東武鉄道の旅はここで中断しわたらせ渓谷鐵道に乗ります。やってきた間藤行きは栃木県側の終点駅で旅行作家の宮脇俊三さんが国鉄完乗達成した時に降りた駅であります。ワクワクのわ鐵は非電化で架線は付いてなくスッキリとしてますね。枕木も木製で犬釘で止められてるのでローカル線らしい前面です。大…… more 間々駅を出て車窓の様子もかわり次の駅までの距離も長くなります。車内に簡単な紹介がされており途中温泉施設のある駅や、昔の東武鉄道の特急列車を改造したレストランがあります。紅葉の時期に走ってる写真もあり四季折々の表情を見せてくれます。やってきたのは上神梅（かみかんばい）駅です。相老駅から乗った列車を見届け駅を見ていきましょう。片面ホームの駅ですが古びた木造駅舎らしき建物があり所々舗装されてない箇所がありますね。両方面を見ても間藤方面は森の中に吸い込まれていくような感じがしここから渓谷鉄道の本当の始まりと鉄道サイトで紹介がありました。山間部にある駅はこうした表情をしてることが多いようですね。ホーム正面から見ると古びた集合住宅が建っており山間部の小駅ながら立派な建物があり目の前に車が止まってることは年末年始で故郷に帰ってきたり親戚への今年一年のあいさつ回りで来てるのでしょう。この駅の一番の見所はこの駅舎ですね。入口から周辺にかけいろんな飾りつけがされてますがこれは毎年この時期駅でイルミネーションのライトアップを行っておりLEDの小さなライトがいくつもつけられており素敵な木造駅舎も夜になれば違う表情を見せるでしょう。駅舎の中へ来まして木製のものが至る所にあり目の前のラッチや長椅子もです。窓枠も差し替えはされてませんのでしっかりメンテされてます。駅員は配置されておらず無人駅ですが窓口があった場所はギャラリースペースでポスターや掲示物が貼りだされてます。一角にある時刻表は旧書式で駅が驛と表示され時間も漢数字で載ってます。昔の雰囲気を残そうとしてるのが伝わりますね。1912年開業時からある古びた木造駅舎は2008年国の登録有形文化財に指定されてました。東武桐生線の旅を中断してまでわ鐵の小さな旅をしようと決めたのはこの駅舎を見たかったからです。木材の材質や枯れ具合等細かい所までしっかり見物してましたが原型をしっかりとどめており駅舎ミシュランがあれば★星3つあげてもいい位の年季が入った素晴らしい駅舎であります。駅舎内には駅ノートがありました。俺も訪問した記念に一筆書きました。今回はミニ乗車ですのでがっつり乗車は次回以降の楽しみにしてました。ホームに戻るともう一つ線路があり途中でカットされてますがかつてここは列車交換が可能な駅だったようで反対側は道が整備され跡形もありませんが唯一知るのはこのレールです。次に乗る列車の到着時間が迫ってきましてホームで眺めながら上神梅駅に来てよかったです。本当はもう少し居たい所ですが・・・。汽笛の音がして暫くすると間藤駅から列車が来ました。駅にいた1時間はあっという間に過ぎるほど中身の濃い時間を過ごし桐生行きに乗車し上神梅駅に別れの挨拶をしました。撮影日：2018年12月30日カメラ：Nikon D500＋AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-5.6G ED＋AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G EDいつもご訪問ありがとうございます。ブログランキング参加しています。にほんブログ村にほんブログ村にほんブログ村 close

わたらせ渓谷鐵道　上神梅駅