超おすすめ! 青春18きっぷで小海線に乗ろう!(東京発 小海線周遊ルート) ~青春18きっぷ おすすめ日帰り旅1~の詳細

超おすすめ! 青春18きっぷで小海線に乗ろう!(東京発 小海線周遊ルート) ~青春18きっぷ おすすめ日帰り旅1~
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概要

東京(首都圏)発着の青春18きっぷ日帰り旅のルートとして、筆者が一番おすすめしたいのが、「小海線周遊ルート」です。高原列車、小海線の車窓はもちろんのこと、小海線以外の路線もバラエティに富んでいて、飽きることがありません。 夏の青春18きっぷ日帰り旅には絶対におすすめのルート、「…… more 小海線周遊ルート」をご紹介します。 ※2019.08.11更新 1日分余った青春18きっぷ、どうしてますか? 青春18きっぷ 日帰り「小海線周遊ルート」 車窓が抜群によい「小海線周遊ルート」を紹介! 東京 → 小淵沢(中央本線) 小淵沢 → 小諸(小海線, HIGH RAIL 1号) 小諸 → 軽井沢(しなの鉄道) 軽井沢 → 横川(JRバス関東) 横川 → 高崎(信越本線) 高崎 → 新宿(高崎線) 「小海線周遊ルート」各自でアレンジして楽しもう! 関連記事 1日分余った青春18きっぷ、どうしてますか? 毎年夏になると、青春18きっぷを1枚購入して汽車旅に行くのですが、会社勤めで夏休みも限られていると、たいていは2泊3日、長くて3泊4日くらいの行程になることが多いです。 そうなると、青春18きっぷが1日分余るのですよね。基本的に「乗り鉄」なので、青春18きっぷで4日も旅をすれば、十分に元はとっているのですが、使い切らないうちに青春18きっぷ期間が終了してしまうのももったいない! ということで、日帰りでの青春18きっぷ旅ルートの考案に余念がありません(笑) この記事では、そのルートの一つ、首都圏から小海線に乗りに行く周遊ルートをご紹介します。個人的にはイチオシのルートで、筆者は何度もこのルートで旅をしています。 青春18きっぷ 日帰り「小海線周遊ルート」 まず、ルートをざっと紹介します。 区間 路線 備考 東京 → 小淵沢 中央本線 高尾(甲府)で乗り換え 小淵沢 → 小諸 小海線 小諸 → 軽井沢 しなの鉄道 青春18きっぷで乗車不可(480円) 軽井沢 → 横川 JRバス関東 青春18きっぷで乗車不可(510円) 横川 → 高崎 信越本線 高崎 → 東京 高崎線 グリーン車がおすすめ! 東京(首都圏)から甲信地方の東部を経由して戻ってくる周遊ルートです。しなの鉄道とJRバス関東には、青春18きっぷでは乗車できませんので、別途運賃を支払う必要がありますが、それでも青春18きっぷ1日分+990円でおさまります。 何度か実践していますが、日帰りルートにしてはかなり距離がありますので、朝は早めに出発しましょう。山間部の車窓が美しいルートなので、景色を楽しみたいのなら、雲が湧く前の午前中が狙い目です。 車窓が抜群によい「小海線周遊ルート」を紹介! 前述のルートで、各路線の様子を、車窓を中心にご紹介します。 列車の時刻(2019年3月改正ダイヤ)を載せていますが、この時刻でないとダメということは全くありません。あくまで参考程度にどうぞ。 東京 → 小淵沢(中央本線) 東京 06:07発 → 新宿 06:22発 → 高尾 07:05着(中央線 特別快速 高尾行き) 高尾 07:26発 → 小淵沢 10:20着(中央本線 523M 小淵沢行き) 中央本線は、日本でも有数の山岳路線です。都心に近い「中央快速線」(東京~高尾)の区間しか乗ったことがないと、どこが山岳路線なのかと思ってしまいますが、いわゆる通勤電車の終点となる高尾駅から先に行くと、一気に山の中に分け入っていきます。 トンネルも多くなり、列車のスピードも遅くなります。