4月7日は、新清水から新静岡まで、静岡鉄道のA3000形A3005F(エレガントブルー(Elegant Blue)編成)による、新静岡行きに乗りました。 今回は、新清水駅で2番線から発車していたので、A3006Fとは違ったアングルで撮影することが出来ました。 2番線では、反対…… more 側にかつて清水市内線で使われていたホーム跡(3番線)があるのが特徴であり、東京都練馬区にある西武鉄道豊島線の豊島園駅の2番線側に旧ホーム跡が残されていることに似たような風景となっています。 A3000形は、2016(平成28)年3月24日にshizuoka rainbow trainsの第一弾であるクリアブルー編成(富士山がモチーフ)であるA3001Fを皮切りにデビューし、翌年の2017(平成29)年3月24日(A3001Fの丸1年後)にA3002F(パッションレッド(静岡いちごがモチーフ))、昨年(2018(平成30)年)3月21日にA3003F(ナチュラルグリーン(静岡のお茶がモチーフ))と、A3004F(ブリリアントオレンジイエロー(静岡のみかんがモチーフ))が、今年(2019(平成31)年)3月9日にこのA3005FとA3006F(静岡鉄道創業100周年記念ラッピング電車)がそれぞれデビューし、現在は6編成が活躍しています。 A3005Fのクリアブルー塗装は、駿河湾がモチーフであり、上品信頼のイメージもあると言われています。 東京、横浜方面から東海道線(在来線、熱海乗り継ぎ)で静岡へと向かう時に、桜エビで有名な由比駅(静岡市清水区)付近を通る時に本物の駿河湾が迎えてくれるけど、東海道新幹線(東海道・山陽新幹線)の場合は、トンネルの多い山側を通っていく為にこのような風景が見られないのが残念であります。 新東名高速道路には、新清水インターチェンジと新静岡インターチェンジがあるけど、どちらも静岡鉄道静岡清水線の駅から大幅に離れているので、注意が必要であります。 駿河湾は、伊豆半島の石廊崎から御前崎までの北側の海域であり、最深部は、水深2500mと、日本で最も深い湾であります。 駿河湾で捕れる水産物は、桜エビやタカアシガニ、カツオ(鰹)、サバ(鯖)、アジ(鯵)、マグロ(鮪)、イワシ(鰯)などであり、イワシの稚魚であるしらす漁も盛んであります。 しらすと言えば江の島(神奈川県藤沢市)が有名だけど、駿河湾地域でも江の島と同様に季節限定で生しらす丼を味わうことも出来ます。 ラブライブ！サンシャイン!!の聖地である静岡県沼津市も、駿河湾に面しており、聖地巡礼により訪れるラブライバーたちも増えています。 新清水駅のある静岡県清水区(旧、清水市)は、ちびまる子ちゃんの聖地だけど、1984(昭和59)年3月31日に廃止されるまで、清水駅と三保の松原で有名な三保駅を結んでいた清水港線が出ていたことでも有名であります。 清水港線は、DD13型ディーゼル機関車牽引による旧型客車(貨客混合編成)が使われていたけど、末期はたった1往復(清水 8時10分発、三保 16時14分発)しか運転されていなかったです。 廃止後静岡鉄道バス(現、しずてつジャストライン)に転換されたけど、本数が大幅に増えています。 JR北海道の札沼線(学園都市線)の浦臼～新十津川間では、2016(平成28)年3月26日から、清水港線と同様にたったの1往復しか走らない区間となってしまったけど、残念なことに来年5月のゴールデンウィークをもって、北海道医療大学～浦臼～新十津川間(末端の非電化区間)が廃止されることが決まってしまいました。 札沼線の路線名は、1972(昭和47)年6月まで札幌と石狩沼田の間が結ばれていたことから名付けられた路線であり、新十津川～石狩沼田間の廃止や、愛称が学園都市線となったことにより影が薄くなっています。 北海道医療大学～新十津川間は、キハ40型気動車が活躍し、石狩当別～浦臼間は3往復、石狩当別～新十津川間1往復で、本数が非常に少なくなってきており、今年は新十津川駅を含めて最後の夏となります。 新十津川駅では、到着時刻は9時28分、発車時刻は10時ちょうどであり、32分間しか列車が止まっていないです。 