西武6000系6155Fによる武蔵丘発飯能行きのお帰り臨時列車の詳細

西武6000系6155Fによる武蔵丘発飯能行きのお帰り臨時列車
よしちゃん@しゃもじの荒川線ローズトラムブログ
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記事タイトル 西武6000系6155Fによる武蔵丘発飯能行きのお帰り臨時列車
概要

6月1日は、武蔵丘車両検修場から飯能まで、西武鉄道6000系の6155Fによる、西武・電車フェスタ2019のお帰り臨時電車に乗りました。 今年の西武・電車フェスタ2019のお帰り臨時電車は、13時ちょうど(改札締切時刻)の40000系40102F(飯能から急行池袋行き)、14時…… more ちょうどの20000系20102F(飯能から準急池袋行)、15時ちょうどの6000系6155F(飯能駅止まり)で、そのうちの6155Fに乗ることが出来ました。 この日の6155Fは、元町・中華街発武蔵丘車両検修場行きの臨時列車(Fライナー(みなとみらい線、東急東横線は特急、地下鉄副都心線は急行、西武線は快速急行)で、普段は小手指行きであるところが飯能、武蔵丘車両検修場まで延長されていました。 20102Fは、池袋発の快速急行、40102Fは、行きに乗った所沢発の快速急行(立川真司氏(車掌DJ方式)によるパフォーマンス電車)に使われていたけど、自分(しゃもじ)としては、所沢から乗った時から西武・電車フェスタ気分を味わうことが出来る立川真司氏によるパフォーマンス電車を選びました。 武蔵丘車両検修場は、高麗(こま)駅からも歩いて行けるので、巾着田での曼珠沙華(彼岸花)の時と同様に、飯能~高麗間で4000系による臨時電車が、下り9本、上り5本運転されていました。 自分(しゃもじ)は高麗駅から武蔵丘車両検修場まで歩いて行ったことはないけど、そのアクセスマップが、西武・電車フェスタのパンフレットに書いてありました。 武蔵丘からの帰りの電車では、スタッフさんたちによるお見送りシーンがあったので、5月19日に、京浜急行電鉄(京急)の久里浜工場で行われていた、京急ファミリー鉄道フェスタ2019のお帰り臨時電車の最終便(新1000形の1057F(黄色い京急))に乗った時のことを思い出しました。 京急の場合は、端でスイッチバックしてから京急久里浜駅へと向かうので、スタッフさんたちのお見送りシーンが2回見られたのであります。 車掌DJとは、SUPER BELL"Zの野月貴弘氏のことであり、車掌DJ方式ということで、SUPER BELL"Zの車掌DJに似たパフォーマンスとなっていました。 飯能~武蔵丘車両検修場間は、運転停車が何度も行われており、今回は、レッドアロークラシックの10105Fとの交換シーンを見ることが出来ました。 西武6000系は、1992(平成4)年6月1日にデビューした、西武初の地下鉄乗り入れ対応編成であり、西武山口線(レオライナー)以外の西武鉄道線で初の本格的なVVVF車でもあり、1992年から1998(平成10)年に掛けて、ステンレス車18編成180両、アルミ車8編成80両、計26編成260両が製造されていました。 メーカーは、1992年から1995(平成7)年まで製造されたステンレス車が、東急車輛製造(現、総合車両製作所横浜事業所)、1996(平成8)年から1998年に製造されたアルミ車が、日立製作所笠戸事業所(HITACHI)であり、後者に関しては、西武の通勤型車両初の日立製作所(HITACHI)製であります。 西武6000系アルミ車のうち、1998年に製造された6156,6157,6158Fは、戸袋窓が廃止されているけど、6155F以前の編成も、9000系と同様に戸袋窓が埋められています。 6155Fは、1997(平成9)年に日立製作所笠戸事業所(HITACHI)で製造された編成であり、その年には、701系列(701系、801系、401系)の置き換えが完了していました。 6000系の量産先行車である6101Fと6102F(1992年製)は、地下鉄乗り入れ改造の対象から外された為に、オリジナルの姿(方向幕のまま)で、新宿線系統(新宿線の西武新宿~本川越間と、拝島線の小平~拝島間)で使われているので、東武鉄道東上本線(東武東上線)の9000系試作車である9101Fが、有楽町線乗り入れから撤退した後に専ら地上線(池袋~小川町間)で使われていることに似たような現象となっています。 西武6000系による地下鉄乗り入れは、1994(平成6)年12月7日の西武有楽町線の新桜台~練馬間の開業(単線での暫定開業)の時から行われているけど、当時は6108~6111Fの4編成限定で、午前中中心の運用で非常に珍しかったです。 1998年3月26日の新桜台~練馬間の複線化により、池袋線との直通運転が本格的に行われるようになり、6000系の地下鉄乗り入れ運用が大幅に増えていました。 2008(平成20)年6月14日には、地下鉄副都心線の渋谷延長により、副都心線直通も加わり、2013(平成25)年3月16日には、東急東横線の渋谷~代官山間の地下化に伴う副都心線との直通化により、東急東横線、みなとみらい線経由で元町・中華街へも乗り入れるようになっています。 