東京駅ではほぼ海抜ゼロメートルですが、次第に高度を上げていきます。最初のピークは、大月を出た後、初狩~笹子間あたりで、標高は600メートルにもなります。高尾のあたりでは、高尾山は山に見えますが、このあたりまでくると、高尾山の山頂とほぼ同じ高さなのですね。 勝沼付近からは甲府盆地を一望! 勝沼あたりまでくると、一気に視界が開けてきて、一面ブドウ畑が広がります。眼下には甲府盆地を一望することができます。次第に高度を下げ、周囲に住宅が増えてくると、まもなく甲府に到着です。 甲府を出ると、またどんどんと高度をあげていきます。小海線への乗換駅となる小淵沢まで、ずっと登り坂です。乗車している分には勾配を感じることはありませんが、車窓を見ていると、どんどん高いところへ進んでいくのがわかります。左側には南アルプスと、その奥に富士山が、右側には八ヶ岳を望むことができます。 小淵沢駅は標高900メートル弱。中央本線では最も標高の高い駅です。東京では猛暑日でも、小淵沢駅に下車すると、高原の涼しさを感じることができます。 小淵沢 → 小諸(小海線, HIGH RAIL 1号) 小淵沢 10:42発 → 小諸 12:56着(小海線, HIGH RAIL 1号) 小淵沢で小海線に乗り換えです。普通列車でも十分に楽しめる小海線ですが、全線乗りとおすのであれば、観光列車「HIGH RAIL 1375」がおすすめです。 午前中は小淵沢発小諸行きの1号、午後は逆向きの2号、夜には野辺山で星空観察会のイベントもある「星空号」になります。車窓を楽しみたいのなら、1号か2号ですね。 小淵沢を出ると、大きなカーブを描きながら、一気に勾配を登っていきます。ディーゼルカーのエンジンがずっと唸り続けているのがわかります。 野辺山~清里間にある「JR鉄道最高地点」、踏切のすぐそばにあります 清里を出てしばらくすると、一気に視界が開けます。野辺山高原です。小淵沢を出発してから、ずっと唸り続けていたディーゼルカーのエンジン音が止むと、そこが「JR鉄道最高地点」です。 小海線を代表する車窓! 高原野菜の畑の向こうに八ヶ岳 車窓には、高原野菜の畑の向こうに、八ヶ岳を望むことができます。このあたりが小海線の車窓のハイライト! 存分に車窓を堪能しましょう。 野辺山高原を下ると千曲川に沿って進みます 野辺山から先は、千曲川に沿って進んでいきます。何度も千曲川を渡り、車窓の右に左に、その流れを眺めることができます。 佐久平駅から眺める浅間山(2019年3月) 千曲川が見えなくなり、再び視界が開けたところに出ると、佐久盆地(佐久平)です。盆地に広がる田園風景の向こうに、浅間山を見ることができます。 浅間山の姿が大きくなってくると、まもなく終点の小諸に到着です。 「HIGH RAIL 1375」の車内の様子や、指定席券の予約・購入方法については、以下の記事で詳しくまとめていますので、ぜひご覧ください。 www.kzlifelog.com 「HIGH RAIL 1号」の乗車記は、以下の記事をご覧下さい。 www.kzlifelog.com www.kzlifelog.com 小諸 → 軽井沢(しなの鉄道) 小諸 13:38発 → 軽井沢 14:03着(しなの鉄道 480円) 小諸では、1本列車を見送って、駅のすぐ近くにある「小諸城址 懐古園」を散策しましょう。小諸城は、周囲の城下町より低い位置に築城された珍しい「穴城」で有名です。懐古園には、400年前に建てられた「大手門」や石垣などが残っています。 www.komoro-tour.jp さて、小諸からはしなの鉄道線に乗車して、軽井沢へ向かいます。もともと信越本線だった路線ですが、北陸新幹線(当時は長野新幹線)開業時に第三セクターの「しなの鉄道」に引き継がれました。青春18きっぷでは乗車できませんので、券売機で480円のきっぷを購入します。 