JR北海道のキハ40型は、ローカル線の削減や、新型のハイブリッド気動車であるH100形(DECMO、JR東日本のGV-E400形気動車の北海道バージョン)への置き換えにより、廃車が進められていくことになるけど、GV-E400形に順次置き換えられる予定のJR東日本のキハ40系列(新潟、秋田地区)でも言えることであります。 末期に1往復となっていた清水港線繋がりにより、札沼線(学園都市線)の浦臼～新十津川間を話題にしたけど、1往復だけになってしまうことで、廃止されるのも時間の問題だなと思っていました。 清水港線は清水駅の先にあった専用ホームから出ていたけど、JR東海やJR貨物に継承されずに廃止されていたのであります。 しずてつジャストラインは、2002(平成14)年10月1日に、静岡鉄道のバス部門(静鉄バス)が分社化されて営業運転が開始された静鉄グループのバス会社であり、西久保、鳥坂、小鹿、唐瀬、丸子、岡部、相良、浜岡の各営業所から成っています。 現在は、大阪市でG20大阪サミットが30日までの予定で行われているので、大阪市の交通規制により、静鉄エクスプレス静岡大阪線(京都・大阪ライナー)が運休となるなど、大阪発着の高速バスの運休や発着地の変更も行われています。 関西とは限らず全国の駅の屑物入れが封鎖されているのは、このことの影響であります。 バスタ新宿～静岡間の高速バスである静岡新宿線では、しずてつジャストラインとJRバス関東による北街道経由(旧、駿府ライナー)と、JR東海バスと京王バス東(京王電鉄バスグループ)による南幹線(清水、東静岡両駅)経由または東名静岡インター経由(旧、渋谷新宿ライナー静岡号、どちらも渋谷マークシティにも立ち寄っている)に分かれているけど、2016年4月4日にバスタ新宿(新宿の総合高速バスターミナル)が出来る前は、駿府ライナー(北街道経由)が新南口、渋谷新宿ライナー静岡号が新宿西口高速バスターミナル発着となっていました。 2017年4月1日には両系統は統合により、旧、駿府ライナーは、新宿・静岡号、旧、渋谷新宿ライナー静岡号は、新宿／渋谷・静岡号と案内されるようになっています。 駿府ライナーの時代には、静岡駅前で、17番乗り場(松坂屋静岡店前)から発着していたけど、統合により13番乗り場に統一されていました。 今年6月18日には新宿、渋谷～浜松駅間の渋谷・新宿ライナー浜松線(JR東海バス、京王バス東、遠州鉄道(遠鉄バス)による運行)と共に、運賃が改定され、東名向ヶ丘停車が取り止めとなっています。 京王バスが通らない北街道経由ルートでも、京王のハイウェイバスドットコムでも予約することが出来ます。 北街道経由では、渋谷マークシティを経由しない代わりに、上りのバスタ新宿行きに限り、池尻大橋(渋谷へは東急田園都市線で1駅)に降車扱いで停車しています。 途中休憩箇所は、全て東名高速の足柄サービスエリアであり、運用状況によって変更される場合があります。 東名江田バス停は、東急田園都市線と横浜市営地下鉄ブルーラインのあざみ野駅と、東急田園都市線の江田駅から歩いて行けるので便利であります。 上り線が渋滞した時には、東名江田バス停で降車する他、用賀パーキングエリアに臨時停車し、ここから東急田園都市線の用賀駅まで出て東急田園都市線で渋谷駅まで抜けられるけど、その場合には、渋谷まで100円という措置が取られています。 このことで、2014(平成26)年2月16日の関西遠征の帰りに乗った青春エコドリーム22号に乗った時に静岡辺りから、大雪に伴う交通規制により大渋滞し、用賀パーキングエリアにも立ち寄ったことを思い出しました。 当該車両は、JRバス関東の東京支店所属の三菱ふそう(FUSO)エアロキング(2階建バス、MU612TX)のD654-03504(足立200か・770)号車でした。 自分(しゃもじ)は、この影響により、この時期に関西遠征をしないようにしたのであります。 今回の静岡行きは、18きっぷを使ったけど、静岡鉄道では、ICカードを使いました。 A3000形の運転予定は、駅の予定表のほか、静岡鉄道(静鉄レールウェイ)のホームページで調べることも出来ます。 このように、新清水から新静岡まで、静岡鉄道静岡清水線のA3000形のクリアブルー編成である、A3005Fに乗ることが出来て良かったです。 おまけの画像は、音羽町駅停車中のLCD画面であり、桜のシーズンバージョンとなっていました。 close

静岡鉄道A3000形A3005F(エレガントブルー編成)in新清水駅