トランスイート四季島１泊２日コース乗車記③　塩山駅（第594回）2019年　4月13日　トランスイート四季島1泊2日コースの1日目。中央本線内の踏み切りトラブルにより30分延着し、スケジュールが押してしまったツアー一行。宮光園の見学をキャンセルし向かった先は、なんとあの勝沼ぶどう…… more 郷駅でした。駅周辺の約1000本の甚六桜は満開で圧巻でしたね。つい3時間前、死ぬ前に桜の時期に勝沼ぶどう郷駅を訪問したいと願ったばかりでもう成就するなんてミラクルです。四季島マジックかしら…満開の桜の上に上弦の月が懸かり印象的でした。四季島の訪問先で様々な探遊探訪メニューを巡る際に利用されるのが四季島バス。そのほとんどがグループ会社のジェイアールバスなのですが、塩山エリアはジェイアールバスではなく、富士急行のバスでした。ナンバープレートが山梨県ご当地ナンバープレートで葛飾北斎の赤富士がモチーフの芸術的なデザインでした。勝沼ぶどう郷駅を後にしたツアー一行は日本を代表する老舗名門ワイナリールミエールワイナリーに移動し、ワインの貯蔵庫を見学。ワイナリーレストランゼルコバにて日本ソムリエ協会理事の長谷部氏によるワインセミナーを聴講しながら甲州ワインをテイスティングしました。ワイン好きの方には申し分無い企画でしたが、アルコールを体質的に受け付けないオバ鉄親子は、興味は沸かなかったですねななつ星のように立ち寄り観光を選択制にしていただきたいなーと思いました。まあそれでも甲州ワインは「甲州」という品種の白ブドウから醸造されているので、白ワインしかないと勉強になりましたけどね。塩山駅に戻り、5号車エントランスでトレインマネージャーの伊藤さんと立ち話をしていると、「出発合図のハンドベルを鳴らしてみませんか？」と突然身に余る大任を仰せつかりサプライズにびっくり！！こんなチャンス二度とないと思って引き受けましたが、緊張しすぎて頭の中が真っ白、心臓がバクバクでした。そして塩山駅のホームに四季島追っかけ応援隊長のきむち様が登場！！生きむち様にお会い出来て嬉しさのあまり飛びついてしまいました。（きむち様　その節はご迷惑をおかけしてすみませんでした。）きむち様は栄えある四季島1番列車に乗られた方で、青函トンネル突入時刻等、ツイッターで発信してくれたのです。オバ鉄はきむち様の情報のお陰で詳しい時間が分かり、本当に助かりました。16時37分　きむち様に見送られて四季島は塩山駅を出発しました。塩山駅を発車するとすぐ第1回目のディナーが始まります。流れる車窓を見ながらの食事は往年の寝台特急北斗星やカシオペアを思い起こします。南蛮エビのタルタル仕立てのキャビア添え食事をしていると立場川に架かる旧立場川橋梁が見えてきました。明治37年に完成したボルチモアトラス橋の初代旧橋梁。昭和55年　中央本線複線化による線路付け替えで廃橋となりました。四季島が徐行してくれたので赤錆た橋梁をじっくり眺めることができました。肉料理の後にサーブされたデザートはなんと誕生日のメッセージプレートが添えられていてＳｕｒｐｒｉｓｅｄ！！4月は私の誕生月でしたが、もう過ぎてしまっていたのですっかり忘れていました。50代最後の誕生を四季島のクルーの皆さんに祝っていただき望外の喜びかつ生涯忘れられない思い出になりました。そして四季島のホスピタリティに感服致しました。クルーの皆さん、本当にありがとうございます。部屋に戻るとベッドがセッティングされています。ベッドサイドにショコラとメッセージカードがあり、あれ？2年前はショコラのサービスはなかったと思ったけど…（瑞風や高級ホテルでは枕元にチョコレートのサービスがあります。なんでもお客様からの要望があり始めたそうです。お客様の声に真摯に対応する　それが四季島クオリティなんですね）四季島は稲荷山駅で運転停車。夜の帳が下りたホームに子供連れの家族が四季島を待っていました。車掌さんと家族の触れ合いを見ていると、ななつ星と大分駅の姉弟のことを思い出しました。四季島も地域の皆様に愛されているのだなぁと実感。四季島が地域をつなぐ懸け橋になってきていることに嬉しくもあり誇りに感じました。20時41分　1泊2日コースのハイライトである姨捨駅に到着です。動画は「トランスイート四季島　EF６４形電気機関車1052号機ぶどう色2号とすれ違う！！ 」です。↓オバ鉄のインタビュー＆列車の写真が掲載されました！↓楽天 close

トランスイート四季島１泊２日コース乗車記③　塩山駅