しなの鉄道の列車は、115系という古い電車です。カラーリングが違いますが、以前は東海道線などにも走っていた型式の電車ですね。 しなの鉄道では、軽井沢~小諸と、小諸~長野(篠ノ井~長野はJR線に乗り入れ)で分離されている列車が多く、小諸から乗車する場合には、始発の列車に乗車することができます。 しなの鉄道の軽井沢~小諸間からは浅間山がバッチリ見えます! 小諸を出ると、進行方向左側の車窓には、浅間山がよく見えます。軽井沢までは25分ほどで到着しますが、小諸からはずっと山を登っていきます。小諸駅の標高は約663メートル、軽井沢駅の標高は約940メートルですので、300メートル弱も登っていくことになります。 週末になると、終点の一つ手前の中軽井沢駅からは観光客も乗車してきて、車内は混雑します。 軽井沢 → 横川(JRバス関東) 軽井沢 14:15発 → 横川 14:49着(JRバス関東 510円) 軽井沢からはバスで移動です。北陸新幹線(長野新幹線)開通前までは、軽井沢~横川は鉄道でつながっていました。碓氷峠という峠を越えるのですが、ものすごい急勾配で、特急列車や普通列車に、この区間専用の電気機関車を連結して峠越えをしていました。一度だけ乗車したことがありますが、体感的にも勾配がわかるほどでした。 軽井沢駅前のバスターミナルから出るJRバス関東の軽井沢~横川線 1997年に北陸新幹線(長野新幹線)が開通すると同時に、この区間の在来線は廃止され、JRバス関東が運行するバス路線に転換されました。「JRバス関東」ですが、バス路線ですので、青春18きっぷでは乗車できません。乗車時に510円の運賃を支払います。 軽井沢駅北口のバスターミナルの5番乗り場に行くと、すぐにバスがやってきました。乗り込むとすぐに発車です。青春18きっぷの時期には、かなり混雑しますので、早めにバス停に行って並んでおいたほうがよさそうです。観光バスタイプの車両ですので、定員を超えると乗車できない可能性があります。 バスは、軽井沢駅の北口を通る中山道(国道18号)を西に進み、新軽井沢の交差点を左折、県道43号線を南下します。沿線には、ショッピングモールやゴルフ場、リゾートホテルなどが立ち並び、これぞ軽井沢という雰囲気です。 南軽井沢の交差点を左折、碓氷バイパス(国道18号)を東へ進みます。ここから、峠を一気に下っていきます。急カーブが続くつづら折りの道を下っていくと、車窓には、上毛三山の一つ「妙義山」が見えてきます。乗車時間は短いですが、かなり急カーブが連続して左右に揺さぶられますので、乗り物酔いをする方は要注意です。 35分ほどの乗車で、横川駅前に到着しました。軽井沢の標高940メートルから、横川の標高387メートルまで一気に下ってきたことになります。軽井沢では多少の涼しさを感じましたが、横川は猛暑でした…。 横川 → 高崎(信越本線) 横川 16:30発 → 高崎 17:02着(信越本線) 横川では、駅のすぐ近くにある「碓氷峠鉄道文化むら」を訪問しましょう。ここは、先ほど述べた軽井沢~横川間の碓氷峠越えの区間が廃止されたあとに、横川駅にあった車両基地(横川運転区)の跡地に建てられたテーマパークです。 碓氷峠の歴史を伝える展示や、碓氷峠になじみの深い車両がたくさん展示されています。鉄道ファンであればもちろんのこと、そうでなくても楽しめます。このルートで旅をするのであれば、是非寄り道しておきたいスポットですね。 「碓氷峠鉄道文化むら」の訪問記は、以下の記事をご覧ください。 www.kzlifelog.com さて、横川からは、16時30分発の高崎行きに乗車します。信越本線は、もともと高崎~新潟を長野経由で結んでいた路線ですが、現在では、 高崎~横川(信越本線) 横川~軽井沢(鉄道廃止、JRバス関東が路線バスを運行) 軽井沢~篠ノ井(しなの鉄道に移管) 篠ノ井~長野(信越本線) 長野~妙高高原(しなの鉄道に移管) 妙高高原~直江津(えちごトキめき鉄道に移管) 直江津~新潟(信越本線) というように、ばらばらになってしまいました。