年に「関東の駅百選」に選定されました。　温泉センターには内風呂の他に、渡良瀬川の上流に伝わる河童伝説から「かっぱ風呂」と名付けられた露天風呂があります。　個人的には、学生時代に友人と卒業旅行的な意味合いで日光まで行った帰りに立ち寄ったことがあります。　内風呂からは渡良瀬川を望めますが、露天からは見えないものの、そのせせらぎを聞きながらの湯浴みはなかなかに風情のあるものでした。　今でこそ構内に温泉のある駅は全国にかなりありますが、その中でもこちらは草分けのひとつと言ってもいいかもしれません。　学生時代の時も車で寄ったので、いずれ乗って再訪というのも、しなければならないのですが…。　様々な課題を残しつつ、帰路に就いたのでありました…。（おわり） close

わ鐵さん　あえて車で　駅めぐり。　その４