もう一系列、名鉄の通勤電車を。１９９３年に登場した３５００系だ。　最高速度が時速１００キロ程度と、少し物足りない設計だった６０００系シリーズに対して、性能ＵＰを図ってデビューしたのが３５００系。急行列車の最高速度１２０キロ運転を実現したが、車内はオール・ロングシートになった。　…… more ガラス面積の大きな前面デザインから「金魚鉢」というニックネームが付いたが、名鉄電車の特徴である卵形の車体断面も維持されて、好きな電車の一つだ、ちなみに増備車の３７００系は側板のアールがなくなり、一直線になっている。　こちらも模型は日車夢工房（製造：カツミ）製品。同社の名鉄シリーズは、実車の製造メーカーによるプロデュースだけあって、特徴を捉えた良い出来だと思う。スカーレットの塗装も美しく仕上がっている。（続く） close

「こてはし鉄道運転会」２０１９秋　その４