JR信越本線として残っている区間は3つに分断されてしまっています。横川~高崎は、そんな信越本線のもっとも南側(東京寄り)の部分にあたります。 横川駅にやってきたのは211系のロングシートの電車。4両編成で、車内はがらがら。横川出発時には1両に数名しか乗っていません。 ギザギザの稜線が特徴的な妙義山 横川を出ると、関東平野の縁に沿って群馬県内を東へ進みます。横川駅のすぐ近くでは、妙義山を見ることができます。 次第に平野部に入り、視界が開けてきます。次第に建物が増えてくると、高崎に到着です。 高崎 → 新宿(高崎線) 高崎 17:13発 → 19:06着 新宿(高崎線 通勤快速) 高崎からは、高崎線に乗り換えて東京へ戻ります。 高崎線普通列車のグリーン車は、青春18きっぷ+グリーン券で乗車できます! 高崎から1時間半以上の乗車となるので、グリーン車に乗っても良いでしょう。土休日であれば780円(51km以上)で乗車できます。 高崎線など、JR東日本の首都圏の普通列車に連結されているグリーン車については、以下の記事をご覧ください。 www.kzlifelog.com さて、あとはグリーン車でのんびりと帰宅するだけです。 横川駅や高崎駅では、有名な「おぎのや」の駅弁「峠の釜めし」が売られています。帰りのグリーン車の中でいただくのがおすすめです。 「小海線周遊ルート」各自でアレンジして楽しもう! 青春18きっぷの旅とはいえ、ずっと列車に乗りっぱなしだと疲れてしまうので、途中で「ちょい観光」を挟むとよいでしょう。この記事では、小諸の「小諸城址 懐古園」と、横川の「碓氷峠鉄道文化むら」を観光しましたが、各自でアレンジして楽しむこともできます。 軽井沢でショッピングや観光をして、帰りは北陸新幹線に乗ってしまうのもアリです。(青春18きっぷでは乗れませんので、別途、乗車券+特急券が必要です) また、このルートの場合、東京~小淵沢の4時間の中央本線が難所になります。小海線、信越本線、高崎線だけでも青春18きっぷ1日分の元は十分に取れますので、少し出費は増えますが、小淵沢までは特急あずさを利用するとだいぶ楽になります。 以上、青春18きっぷでも日帰りで旅ができる「小海線周遊ルート」をご紹介しました。青春18きっぷで旅をする人には有名なルートなのですが、小海線の観光列車「HIGH RAIL 1375」が登場したことで、さらに魅力が増しました。青春18きっぷが1日分余ったら、是非このルートで日帰りの青春18きっぷ旅を楽しんでみてください。 関連記事 小海線の車窓や、沿線の観光スポットを紹介した記事です。小海線乗車前の予習にどうぞ。 www.kzlifelog.com 「HIGH RAIL 1375」の3本の列車に全て乗車した筆者が、それぞれの列車の特徴を比較して、おすすめポイントをまとめた記事です。「HIGH RAIL 1375」に乗ってみようという方は、ぜひご覧ください。 www.kzlifelog.com 青春18きっぷでおすすめの日帰り旅を紹介しています。他のルートも魅力的なものが揃っていますので、ぜひ見てみてください。 www.kzlifelog.com close

超おすすめ! 青春18きっぷで小海線に乗ろう!(東京発 小海線周遊ルート) ~青春18きっぷ おすすめ日帰り旅1~
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タグ ノウハウ ノウハウ-おすすめ路線 鉄道 青春18きっぷ
投稿日時 2019-08-12 00:40:09

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