東武鉄道500系特急リバティ・モグラ駅湯西川温泉駅（第611回）2018年3月　オバ鉄ファミリーは鉄系息子旅費全額負担で、鬼怒川温泉1泊旅行に出掛けました。その時宿泊した鬼怒川温泉ホテルをダンナ様がとても気に入り、また泊まりたいと申すので、オバ鉄夫婦と娘の3人で再訪することとあい…… more なりました。2018年9月15日　ダンナ様と娘は車で鬼怒川温泉へ向かい、オバ鉄は1人別行動。やって来たのは、東武鉄道東武スカイツリーラインの起点、東武浅草駅。鬼怒川温泉に行くのならどうしても東武500系特急リバティに乗ってみたかったのです。３・４番線特急専用ホームに着くと、4番線に250系特急りょうもうが停車していました。東武浅草駅は駅を出てすぐ隅田川橋梁を渡るため、半径100ｍの急カーブが存在し、とうきょうスカイツリー方のホーム先端は急カーブかつホーム幅が極度に狭くなっています。そのため、とうきょうスカイツリー方の約4両分の乗降ドアに転落防止のための渡り板が掛けられます。特急りょうもうが出発した後、いよいよ東武500系特急リバティが入線してきます。オバ鉄ははやる胸のうちを抑えて乗降口案内で待ちます。東武鉄道500系新型特急リバティは、2017年4月にデビュー。デザイン監修はあの奥山清行氏。リバティは多線区での運行形態を可能にするため、分割・併合を行えるよう前面を貫通型としているのが特徴。貫通型の先頭車のフロントマスクといえば、寝台特急サンライズや特急サンダーバードの能面みたいなマスクを思い起こしますが、さすがフェラーリをデザインした奥山氏のフロントマスクは一味違います。近未来的かつ斬新で精悍なマスクですね。カラーリングはシャンパンベージュをベースにフォレストグリーンとフューチャーブルーを配し、派手さはなくすっきりとした好感が持てる配色となっています。ＪＲ東日本のＥ353系も奥山氏のデザインで、Ｅ353系のロゴマークは無駄なくシンプルなデザインでしたが、リバティは車両の色と調和する様々な色の三角形を複数組み合わせたカラフルなロゴマークです。2018年の鉄道友の会ローレル賞はＪＲ東日本のＥ353系、東武鉄道500系、鹿児島市交通局7500形ユートラムⅢですが、奥山氏のデザインの車両が２つも入賞していて凄いですね。オバ鉄が乗車したのは、特急リバティ会津　会津田島行き。リバティは、会津鉄道会津線の会津田島駅まで運行するんですね。まさしく多線区運用です。デッキに入ると妻壁に製造銘板が掲出されていて、「川崎重工2017」と記されていました。客室内は白を基調とし、随所に木目調を配した明るく落ち着いた雰囲気。天井は隅田川や鬼怒川の流れをイメージした波型のデザインになっているのが面白いですね。座席の色は江戸の伝統色の江戸紫。デザインは江戸小紋をイメージした和柄となっていて、外観の未来的なメタリックボディとは対照的に、内装は和をイメージしたコンセプトになっています。そして今時の新型特急といえば、各座席にコンセントを設置。車内には無料Ｗｉ－Ｆｉ環境を整備し、観光だけでなく通勤にも対応しています。トイレも車いす対応及びオストメイト付多機能トイレを2号車に設置し、バリアフリー化を行っています。ただ、スペーシアではビュッフェが営業していましたが、なくなってしまったのが残念でした。動画もあります↓約2時間で鬼怒川温泉駅に到着。駅前広場にある足湯鬼怒太の湯でダンナ様と合流しました。本日はあいにくの本降りの雨で、予定していた龍王峡の散策は中止！！急遽、車で30分ほどの位置にある道の駅湯西川へ行くことにしました。この道の駅の名物といえば、「鹿肉コロッケ」！！早速、ダンナ様チャレンジです。鹿肉の臭みはなかったようですが、ちょっとパサパサした感じだと申していました。道の駅に隣接しているのが、野岩鉄道会津鬼怒川線の湯西川温泉駅。土合駅・湯檜曽駅・美佐島駅・筒石駅とともに山岳トンネル内にホームがあるモグラ駅として有名です。湯西川温泉駅ホーム地上にある駅舎から地下のホームまでは階段の他、エレベーターも利用できるのが嬉しいですね。ホームに着くと、ちょうどタイミング良く五十里湖に架かる湯西川橋梁を渡って、浅草行きの特急リバティが入線してきました。湯西川温泉駅に停車中の特急リバティ雨で計画変更を余儀なくされた今回の旅行でしたが、鉄道ファンのオバ鉄には鉄分濃い目の嬉しいプチ旅行となりました(*´ω｀*)オバ鉄のインタビュー＆列車の写真が掲載されました！↓楽天 close

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