西武6000系では、間合い運用として、和光市駅にも乗り入れることもあります。 西武有楽町線は、1983(昭和58)年10月1日に、地下鉄有楽町線と西武池袋線を繋ぐ路線として、小竹向原~新桜台間で開業した路線であり、開業当時は、営団地下鉄(現、東京メトロ)の7000系が借り入れられていたので、西武有楽町線よりも営団地下鉄有楽町線の支線というイメージが強かったです。 こちらは、1978(昭和53)年8月1日に営団地下鉄半蔵門線の渋谷~青山一丁目間が開業した時に、東京急行電鉄(東急電鉄)の8500系が借り入れられていたことでも言えることであり、新玉川線(現在の田園都市線の一部)の延長のようにも見えていました。 関東の大手私鉄のうち、地下鉄乗り入れ用として地下鉄規格で作られた路線は、西武有楽町線(小竹向原~練馬間)、東急田園都市線の渋谷~二子玉川間(旧、新玉川線)、京急本線の泉岳寺~品川間、東武スカイツリーライン(伊勢崎線)の押上(スカイツリー前)~曳舟間であり、都営新宿線乗り入れ対策により作られた京王電鉄の京王新線(新線新宿~笹塚間)に関しては、京王線の新宿~笹塚間(地下トンネル区間)の複々線化による、京王線と同じ普通鉄道規格である為に、地下鉄のようで地下鉄ではない路線となっています。 早朝・深夜や府中競馬開催日に、地下鉄乗り入れ非対応の7000系や8000系が京王新線に乗り入れることもあるのは、その為であります。 西武6000系も乗り入れている横浜高速鉄道みなとみらい線(横浜~元町・中華街間)も、地下鉄規格で作られた路線なので、貫通ドアの設置が義務付けられていることにより、1989(平成元)年1月に貫通ドアの付いていない8090系が貫通ドア付きの8590系に差し替えられた編成を除いて東横線から撤退し、大井町線に集中配置されていました。 1993(平成5)年に東急車輛製造で製造された6103~6107Fは、1998年3月の地下鉄有楽町線の直通運転開始の時に地下鉄乗り入れ対応工事が見送られていたので、6101~6106Fが新宿線に移るまでの措置として、池袋(新木場)寄りの先頭車のスカート部分に黄色いS Sの表示が入っていました。 2008年6月14日の副都心線直通により、西武のM運用が増えたので、新宿線系統所属だった量産先行車以外の6000系から順次改造され、改造と共に20000系の10連とのトレードにより、池袋線系統所属となっていました。 副都心線乗り入れ対応に改造されてからは、色白の顔となり、バカ殿と呼ばれるようになっています。 6000系では、VVVFインバーター装置の更新が順次行われており、池袋線系統所属のステンレス車に関しては完了していました。 今回乗った6155Fは、改良前のオリジナルのインバーター装置であり、同じような音がする京王電鉄の8000系(こちらも順次VVVFインバーター装置が更新されている)と似たような状態となっています。 6000系の6157Fは、2015(平成27)年4月に西武池袋線開業100周年記念として、黄色い西武電車風のラッピングが施されていたこともあり、その前にインバーター装置の更新が行われていました。 黄色い西武線の根強い人気により、昨年のぐでたまスマイルトレインにも結び付いたのであります。 6000系のインバーター装置が更新される理由は、経年劣化だけでなく、更なる省エネ化や部品確保が困難になったことでもあり、時代の流れだと思っています。 輸送障害によって地下鉄との直通運転が中止になった場合には、西武有楽町線が運休(新桜台駅は江古田駅または桜台駅が振り替えとなる)となり、西武線の池袋駅に逃がす必要があるので、普段10両編成が停車しない椎名町、東長崎、江古田、桜台の各駅が10両対応とし、これらの駅に緊急停車させる措置が取られています。 西武池袋線の池袋口の各駅停車で、通常時に10両編成に出来ないのは、8両編成までしか入れない豊島園駅発着の列車が含まれた運用の絡みであり、それがネックとなっています。 今年3月16日に、小田急電鉄小田原線の南新宿、参宮橋、代々木八幡の各駅の10両化により、新宿口の各駅停車で一部10両化されたけど、新宿~本厚木~新松田間での運用なので問題はないです。 輸送障害により小田急線と地下鉄千代田線の直通運転が中止になった場合、地下鉄直通列車の新宿駅へのシフトが行われているので、代々木八幡、参宮橋、南新宿の各駅にも停車させることが可能となっています。 今年度中に、西武40000系のロングシートバージョンが2編成導入される予定だけど、どうなるのか気になります。 今年上半期の西武鉄道の最大の話題は、001系Laview(ラビュー)のデビューであり、西武・電車フェスタ2019では、Laviewの撮影会も行われていました。 このように、西武・電車フェスタの帰りに、6155Fによるお帰り臨時電車に乗ることが出来て良かったです。 close

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タグ 練習用 鉄道
投稿日時 2019-06-30 08:20:10

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